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Top Page › 関東 › 2016/10/29 「高崎鉄道ふれあいデー」に行ってきた【後編】
2016-11-02 (Wed) 20:30

2016/10/29 「高崎鉄道ふれあいデー」に行ってきた【後編】



湘南色の115系T1146編成を眺めた後は、横1列に並んで展示された4両の機関車を見に行きました。
左からEF66形27号機、D51形498号機、EF60形19号機、EF65形501号機です。
EF66-27はJR貨物吹田機関区の所属で、他3両は全てJR東日本高崎車両センターの所属となっています。
近くで非鉄の親子が「デゴイチ、すごい人気だね」等と話しているのを聞きましたが、むしろ今回は国鉄型電気機関車が目当てのファンが多かったのではないかと思います。
かくいう私も北海道では見られない青い直流電気機関車を求めて、同業者が大勢集まる撮影現場へ足を踏み入れたのでした。

JR東日本 国鉄 JR貨物 山陽本線 上越線 信越本線 JR北海道 西武鉄道
JR東日本 国鉄 JR貨物 山陽本線 上越線 信越本線 JR北海道 西武鉄道


EF66形27号機(1973年製)とD51形498号機(1940年製)。
2016年現在、EF66-27は稼動しているEF66形の中で唯一、国鉄時代の特急色を保っている釜となっており、ブルートレイン全盛期を彷彿とさせます。
ただし更新工事を受けるうちに、屋根上が灰色に塗装されるなど細かな変化が生じているため、“準国鉄色”と称される事もあります。
しかし、何でまた大阪の吹田からEF66-27を持ってきたんでしょうね?
過去の「高崎鉄道ふれあいデー」では展示されていなかったようなのですが・・・。
「ムーミン」の愛称で親しまれ、長らく高崎のヌシであったEF55形1号機が2015年1月に鉄道博物館入りしましたし、他にインパクトのある電機を求めたという事でしょうか?
何はともあれ、勇壮な顔立ちのEF66形を生で見られたのは僥倖でした。

D51-498は上越線高崎~水上間の「SLみなかみ」や、信越本線高崎~横川間の「SL碓氷」および「SL群馬県民の日」といった臨時列車に充当されていますね。
2016年7月には高崎運輸区のSL車掌制服もリニューアルされ、今後の更なる活躍が期待できるでしょう。
間違ってもJR北海道の「SL函館大沼号」、「SLニセコ号」みたいにならない事を祈りたいですね。

JR東日本 国鉄 JR貨物 山陽本線 高崎線 東北本線 奥羽本線 西武鉄道
JR東日本 国鉄 JR貨物 山陽本線 高崎線 東北本線 奥羽本線 西武鉄道


EF60形19号機(1962年製)とEF65形501号機(1965年製)。
EF60形に関しては、全国的に見ても高崎のEF60-19しか現役で残る釜がありません。
これほど貴重な釜が展示されている訳ですから、撮影目的の鉄道ファンが多く集まるというものです。
ただし、セノハチ(山陽本線八本松~瀬野間)の補機として、今もJR貨物広島車両所に所属するEF67形基本番台3両はEF60形を種車としています。
EF65-501もEF65形500番台のトップナンバーにして、現役最後の釜となっています。





20分ほどで機関車4両の撮影を切り上げ、場所を移動する事に。
名残惜しいですが他も見物して回りたいので・・・。





本線寄りの留置線では、JR貨物高崎機関区に所属しているEH200形1号機(2003年製)が展示されていました。





EH200形は中央本線・篠ノ井線などの勾配区間で実施されてきたEF64形の重連運転を解消するため、2車体連結構造を採用しています。
車内の行き来が出来るよう連結部分には幌も装備。





EH200形の愛称は「ECO-POWER ブルーサンダー」。
側面には雷をデザインしたロゴマークが貼られています。

東北本線 奥羽本線
東北本線 奥羽本線


そんなブルーサンダーと連結している赤い車体は・・・





・・・JR貨物仙台総合鉄道部に所属しているEH500形7号機でした。
北海道新幹線が開業する前は、青函トンネルを越えて函館の五稜郭まで乗り入れていましたね。
こちらもEH200形と同様、2車体連結構造を取り入れています。





今や北海道では見られなくなった金太郎のロゴ。
金太郎ゆかりの地である金時山は箱根にあるため、実際のEH500形の走行区間と坂田金時には一切縁がありません。





南側では東鉄工業のマルタイ(オーストリア製)も展示されていました。





会場からは高崎線を挟んで対岸にある、上信電鉄本社前の留置線を眺める事も出来ました。
写真左には2013年デビューの自社発注車・7000形が見えます。
ローカル私鉄がVVVFインバータ制御の新車を導入する事は稀で、当時は方々で話題になっていたものです。





ズラリと並ぶ昭和生まれの上信電鉄オリジナル車両。
奥の車両は分かりませんが、左2本は200形、右の非貫通顔は1000系です。
自社発注車は7000形を除いて何れも右運転台となっており、1000系に至っては上信電鉄初のワンハンドルマスコンです。





こちらは1996年に引退した上信電鉄100形の103編成。
廃車後は物置代わりに使われていますが、手入れがされておらず車体が朽ちています。





元は西武鉄道451系である上信100形。
1980~1981年に2連3本が譲渡されており、103Fはクモハ103+クハ103の2両固定編成でした。
西武時代の旧車番はクモハ463+クモハ466で、譲渡に伴いクモハ466が電装解除されています。





クモ103にはデキ1形が寄り添っていました。





せっかくなので東鉄工業のマルタイと一緒に撮影。





第1会場は大方見終わったので、一旦公道に出て第2会場へ移動。






第2会場に入ってすぐの場所には、試験用と思しき踏切警報機と遮断機が置かれていました。
しばしば警報機が鳴って短い遮断かんが昇降していました。







ここでは、JR東日本高崎電力技術センターによる軌陸車の乗車体験が催されていました。





本当なら新幹線保守基地も見学したかったのですが、整理券の配布が終了してしまったため断念。
会場を後にしてから「上信電鉄に乗ろう」と思い立ち、高崎駅へと引き返しました。


※写真は全て2016年10月29日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住)

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最終更新日 : 2019-07-02

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