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2016-02-20 (Sat) 18:37

渡島管内(函館本線) 早朝のキハ40系4両編成(2841D)



3:56発の青森行き急行はまなすを見送った後、函館駅は一旦閉鎖されてしまいました。
次の目的であるキハ40系4両編成の始発列車まで2時間、仕方なく駅前をブラブラと歩く事に・・・。
函館において早朝4時台は微妙な時間帯で、朝市すら通常は5時、冬場は6時にならないと開店しません。
幸い、函館朝市どんぶり横丁の廊下が開放されていたので(もちろんテナントは全て営業時間外)、そこでひとまず暖をとりました。
5時過ぎに函館駅の玄関が解錠されたので戻り、ホームに出るとキハ40系4連が停車していました。





渡島管内(函館近郊)におけるキハ40系4連運用は、函館本線下り2841D(函館5:54始発・長万部行き普通列車)と、江差線上り1150D(函館6:06始発・上磯行き普通列車)の2本。
どちらも早朝に運転されており、平日朝ラッシュに先駆けた車両の送り込みを兼ねております。
故に、学校休日の土曜は4連ではなく2~3連で運転され、日曜・祝日は1両単行での運転となります。
江差線1150Dは3番線、函館本線2841Dは4番線からの発車です。
北海道新幹線の開業後、並行在来線である江差線は経営分離されて道南いさりび鉄道となり、函館本線函館~新函館北斗(渡島大野)間に733系1000番台「はこだてライナー」が投入されます。
キハ40系の4連運用が3月26日以降も生き残るのか、気がかりなところです。

JR北海道 北海道エリア 北海道新幹線 国鉄 東北新幹線 JR東日本
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函館本線2841Dの編成内容は下記の通りでした。

←長万部 キハ40-1815 + キハ40-1803 + キハ40-1807 + キハ40‐1812 函館→

なお、締切回送扱いは一切含まれておらず、全車が営業扱いとなっております。

JR北海道 北海道エリア 北海道新幹線 国鉄 東北新幹線 JR東日本
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函館本線2841Dの向かいに停車する江差線1150D。
キハ40系4連同士が並ぶ光景は、現在の北海道内において他に見られないでしょう。
函館近郊において、通勤・通学客の利用が多い事を物語っております。

JR北海道 北海道エリア 北海道新幹線 国鉄 東北新幹線 JR東日本
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江差線1150Dの編成内容は下記の通りでした。

←上磯 キハ40-1813 + キハ40-1811 + キハ40-838+ キハ40‐1811 函館→

こちらも締切回送扱いは無く、全車が営業扱いです。
折り返し列車は1151D(上磯7:16始発・函館行き普通列車)です。

JR北海道 北海道エリア 北海道新幹線 国鉄 東北新幹線 JR東日本
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しかし、まだ朝ラッシュが始まる前とあって、ホームは静まり返っていました。

JR北海道 北海道エリア 北海道新幹線 国鉄 東北新幹線 JR東日本
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今回、私が乗車したのは函館本線2841D(函館5:54始発・長万部行き普通列車)
前から2両目のキハ40-1803に乗り込みました。
1両目と繋がる乗務員室は運賃箱で塞がれ、室内には車掌が乗務しております。
全車客扱いの4両編成なので車掌が乗る訳ですが、名目上はワンマン運転。
通常のツーマン運転と異なり、ドア操作や車内放送は運転士が行い、車掌は列車監視と改札業務のみの「補助乗務」に徹します。
車掌の補助乗務については下記6件の記事でも触れていますので、一体どのような対応なのか気になる方はそちらも合わせてご覧下さい。

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先頭のキハ40-1815には運転士2名が乗っており、うち1名は便乗移動。
発車時刻になって車掌がホーム上の様子を確認し、運転士に対し「乗降終了、閉扉せよ」の合図ブザーを2打。
滞りなくドアが閉まり、定刻通り5:54、がらんどうの始発列車は函館駅を出発しました。
2両目のキハ40-1803には私の他に1人だけ乗っていましたが、後ろ2両は誰も乗っていないようでした。
ラッシュを控えた車両送り込みを兼ねている都合上、仕方の無い事だとは思いますが、この空気輸送ぶりは凄いですね・・・。

五稜郭駅を出た後、列車監視を終えた年配の車掌さんが客室に来て、「どちらまで乗車されますか?」と尋ねてきました。
4連運用時の2841Dは途中の大沼駅で前1両と後ろ3両を切り離すため、車掌が乗客に行き先を訊いて回るという話を既に人づてに聞いて知っていた私。
時には函館駅の停車中に訊いてくる事もあるそうです。
「大沼まで乗ります」と答えると、車掌さんは「そうでしたか。大沼から先へ行くのは1両だけですから、いつもこうして質問をさせて頂いているんです」と朗らかに仰られていました。
車掌さんは後ろ2両も巡回しましたが、すぐに戻ってきた様子からして、やはり誰も乗っていなかったようです。
1両だけでも締切回送にした方が良いような気がしますが、敢えてそれをしないのは函館駅ホームの出入口が後ろ側にしかないがための、乗客への配慮でしょうね。

閑散とした時間帯のため、車掌の補助乗務が実施されているにも関わらず、全てのドアが開いたのは終日有人駅である函館駅と五稜郭駅の2駅だけ。
続く桔梗駅はまだ駅員のいない時間帯で、しかも乗り込んでくる客も極端に少ないため一番前のドアしか開きません。
それでも車掌はホーム上の目視確認を行い、運転士への電鈴合図も実施。
以降は無人駅ばかりが続き(駅員不在中の有人駅も含む)、いずれの駅も前ドアしか開かないせいで後ろ3両へ移って来る乗客は皆無でした。

JR北海道 北海道エリア 北海道新幹線 国鉄 東北新幹線 JR東日本
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6:29、大沼駅に到着。
この駅でも一番前のドアしか開きませんでした。
大沼駅は奇妙な事に、JR北海道の直営駅で駅長がいるような規模にも拘らず、朝ラッシュが終わるまで駅員がいないのです。





便乗の運転士がすぐさま移動し、分割作業が実施されました。
キハ40-1803の貫通扉が開け放たれたまま、後ろ3両はゆっくりと離れていきます。





続けて、車掌が連結器に黒いカバーを被せていきます。





2名の運転士がホームに降りてきました。





車掌さんの作業を見守ります。





先頭のキハ40-1815は引き続き長万部まで運転。
切り離された3両は、折り返し列車の上り4850D(大沼6:46始発・函館行き普通列車)として運転されます。
4850Dは土曜に1~2連で運転され、2841Dが1両単行で運転される休日は運休になります。
函館から補助乗務を行ってきた車掌は、続いてこちらの列車にも乗務する訳ですが、大沼駅での停車中は一番前のドアしか開きません。





1両だけになった2841Dは6:37に大沼駅を出て行きました。
私はキハ40系3連の4850Dに乗り、函館近郊の朝ラッシュを体感する事にしました。


次回に続きます。


※写真は全て2016年2月16日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住) JR北海道 北海道エリア

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最終更新日 : 2019-07-02

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