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2016-07-05 (Tue) 23:48

2016/5東海旅行【3】 名鉄名古屋の新聞集積と美濃町線代替バス



中京競馬場のパノラマステーションを見学した後は、名鉄名古屋本線の中京競馬場前駅へと引き返しました。
競馬場では馬券が販売されていた訳で、周辺を警備員が巡回しているのですが、人でごった返す事はなくひなびた雰囲気でした。
次なる目的地は岐阜県内にある旧・名鉄美濃駅。
ここから電車で名鉄岐阜駅まで移動し、駅前のバスターミナルから岐阜バスの岐阜美濃線に乗って現地へ向かいます。





ついでに中京競馬場駅構内にて、行きで撮り損ねた臨時きっぷうりばを撮影。
一応使える状態ではありましたが、誰一人として利用する事は無く・・・。
中京競馬場でレースが開催されれば、かなりの混雑になるのでしょうけど。

名鉄 名古屋鉄道 名古屋市交通局 名古屋市営地下鉄 JR東海 近鉄名古屋線 近畿日本鉄道
名鉄 名古屋鉄道 名古屋市交通局 名古屋市営地下鉄 JR東海 近鉄名古屋線 近畿日本鉄道


まずは12:11発の準急・佐屋行きに乗って、途中の名鉄名古屋駅まで移動。
充当車両は4両固定編成の3500系3503Fでした。
最後尾のク3503に乗り込み、車掌の確認動作を観察していました。
電鈴2打の発車合図を受け、電車が起動します。
車掌は当初、一般の方が乗務しており、神宮前駅で銀線1本入り制帽の助役補佐へと交代。
お2人の動作を見ていて気が付いたのですが、名鉄の車掌は発車後の列車監視において、非常ブレーキではなく電鈴に手を預けて緊急停車に備えているんですね。
後日に乗車した豊橋鉄道でも、発車後は名鉄と同様に電鈴をいつでも押せる状態にしていました。

名鉄 名古屋鉄道 名古屋市交通局 名古屋市営地下鉄 JR東海 近鉄名古屋線 近畿日本鉄道
名鉄 名古屋鉄道 名古屋市交通局 名古屋市営地下鉄 JR東海 近鉄名古屋線 近畿日本鉄道


12:35、名鉄名古屋駅で下車。
当駅は名古屋の都心にあり、JR東海や近鉄名古屋線、名古屋市営地下鉄、あおなみ線とも接続するターミナル駅でありながら、1面の島式ホームを2面の相対式ホームで挟む3面2線。
利用客が極めて多い割にコンパクトなホーム構造で、俗に言う“通過型ターミナル”です。
矢継ぎ早に電車が入線するため長時間の停車が厳しく、大抵の電車は島式ホームを降車専用、相対式ホームを乗車専用とする事で超大人数の乗降客を上手く捌いています。
立ち番の駅員も常に配置されており、車掌や運転士と連携を取り合いスムーズな発車に努めています。

ここまで準急として運転されてきた佐屋行きは普通列車に種別変更。
慌しい乗降を終えて地下駅を出ていきました。





最近の鉄道にしては珍しく、名鉄では旅客列車が新聞輸送を担っています。
名鉄名古屋駅の島式ホームでは新聞の集積作業が行われ、ここから愛知県内各地へ新聞が運ばれていきます。





作業員の方々はコンベアで運ばれてくる新聞を、次々と台車に積み込んでいきます。
そして、新聞輸送を担当する旅客列車が入線したら、駅員の補助を受けつつ台車を車内へ。
配送先までも作業員が台車に付きっ切りとなり、目的地に着いたら現地の担当者へ受け渡しを行うのです。





集積場の様子を眺めた後、相対式ホームの1番線へ移動。
12:38発の特急・岐阜行きに乗り込みました。
充当車両は“パノラマSuper”こと1000系・1200系B編成の1115F(6両固定編成)でした。
先頭の制御電動車・モ1515に乗り、特急型車両にしては豪快な界磁チョッパ制御の唸りを堪能。





13:10、終点の名鉄岐阜駅に到着。


名鉄 名古屋鉄道 路面電車 路面電車


すぐさまフロントガラスの清掃作業が始まりました。
ヘルメットと防災ベストを装着した作業員さんが、ブラシでの水拭きに精を出します。
こういう作業風景にはついつい見とれてしまいますね。





名鉄岐阜駅から岐阜バスターミナルへ徒歩移動。
その道中、東海学院大学の送迎バスを見かけました。
富士重工7Eで前ドアが折戸、中ドアが4枚折戸ワイドドアという路線バス然とした仕様。
そして側面窓は黒サッシのメトロ窓・・・。
何となく遠州鉄道(遠鉄バス)の自社発注車に似ているような気がするのですが、はたして同社からの中古車なのでしょうか?





あっという間に岐阜バスターミナルに到着しました。






このバスターミナルは名鉄グループのバス会社、岐阜乗合自動車(岐阜バス)が所有する施設です。
岐阜バスHP等では「名鉄岐阜(バスターミナル)」の呼称が使われています。
高山や郡上、新宿などに行く高速バスや、2005年に全廃となった名鉄600V線(岐阜市内線・揖斐線・美濃町線)の代替路線バス等が発着しております。





高速バス車両の岐阜200か・630(三菱ふそうエアロバス/2005年式)。
赤を貴重に橙色・白の曲線を配した塗装で、同じグループの名鉄バスとは一線を画します。





一般路線車の岐阜200か1776(三菱ふそうエアロスター/2016年式)。
導入したての新型エアロスターを見る事ができました。
名鉄バスの路線車に準じた塗装で、細い金色の帯が付け加えられています。





イオンモール各務原の広告ラッピング車、岐阜200か・609(三菱ふそうエアロスター/2005年式)。
名鉄岐阜~イオンモール各務原間で運行されている、快速イオンモール各務原線の専用車両なのだそうです。





岐阜200か・975(三菱ふそうエアロミディ/2007年式)。
岐阜バスはワンステップ車が多いですね。





岐阜200か・527(三菱ふそうエアロミディ/2004年式)。
こちらはノンステップ車で、青を加えた専用塗装となっています。






これから旧・名鉄美濃駅まで乗車するバスは、B87系統・岐阜美濃線の中濃庁舎行き(13:55発)。
先述した名鉄美濃町線の代替路線バスで、Dのりばからの発車となります。





このベンチは岐阜県の間伐採木粉と廃プラスチックで作られているそうです。





発車の3分前、乗り場にやって来たのは岐阜200か・136(三菱ふそうエアロスター/2001年式)。
岐阜保健短期大学の広告ラッピング車で、代替路線バス用に導入された車両という訳ではありません。





ここからは旧・名鉄美濃駅まで1時間ほどの長丁場となりますが、車内はワンステップ車ながらワンロマ仕様なので快適に過ごせました。
バスは美濃町線の廃線跡に沿うかたちで、岐阜市街から田舎道を走行していきます。
廃止から11年が経過しましたが、車窓を眺めていると線路の跡がくっきりと残っている場所が多く、往事の雰囲気を感じ取る事ができました。
少年時代の私は田舎の専用軌道を路面電車が走る光景に憧れたもので、やはり廃止される前に足を運べなかった事が悔やまれてなりません。

バスの車内自動放送では、岐阜美濃線が国および自治体から補助金を受けて運行している路線である事が案内されていました。
最近では国土交通省が道内路線バス会社への補助金を減額しようと打診したばかりで、鉄道を失った地域は更なる苦境に立たされるかも知れません。
今後は公共交通機関を如何に存続するか、地元が更に知恵を絞っていく必要がありそうです。

15時頃に美濃バス停で下車。
いよいよ目的地の旧・名鉄美濃駅に入っていきます。
続きは次回で。


※写真は全て2016年5月14日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住)

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最終更新日 : 2019-07-02

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