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2015-07-26 (Sun) 18:38

札幌市交通局の「平成27年度交通資料館まつり」に行く



昨日はTJライナーさん、Lewisさん(途中で合流)と共に札幌市交通資料館で開催された、毎年夏の恒例行事「交通資料館まつり」に行ってきました。
例年通り、今年も廃車部品の即売会があったため、開館前から並ぶべく現地入りしました。
私は今までよりも早く自宅を出発し、自衛隊前に着いたのは7:20頃。
閉鎖された資料館の正門には看板が立っており、そこから南に進んでいくと既に20人ほどの行列が出来ていました。
出発時間を早めてもこれだけ先客がいるのか・・・と肩を落とすはめに。
TJライナーさんは都合よく、私の直後にいらっしゃいました。
9時を過ぎた頃には結構な行列になり、9:30頃になると職員が整理券を配布。
この整理券は1人につき1点を購入できるもので、2点以上購入したい場合には再び列に並ぶ必要があります。





資料館は10時の開館ですが、その5分前には売り場の前に案内されました。
そして即売のルールについて再度説明を受けてから、開館時間に合わせて即売会が始まりました。
札幌市営バスの放送テープ等もありましたが、今回も札幌市営地下鉄の廃車部品がメイン。
ラインナップには引退済みの南北線2000形・3000形、東西線6000形の部品に加え、新たに今年から廃車が発生している東豊線7000形の部品が加わりました。
7000形の部品は1・2次車が付けている市章と誘導無線操作器が確認できた程度。
他の部品を見ていくと、2000形はヘッドライト、3000形はヘッドライトベゼル(ガラス付きのカバー)・市章・客室の座席、6000形はマスコン・ブレーキ弁・非常報知ボタン・放送装置・誘導無線操作器・運転席などがありました。
また、車両部品ではありませんが、南北線の駅ホームで使用されていた2000形・3000形用の乗車位置案内板も売られていました。
TJライナーさん曰く、一昨日の資料館まつりでは5000形の車内放送装置(ワンマン対応化改造に伴い交換された物)が売りに出されていたそうで・・・。
その頃の私は東京住まいで、しかも資料館まつりと同日に市ヶ谷で開催された房総収集会に参加していたものですから、TJライナーさんと何を買ったかメールでやり取りしていたものです。





今回の資料館まつりですが、私は「7000形の車内放送装置が出ていたら買いたいなぁ」という気持ちで来ただけに、結局売られていない事を知り少しガッカリしました。
7000形の放送装置は3000形・6000形には無い「第三のレバー」が付いているのです。
しかし、6000形・7000形ともに誘導無線操作器が売られており、どちらを買うか悩んだ末、高校時代から集めている6000形の方を購入しました。
土台も受話器も緑に塗られたこの部品、なんとワンコイン価格の500円!
5年前に6000形1次車の放送装置を3000円で買いましたが、それに比べて随分と低価格です。
価格決めの基準は一体どうなっているのやら・・・。
ちなみに売られていた7000形の誘導無線操作器は1・2次車の物で、土台は緑色、受話器は白です。
一昔前は6000形と同じく受話器も緑だったのですが、確か2009年頃に白い新品に交換されました。

同行のTJライナーさんは2回も列に並び、6000形の非常ドアスイッチとプレートを購入されていました。
その後、仕事明けでいらしたLewisさんと合流。





2009年度の資料館まつりから恒例になった、地下鉄南北線の営業試作車・1000形(1001+1002)の車内公開。
1985年の廃車時は2000形の220号車8連を組成する中間車、2320と2420でした。
今年も開放されたので、折角だからと見てきました。





これぞ札幌の地下鉄といった雰囲気の、昔懐かしい車内。
現行の5000形は我々にしてみるとイマイチ味気ないデザインなのです・・・。
壁の化粧板は茶色の木目調で、天井は白・・・色調だけ見ると何だかレトロ電車みたいですよね。
3人とも嬉々として車内を眺めておりました。





大きな丸型の貫通路。
連接車ゆえ、連結板の真下には台車があります。
シルバーシートのマークも懐かしいですね。





貫通路の側面には無数のダクトらしき穴があります。





天井のファンもラインデリアではなく、固定式の扇風機です。
この1000形は1985年に廃車されましたが、晩年の2000形は阪急で見られるような角型・銀色のクールファンに交換されていました。





1000形・2000形といえば、座席の背もたれ部分にも食い込む大きな側面窓。
南北線開業前の試運転時、3連窓は中央の窓が固定窓でした。
営業運転に際し真ん中だけ2段上下式になりました。
左右の窓は戸袋窓です・・・両開きドアの戸袋窓にしては随分と大きいですよね。
2000形後期車や6000形・3000形でも真ん中だけ開閉する3連窓が継承されていますが、側面窓が全体的に小さくなって左右の窓は戸袋から除外されました。





乗務員室仕切り。
仕切り窓はドアを含めて3枚あります。
そのうち車掌側の窓は遮光幕が設けられていないため、1000形・2000形は札幌市営地下鉄で数少ない前面展望のできる車両でした。





ツーハンドル横軸式の運転台。
札幌市営地下鉄の車両では唯一、運転台に一つだけ戸じめ灯が付いております。
後の6000形からは編成の全車両分、戸じめ表示灯を設けています。





運転士側の背面。
以前は跳ね上げ式の運転席が格納したまま固定されていたのですが、今回は開くようになっていました。
運転席の隣には前後切替器があります。





小ぶりな車内放送装置は、マイクが撤去されております。
1001は運転士側、1002は車掌側の背面に付いています。
何故、前後で放送装置の位置が違うのかは不明です。
ちなみに2000形量産車の放送装置は運転士側に付いていました。





1001と1002では放送装置の他にも、車掌側の機器配置に違いがあります。
上は1001の車掌側。
フロントガラスの手前に低い台があり、その横には非常ブレーキと思しきレバーがあります。





こちらは1002の車掌側。
フロントガラスの半分を埋め尽くすようにATC受信器が設置されております。
2000形量産車の車掌側も、麻生方のMC'2800は1002のようにATC受信器が設けられていました。
札幌市営地下鉄では他にも、6000形や3000形、7000形において、前後で乗務員室の機器配置に大きな違いが見られます。





1000形の車内公開を見た後は、引き続き3人で行動。
苗穂工場で開催された、モーターの講習会に行きました。
その話は別記事で取り上げましょう。


※写真は全て2015年7月25日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住) 札幌市交通局 北海道エリア

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最終更新日 : 2019-07-02

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