タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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2016-02-21 (Sun) 18:48

渡島管内(函館本線) 朝ラッシュと車掌の補助乗務



前回記事の続きです。
大沼駅にてキハ40系4連の2841D(函館5:54始発・長万部行き普通列車)から切り離された3両は、折り返し4850D(大沼6:46始発・函館行き普通列車)として運転されます。
この4850Dは平日・土曜のみの運行で、平日は3両編成での運転となります。
キハ40系3連の4850Dには、2841Dにて補助乗務を担当した車掌さんが続けて乗務。
こちらも運転士がドア操作や車内放送を行うため、列車種別は「ワンマン」のままとなっております。





時刻は6:35を過ぎ、通学の高校生達が列車に乗り込んでいきます。
上り4850Dの函館到着は7:23、朝練通いの生徒達が利用するのでしょうね。
函館近郊における通勤・通学ラッシュは始まりを迎えましたが、大沼駅は朝ラッシュを終えないと駅員が業務を開始しない奇妙な駅。
この時間帯は無人駅扱いという事もあって、一番前のドアだけしか開けられていません。
私も次々にやって来る高校生達と共に、4850Dに乗車。
大沼駅には券売機が無いため、乗務員室前で整理券を受け取ります。
車内は3両合わせて30人程度・・・公表されている大沼駅の乗車人員は1日50人ですが、それは駅員がいる8:45~16:00の分しか数えていないのでは、と疑問を覚えてしまいます。
この後も3連の普通列車が運転されますし、朝ラッシュ時だけで60~70人はいきそうな気が・・・。

JR北海道 北海道エリア JR貨物 国鉄 JR東日本 東北新幹線 東北本線
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私は車掌が乗っている最後尾のキハ40-1803まで移動し、座席に着きました。
窓の外を見やると、キハ40-802が1両単行で回送されてきました。
ラッシュ対応の増結要因かと思ったのですが、どうやら下り4831D(大沼7:30始発・森行き普通列車)に充当される車両のようです。

3両編成の4850Dは、定刻通り6:46に大沼駅を発車。
例によって、前ドアしか開閉されない駅でも車掌が列車監視を実施しております。
まず、無人駅の仁山駅に停車するも列車待ちの客が少なすぎて、通常のワンマン運転と同じく一番前のドアしか開きません。

続けて、北海道新幹線開業に伴い新函館北斗駅に生まれ変わる渡島大野駅に停車。
組織としての新函館北斗駅には既に駅長、助役、駅員が配置されていますが、ダイヤ改正前の渡島大野駅は相変わらず無人駅扱い。
ここも利用客が少ないため、一番前のドアのみ開扉。
立派な装いとは打って変わり、人気の無い寂しいホームを車掌が目視確認する光景・・・これは新幹線の開業前に是非とも撮影しておきたいシチュエーションですね。
キハ40系3~4連ワンマン列車での車掌の補助乗務も、ツーマン運転の733系100番台「はこだてライナー」がデビューした後には見られなくなるかも知れません。
近いうちに渡島管内を再訪し、更に記録を積み重ねるつもりです。

JR北海道 北海道エリア JR貨物 国鉄 JR東日本 東北新幹線 東北本線
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渡島大野からは新たに張られた架線の下を走り、7:03に七飯駅に到着。
ここで一旦下車します。
7時から駅員が業務を開始する同駅では、全てのドアが開閉されます。
列車待ちの乗客は多く、学生よりも通勤客の姿が多く見受けられました。
学校の長期休暇中(春休み・夏休み・冬休み)には3連の運転を取り止める十勝管内とは異なり、函館近郊は学校休日でも3連運用が実施されております。
道内ローカル区間にしては、沿線住民の列車に対する依存度が高い事が窺えます。

JR北海道 北海道エリア JR貨物 国鉄 JR東日本 東北新幹線 東北本線
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乗降が済んだところで出発体勢に。
車掌が電鈴を2打し、運転士に閉扉するよう促します。

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ドアが閉まり、発車。
補助乗務時の出発合図は知らせ灯式なので、車掌はブザー合図を敢えて送りません。





4850Dを見送った後は、窓口で精算を済ませて七飯駅の外へ。
休憩を挟みます。





続くお目当ては上り5880D(森6:14始発・函館行き普通列車)。
七飯駅には7:24に入線しました。





こちらもキハ40系3両編成での運転で、大沼~函館間において車掌の補助乗務が実施されています。
私も地元の方々に混じって乗車。
7:25に発車しました。





次の大中山駅で下車します。
この駅は終日無人駅ですが、朝ラッシュ時の3連では全てのドアが開きます。
ホームに出て、車掌さんに切符を手渡しました。





7:31、5880Dは大中山駅を出て行きました。





ご覧の通り、1・2両停止位置にはワンマン運転用のバックミラーがありますが、3両停止位置では車掌が乗務する都合から省略されています。
ホームの奥には「はこだてライナー」の運転に合わせて設置されたと思しき、6両停止位置目標も見えます。





乗客が集中する上り列車とは打って変わり、下り列車は利用客が少なめ。
5880Dが発車した2分後にやって来た4851D(函館7:17始発・大沼公園行き普通列車)も、キハ40系1両単行での運転でした。





上り1862D(七飯7:45始発・函館行き普通列車)はキハ40系2連での入線。





2両編成では車掌の補助乗務が実施されておらず、一番前のドアしか開きません。
前ドア乗車位地には長蛇の列ができ、停車時間は2分オーバー。
7:52に大中山駅を出発しました。
流石にこれだけ混雑するのだから、2両編成でも車掌を乗せて全てのドアを開けるようにした方が良いと思うのですが・・・。
現に富良野線でも平日は、2連の普通列車に車掌が乗っている事がありますし。





このおよそ10分後、下り1863D(函館7:45始発・七飯行き普通列車)が入線。
土休日運休のラッシュ向け列車とあって3連を期待したのですが、実際にやって来たのは単行列車でした・・・。
地方路線の平日限定運用って鉄道ファンの間でも話題に上らないもので、なかなか前情報を仕入れにくいんですよね。





無論、折り返しの上り1864D(七飯8:13始発・函館行き普通列車)も1両編成。
七飯駅の停車中に増結されるなどという事はありません。





さて、朝ラッシュ最後のキハ40系3連は上り4852D(大沼公園8:11始発・函館行き普通列車)であるという前情報を仕入れていた私。
4852Dが来るまでの間、引き続き大中山駅に留まります。
8:24、キハ281系の特急スーパー北斗3号(函館8:13始発・札幌行き)が通過しました。





8:26にはDF200形103号機を先頭にした貨物列車も通過。





そして8:34。
お待ちかねの上り4852D(大沼公園8:11始発・函館行き普通列車)は・・・アテが外れてしまい、1両単行でやって来ました。
ううむ、残念・・・。





でも、都合良くキハ40系同士のすれ違いを撮影できました。
右のキハ40-1807は下り821D(函館8:18始発・長万部行き普通列車)です。


撮影後はキハ40-835に乗り込み、大中山駅を後にしました。
次回に続きます。


※写真は全て2016年2月16日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住) JR北海道 北海道エリア

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最終更新日 : 2019-07-02

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