タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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2017-07-21 (Fri) 23:52

2017/7山陽旅行【1】 伊丹空港から新山口まで乗り継ぎ移動



予告していたとおり2017年7月15日~17日の3連休を利用し、広島県・山口県を旅して参りました。
北海道から山陽地方に飛行機で行こうとすると、直行便が少ない上に夕方以降の到着になってしまい何とも不便。
私の高校時代は修学旅行初日が広島でしたが、羽田空港での乗り換えを挟んだものでした。
それでも昼過ぎの到着でしたから、厳島神社を駆け足で見物する羽目になってしまい勿体無かったですね。
一方、広島からですと午前中に札幌まで移動できる訳で、広島県在住の人達は北海道旅行にたっぷり時間を費やせるという・・・。
ちょっとコレは不平等だなあ。
新千歳発の広島行きも増便してもらいたいですね。

さて今回の旅行では、国内線乗り継ぎはお金がかかり過ぎるのでパス。
まずは空路で大阪まで移動した後、陸路で山口県に向かう事にしました。
新千歳空港に到着したのは朝7時頃。
この時間帯はターミナルビル内の飲食店が軒並み閉まっており、出発ロビーを除いて人の姿はまばらです。

千歳線 JR西日本 JR北海道 国鉄 山陽新幹線 北大阪急行 東海道新幹線 JR東海
大阪市交通局 御堂筋線 山陽本線 宇部線 小野田線


現地に着いたら撮影やら乗車やらで昼飯を食べる時間が取れないだろうと思い、売店でバルナバフーズの「雲丹いくらわっぱめし」を購入。
この空弁、なかなか美味いですね・・・値段も税込980円と良心的だし。
釧路の和商市場に入居している某店なんか、海鮮丼を謳っておきながら実際に盛っているのはドンブリではなく茶碗。
しかも、この弁当と同程度の量で1.5~2倍の価格設定というね・・・。





搭乗する飛行機は8:35発のANA772便。
これに乗って大阪国際空港(伊丹空港)へと移動します。
個人的に飛行機を利用するのは、上毛電鉄でデハ101貸切による「OB会15周年記念号」を敢行した2016年10月以来です。





伊丹空港には定刻より2分早い10:28に到着。
大阪には幾度も足を運びましたが、伊丹空港に上陸するのは今回が初めて。
今までは神戸空港や関西空港を利用してきましたからね。





飛行機を降りたら大阪モノレールに乗り換えるべく徒歩移動。
外に出ると・・・あれ、そんなに暑くないな。
ここ暫く札幌では例年と一味違う高温多湿な日々が続いたものですから(もはや北海道の夏じゃない)、真夏の大阪にさしたるギャップを感じなかった訳ですね。
道中には伊丹空港開業75周年を記念し、2014年に誕生したマスコットキャラ「そらやん」がいました。





伊丹空港では2020年8月のリニューアルオープンを目指し、ターミナルビルの改修工事を実施している最中。
ターミナルビルとモノレールの駅を繋ぐペデストリアンデッキの建設も進められています。





ビル内の混雑もあって、到着ロビーから徒歩10分ほどで大阪モノレールの大阪空港駅に到着しました。


大阪高速鉄道


10:42始発の門真行きに乗り込みます。
充当車両は1000系1122Fでした。
車内の座席は飛行機からの乗り換え客で埋まり、立ちんぼの乗客も見られました。
しかも至近距離に住宅地があるため、大阪空港駅に停車している時点で部活通いの高校生や、見るからに出張中ではないと分かる軽装の会社員が乗り込んでいます。
他の空港駅とは大分趣きが異なりますね・・・生活観が滲み出ています。
福岡市営地下鉄の福岡空港駅も地図を見る限りでは住宅地に面していますから、おそらく似た雰囲気なんでしょうね。


運転席 札幌市営地下鉄南北線 東豊線 東西線 札幌市交通局


大阪モノレールは全線でワンマン運転を実施しており、なおかつ大半の駅が島式ホーム1面2線という事もあって右側運転台を採用しています。
まあ右側運転台は都営地下鉄大江戸線や上信電鉄などでも見られる訳ですが、個人的に面白いのは運転士用の座席。
何と札幌市営地下鉄の3000形・6000形・7000形(何れも全廃)でも採用されていた、運転台に向けて倒して格納するタイプです。
しかも形状も6000形や7000形の物とよく似ています。
台座の下に貼られたステッカーから、この座席を製造したメーカーがニッパツ(日本発条)である事が分かりますが、札幌市営地下鉄の物も同社の製品だったのかも知れませんね。
ツーマン運転だった頃は倒した状態の座席に腰を預ける車掌も見られたものです・・・懐かしいなあ。
なお、現在運行されている5000形・8000形・9000形は、一般的な跳ね上げ式の運転席を採用しています。





乗車中、モノレールの軌条と並行する中国自動車道と大阪府道2号線(中央環状線)を見ると、西に向かうクルマで大渋滞が起きていました。
これは見ているだけで嫌気が差す混雑だなあ・・・流石は3連休といったところ。





10:54、千里中央駅で下車。
ここで大阪空港からの乗客が一気に下車し、入れ替わりに大勢の客が乗り込んでいきます。
ホームでは駅員に代わって女性警備員が旅客整理をしていました。





大規模なショッピングモール「せんちゅうパル」を横目に、北大阪急行に乗り換えるべく移動します。





地下に潜って北急のホームへ。







1番線には2017年7月9日に可動式ホーム柵(京三製作所製)が設置されたばかり。
まだ工事中のためドアは開放されたままです。
北急では千里中央駅・桃山台駅・緑地公園駅の3駅に可動式ホーム柵を導入する予定です。
このうち千里中央駅は2017年9月の使用開始を目指しており、関西の民鉄としては初めてホームドアの導入に踏み切る事となります。





調整中の可動式ホーム柵には注意書きが貼られ、北急のマスコットキャラ「北鳩家族(きたきゅうふぁみりー)」の姿も。





どういう訳かホーム末端は柵が省略されています。





一方、2番線には可動式ホーム柵がお目見えしていませんが・・・





既に設置準備工事が施されています。
床面には可動式ホーム柵の柱を固定するネジ穴と、床下から電線を通す穴を貫通し、その上に灰色の蓋をしています。





そんな工事中のホームには7月17日まで七夕笹が展示されていました。





2番線には北急の最新鋭・9000形「ポールスターⅡ」の9003Fが停車中でした。
2014年にデビューした9000形は銀色のステンレス車体に茶帯を引いており、フォルムこそ違えど大阪万博の開催に合わせて導入された2000形に先祖帰りしたかのような印象を受けたものです。
しかしそれも2編成に留まり、2016年製の9003Fからは塗装デザインを大胆に変更。
焦げ茶色とアイボリーを基調に細い赤帯を引いた姿は、沿線に高級住宅街を抱える北急に相応しいお洒落な雰囲気だと思います。





9003Fを撮影していると、金線2本入り黒帯制帽を被った乗務区の区長が現れました。
この日は車掌の添乗指導に当たっていたようです。





発車時刻になると区長は車掌と共に乗務員室の中へ。
車掌は気合いを入れて指差喚呼を行います。
「反応灯よし!
「乗降よし!」
「側面よし、出発よし!」





11:17、9003Fはなかもず駅に向けて走り去っていきました。


大阪市交通局




その4分後、1番線に大阪市営地下鉄10系の1122Fが入線。
こちらは11:25発のなかもず行きになります。
あんまり長居すると新山口に停車するのぞみ21号に乗り遅れるので、この辺で切り上げて新大阪駅まで移動する事に。


車掌 運転士


江坂駅より先は大阪市営地下鉄御堂筋線に直通。
官帽を被った北急の乗務員から、ドゴール帽を被った大阪市交通局の乗務員にバトンタッチします。
新大阪駅には11:38に到着。





すぐさま新幹線乗り場へ移動。
自動券売機で新山口駅までの片道切符(自由席)を購入し、だだっ広い改札口を通過します。





のぞみ21号が入線する22番線へ。
向かいの21番線・20番線ではN700系2本が仲良く並んでいました。





21番線のN700系は11:52発のさくら585号(鹿児島中央行き)。
ホーム後方ではJR西日本の車掌とJR東海の輸送主任のツーショットが撮れました。
JR西日本は2017年4月に制服をリニューアルし、一般制帽の帯がコーポレートカラーの青になりました。
JR各社では1987年度の1年間だけ国鉄の制服を使い回し、1988年4月より各社オリジナルの制服を導入するようになりました。
JR西日本では此度のリニューアルにより4代目の制服となった訳ですが、他社に比べると変更のサイクルが早いのなんの。
JR九州は2017年4月になって漸く2代目制服に切り替えましたし、世界有数の鉄道会社であるJR東日本ですら未だ3代目の制服はお目見えしていません。

JR東海についても2017年6月を以って新制服に変更しています。
JR東海は温暖化によりあらゆる業界でクールビズが定着したこのご時勢に、何と6月1日に衣替えを実施するという旧態依然とした規則を設けていました。
しかも「冬服期間は上着を脱いではいけない」という厳格なルールを敷いており、これが元で2015年5月には乗務中の運転士が熱中症にかかる事態になり、労働組合が制服の見直しを会社側に要求し続けていました。
昨年度は暫定的に夏服期間の開始を6月から5月に繰り上げ、遂に制服デザインの変更にまで踏み切る事に。
これと引き換えに1992年より25年に渡って使われてきた、ヨウジヤマモト氏デザインの制服もとうとう見納めになってしまいました・・・。





さくら585号が去った直後、ホーム上の安全を再確認する輸送主任。
新制服の盛夏シャツは、ネクタイの着用を前提としない開襟タイプを採用しています。
国鉄職員も開襟シャツをごく当たり前に着ていましたが、まさか平成の年号も近く変わろうという時期に開襟の良さが見直されるとは。





続いて21番線には、12:02発のひかり469号(東京11:03始発・岡山行き)が3分遅れの12:03に入線。
JR東海の車掌(新幹線・在来線優等列車担当)が着用していた白い盛夏服は廃止され、盛夏シャツの上にベストを羽織るようになりました。
国鉄カレチ(客扱専務車掌)からの伝統であった白服が見られなくなったのは何とも残念・・・。
JR北海道みたいに上着の省略を認めれば、白服でもクールビズに対応できるんですけどね。
まあ肝心なのは汚れが目立ち易いという事でしょう。





後続ののぞみ21号(東京9:30始発・博多行き)についても3分遅れでの運転に。
遅延しているからといってゆっくりしてはいられません。
何しろ自由席車は16両編成のうち、博多方の1~3号車だけ。
ホーム後方から急ぎ足で移動する羽目になりました。
自由席車の乗車位置には間に合ったものの、その間にのぞみ21号が入線したので前面を撮影する暇は無く。

車内に入ると結構な混雑!
ほとんど座席が空いておらず長時間の立ちんぼを覚悟しましたが、幸いにも3人掛けの真ん中が空いていたのでお邪魔しました。
新神戸駅、岡山駅と停車しても一向に乗客は減らず、広島駅で漸く快適に過ごせるようになりました。
ゆとりが出来るまでにかかった時間は1時間20分ほど。





その後は遅れを取り戻し、新山口駅には定刻通り13:57に到着しました。





14:04、対岸にはこだま744号(博多13:04始発・新大阪行き)の700系「ひかりレールスター」が入線。
「ひかりレールスター」と言いつつ、現在ではむしろ「こだま」への充当がほとんどです。


この後は新幹線乗り場を後にし、在来線ホームに向かいます。
続きは次回で。


※写真は全て2017年7月15日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住)


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最終更新日 : 2019-07-02

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