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2015-06-13 (Sat) 20:45

キハ282-2001、苗穂工場にて解体される



今日は鉄道技術館公開日という事で苗穂工場に行ってみると、キハ283系の簡易運転台付き中間車、キハ282-2001の解体現場を目の当たりにしました。
解体作業は途中でストップしており、車体の手前にはブルーシートを被った屑鉄らしきものが置かれていました。
キハ282-2001は1996年に製造されたキハ283系の量産先行車で、2015年3月31日付で試作車のキハ283-901・902と共に廃車されております。
他のキハ283系は全て富士重工で製造されておりますが、このキハ282-2001は唯一の苗穂工場製。
解体の時を生誕の地である苗穂工場で迎える事となりました。

JR北海道 北海道エリア



解体中の車体の側面窓からは、コードが何本も延びております。
その隣には切り離された天井部分も。





簡易運転台の前面からは、右側のヘッドライトベゼルと1灯のヘッドライトが外されておりました。
奥には今年2月頃から留置されているキハ283-902が見えますが、以前よりも鉄道技術館から遠ざかった位置に置かれております。





2011年5月のトンネル内脱線炎上事故以来、相次いでトラブルが発生したキハ283系。
その原因は車体強度の不足にあるとして、振動によるダメージを軽減すべく最高時速を110km/hに落として運転されるようになりました
JR北海道が今年3月に発表した「安全投資と修繕に関する5年間の計画」によると、キハ183系・キハ281系と共に置き換え対象になる事が記されており、巷では問題の多いキハ283系の方がキハ281系より先に廃車が進められるだろうとも噂されております。
今回のキハ282-2001の解体は、まさしく近い将来に本格化するキハ283系置き換えの布石。
デビュー当時の花形ぶりを知る者としては些か寂しくはありますが、新型車両への更新により安全性が向上される事を切に願います。


なお、苗穂工場では他の留置車両も確認して参りました。
詳しくは改めて執筆したいと思います。


※写真は全て2015年6月13日、苗穂工場構内にて入構許可を得て撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住) JR北海道 北海道エリア

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最終更新日 : 2019-07-02

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