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2016-02-12 (Fri) 17:03

札幌市営地下鉄、貫通路に「段差注意」ステッカーを貼り付ける



増備が続く東豊線9000形には引き継がれていないものの、六角形の貫通路が他の鉄道事業者に無い特徴となっている札幌市営地下鉄。
南北線5000形後期車3本(2009~2011年製)や東西線8000形後期車11本(2006~2008年製)は当初より、車両火災時の被害を想定し強化ガラス製の貫通扉を設けています。
もちろん9000形も貫通扉を備えておりますが、2005年以前の車両に関しては増設が為されていません。





札幌市営地下鉄の貫通路は他社局に比べて全長が長く、南北線5000形や引退済みの東西線6000形は1000mm(1m)にも及びます。
東豊線7000形は600mmなので一般的な鉄道車両と大差ありませんが、東西線8000形にしても800mmと長め。
横幅も広いものですから(大人2~3人分程度)、渡り板も大きくなります。
そのため札幌市営地下鉄ではラッシュ時、この渡り板に乗っかる乗客が多く見受けられるのです。
当然、渡り板の真上は走行中の揺れが激しい訳で、他所の地域で渡り板に立ち続ける乗客などそうそういないものと思います。
少なくとも私は同じ道内でもJR線内で見た事はありませんでしたし、都内の通勤路線でもごくたまにしか見かけませんでした。
関東の知人も実際に人が立っている様子を見て、「こんな所に立とうとする人達が多いなんて冗談じゃない」と語っていました・・・。

札幌市営地下鉄 札幌市交通局 JR北海道 北海道エリア 東京メトロ
札幌市営地下鉄 札幌市交通局 JR北海道 北海道エリア 東京メトロ


交通局側も予てより問題視していたようで時折、「危険ですので連結部には立ち止まらないで下さい」と注意喚起の車内放送をかける車掌も見られました。
そして最近になって、貫通路のアルミ枠に「段差注意」の黄色いステッカーが貼られるようになりました。
ステッカーには「連結部付近は揺れますので立ち止まらないでください。Please do not loiter here.」との警告文が記されています。
貫通路1箇所に対し2枚のステッカーを貼っていますが、強化ガラス製貫通扉を設けた編成については対象外となっております。
貫通扉付きの車両については圧迫感があるからか、渡り板に立つ乗客をあまり見かけないですね。

札幌市営地下鉄 札幌市交通局 JR北海道 北海道エリア 東京メトロ
札幌市営地下鉄 札幌市交通局 JR北海道 北海道エリア 東京メトロ


現在、廃車が進行している東豊線7000形についても、「段差注意」のステッカーが貼り出されています。


一時、全車が非冷房車のため、夏場の室温上昇対策に「この窓は開けられます」というステッカーを貼った事もある札幌市営地下鉄。
車内が蒸し暑い時に自発的に窓を開けようとする乗客が少ないため、実施された施策でした。
しかし、結局は「暑いから窓を開けよう」とする乗客が増えず、乗務員や検修員が窓を開け忘れたまま運転されている車内では相変わらずの我慢大会に・・・。
ステッカーも何時の間にか剥がされてしまいました。
どうも札幌市民は、この手の呼びかけに対して関心が低い傾向があるように思いますね。
今回の注意喚起も効果が出るのかどうか、気になるところであります。


※写真は全て2016年2月12日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住) JR北海道 北海道エリア

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最終更新日 : 2019-07-02

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