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2015-05-28 (Thu) 18:00

JR北海道釧路運輸車両所 キハ40系1700番台【車内画像アリ】


2015年5月1日、根室本線札内~稲士別間にて
JR北海道色による3両編成

JR北海道釧路支社の釧路運輸車両所にはキハ40系1700番台が24両在籍しており、釧路支社内では最大勢力を誇ります。
これら車両は根室本線滝川~釧路間、釧網本線網走~釧路間にて普通列車・快速列車に充当されます。
走行範囲は非常に広く、狩勝峠の急勾配を超え、十勝平野と釧路湿原を悠然と駆け抜ける姿はまさしく古強者といった様相。
そのうち、キハ40-1749、キハ40-1758の2両は、同所に所属するキハ40-777と共に朱色5号(タラコ色)に塗装されております。





国鉄時代の雰囲気が色濃く残る客室内。
座席配置はセミクロスシートです。
ボックス席は2人掛け×2列で、基本的に青色モケット。





デッキ側に設けられたベンチシート。
灰色モケットは優先席です。





デッキとの仕切り。
全車にトイレが設置されており、トイレが無い側のデッキ仕切りは引き戸の左右に窓があります。





1700番台の大きな特徴。
天井に付いていた扇風機がクールファンに交換されております。





クールファンの操作ボタンは扇風機の頃と同様、客室内に設けられております。
赤ボタンがON、白ボタンがOFFです。





乗務員室仕切り。
ワンマン運転に対応するため、運賃箱や整理券発行機、運賃表が設置されております。
通り抜け不可の場合、「立入禁止」の札が付いたロープが張られます。
運転士側には仕切り窓があり、「走行中は運転士に話かけないようご協力下さい」との一文を記したステッカーが貼られております。





縦軸式の運転台。
計器類の左右には、1番前のドアを開閉するレバータイプのドアスイッチが設置されております。
運転席から見て左手には列車無線用マイク、右側には車内放送用受話器と自動放送装置があります。
ワンマン運転用の機器は大方、700番台から1700番台化された際に更新済み。



以下は、編成中間で通り抜け可能だった時に撮影した写真です。





運転士側の背面。
ドアスイッチは左右両方の物が設置されております。
仕切り窓下のドアスイッチが運転士側とは逆のドアを開閉する物で、ワンマン化改造(700番台化)に合わせて増設されました。
このドアスイッチだけベージュ色に塗られており、緑系の乗務員室内において異彩を放っています。





助士側には固定式の助士席のほか、ATS切換継電器が設置されております。





助士側の背面。
他のキハ40系同様、ドアスイッチ・電鈴が車体側面から離れております。
車掌弁は昔ながらの紐型ですね。




2015年5月1日、根室本線札内~帯広間にて
タラコ色とJR北海道色の混結3連

JR北海道は今年3月に「安全投資と修繕に関する5年間の計画」を発表し、その中でキハ40系の置き換えについても明らかにしております。
曰く、2018年度に後継となる新型気動車の量産先行車2両を新製し、2年間は試運転を実施。
その後、2020年度から本格的な量産を開始し、キハ40系を順次廃車する予定です。
延命工事を施工したキハ40系1700番台とて例外ではないでしょう。
牧歌的な北海道の鉄道風景も、10年後には様変わりする事間違いなし。
古き善きローカル線の雰囲気が感じられる今のうちから、着実に記録をとっていきたいものですね。


※写真は特記を除き、全て2015年4月28日撮影


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住) JR北海道 北海道エリア

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最終更新日 : 2019-07-02

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