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2016-06-03 (Fri) 23:14

京王電鉄の役職・乗務主任


2013年6月22日、京王線調布駅にて
車掌として乗務する乗務主任

京王電鉄の鉄道営業部運転課には4箇所の乗務員基地があります。
井の頭線の運転士・車掌は富士見ヶ丘乗務区の1箇所、京王線系統の運転士・車掌は高幡不動乗務区、若葉台乗務区、桜上水乗務区の3箇所に所属しております。
同社が公開している資料によると各乗務区では運転士・車掌を公休ごとに7グループに分けており、各グループの管理職として助役が1名ずつ割り当てられています。
7名いる助役の配下には乗務主任という役職者が2名ずつ配置されており、銀線2本入りの制帽を被っています。




2014年3月29日、京王線調布駅にて
駅のホームに常駐し、車掌の基本動作を確認する乗務主任

各乗務区に14名ずつ在籍している乗務主任は、ベテラン・中堅・若手を問わず運転士・車掌の指導を担当。
時には駅のホームに立ち続けて、入線する列車の車掌一人一人が基本動作を徹底しているか確認しております。
他にも試運転列車の乗務や、配下の運転士・車掌と同様に営業列車の乗務を行います。
大抵の鉄道会社では現業機関に主任の役職を設けていますが、他社の主任に比べて京王電鉄の乗務主任は助役の補佐役として大きな存在感を放っています。

京王電鉄 JR北海道 国鉄 札幌市交通局 札幌市営地下鉄 JR西日本 東京都交通局 都営地下鉄
京王電鉄 JR北海道 国鉄 札幌市交通局 札幌市営地下鉄 JR西日本 東京都交通局 都営地下鉄

2013年6月22日、京王線高幡不動駅にて
銀線1本入り制帽の指導車掌

一方、他社の主任に相当する役職として、指導運転士・指導車掌があります。
これらの従事員は銀線1本入りの制帽を被っています。
駅務にも同等の役職者として指導営業掛・指導信号掛が配置されており、一昔前はこれらの役職を駅掌と呼び、ヒラの駅員を駅務掛と呼んでいたらしいです。


京王電鉄の現業機関における職制は下記の通りとなっているようです。

駅(管区):営業掛・信号掛→指導営業掛・指導信号掛→営業主任・信号主任→助役→副駅長→駅長
乗務区:運転士・車掌→指導運転士・指導車掌→乗務主任→助役→副区長→区長

ちなみに乗務区の副区長・助役は金線1本入り制帽、区長は金線2本入り制帽を被っています。
駅の主任は赤帯に銀線2本入り制帽、副駅長・助役は赤帯に金線1本入り制帽、駅長は赤帯に金線2本入り制帽を被っています。
ヒラは駅員・乗務員とも、制帽の帯は装飾無しの黒1色です。

京王電鉄 JR北海道 国鉄 札幌市交通局 札幌市営地下鉄 JR西日本 東京都交通局 都営地下鉄
京王電鉄 JR北海道 国鉄 札幌市交通局 札幌市営地下鉄 JR西日本 東京都交通局 都営地下鉄

2013年9月28日、新線新宿駅にて
乗務主任が都営職員と並ぶシーンは何気に貴重

京王の乗務主任と似たような役職を挙げるとすれば、札幌市交通局の兼務助役、JR西日本の専門職(専門主任車掌・技術主任運転士)あたりでしょうか。

JR北海道の運転所・車掌所にもリーダーという役職がありますが、あちらはデスクワークがメインで国鉄時代の助役補佐みたいな印象を受けます。
営業列車に乗り込むのは月に数回の添乗指導くらいで、リーダー単独で乗務に当たる事は無いですね。


【京王電鉄の公開資料はこちら】


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住)

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最終更新日 : 2019-07-02

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