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2015-07-24 (Fri) 19:59

JR北海道深名線廃線跡に残る旧・鷹泊駅舎



深名線廃止20周年記念イベント「おかえり沼牛駅」が終わった後、国道275号線沿いに残る旧・鷹泊駅を見てきました。
1926年に建設された平屋の木造駅舎は沼牛駅よりも3年古いですが、経年による歪みはあまり見受けられません。
国鉄末期の1984年に営業担当駅員がいなくなり、旅客無人駅となった鷹泊駅。
しかし同駅で信号切替を行う必要から運転担当駅員(運転主任)は残され、列車交換設備の運用が廃止された1986年まで従事していたようです。
以降は簡易委託も無い完全無人駅となり、1995年9月の深名線廃止まで地元の交通を支えました。
現在は農業倉庫として利用されており、駅舎の中に入る事は出来ません。






窓や玄関に板が打ち付けられた駅舎。
南面には煙突と灯油タンクが残されています。





離れのトイレは倒壊しています。
ネット情報によると、少なくとも2011年頃までは自立していたようです。





草が生い茂るホーム。
1986年以前は2面2線の相対式ホームで駅舎側が1番線、反対側が2番線だったそうですが、2番線ホームらしきものは見られません。
線路跡にもレールが残されておらず、バラストすら草で埋もれて見えないため、軌道の痕跡を辿るのは難しいですね。





ホームの庇は倒壊寸前の危険な状態。
母屋には目立った損傷が見られませんが、この庇が崩れたらダメージを受けそうですね・・・。





ホーム端の床面に見られる注意喚起のトラ模様。





腕木式信号機の切替レバー(信号機テコ)が設置されていた台座。
国鉄時代のローカル線では駅長や助役、運転主任がテコを引いて信号を切り替える様子が多く見られました。


※写真は全て2015年7月18日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住) JR北海道 北海道エリア

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最終更新日 : 2019-07-02

No title * by 秋田こまち通り
こんばんは。
ここも懐かしいですね。
廃止から20年経過しても残っているのは、払い下げられても人の手が入っているからでしょうね。
沼牛から比べると痛みが激しいようなので、今後が気がかりです。

No title * by 札学鉄研OB会
>秋田こまち通りさん

母屋そのものの歪み具合は沼牛駅よりはマシですが、傷みは結構進んでいますね。
ホームの庇が倒壊したらそれこそ大ダメージになるでしょうし、今後が気がかりな駅舎です。
保存しようという動きが出る可能性も無きにしも非ずと思いますが、はたしてどうなる事やら…。

(叡電デナ22@札幌市在住)

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No title

こんばんは。
ここも懐かしいですね。
廃止から20年経過しても残っているのは、払い下げられても人の手が入っているからでしょうね。
沼牛から比べると痛みが激しいようなので、今後が気がかりです。
2015-07-24-21:20 * 秋田こまち通り [ 編集 * 投稿 ]

No title

>秋田こまち通りさん

母屋そのものの歪み具合は沼牛駅よりはマシですが、傷みは結構進んでいますね。
ホームの庇が倒壊したらそれこそ大ダメージになるでしょうし、今後が気がかりな駅舎です。
保存しようという動きが出る可能性も無きにしも非ずと思いますが、はたしてどうなる事やら…。

(叡電デナ22@札幌市在住)
2015-07-26-18:43 * 札学鉄研OB会 [ 編集 * 投稿 ]