タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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2015-05-21 (Thu) 20:42

根室本線西帯広駅 十勝鉄道廃線跡



帯広市内西部の住宅街にあり、近くに十勝バス本社があるJR北海道の西帯広駅。
無人駅ではありますが周辺には高校や高専があり、学生の利用が多い駅です。
通常は普通列車しか停まりませんが、毎年5月、8月、9月は小学校・中学校の修学旅行につき、臨時で特急列車(スーパーおおぞら、スーパーとかち共)が停車する事があります。
駅の北側のみ駅舎が設けられており、その屋内には保線作業員用の休憩室もあります。
この駅舎は2001年に改築したもので、屋内外ともに簡素な装いです。





駅前とホームを繋ぐ、錆付いた跨線橋。
「のぞき注意」の看板が不穏です・・・。
自由通路なので列車の利用に限らず、根室本線を挟んで南側へ通行する場合にも使用されております。





跨線橋の階段の傍に立てられた、乗り場案内の看板。
北側の単式ホームが1番のりばで、南側の島式ホームが2番のりば、3番のりばです。
その中には2012年5月末に廃止された、十勝鉄道が運行していた日本甜菜製糖芽室製糖所の専用線も掲載されております。
この専用線は帯広市産業開発公社が保有し、十勝鉄道が運行管理を受託したもので、砂糖を輸送する列車がJR貨物の帯広貨物駅~日甜芽室製糖所間(約5.4km)を結んでおりました
自社路線を1977年に失ってもなお、帯広市産業開発公社からの受託運行を続けていた十勝鉄道は、まさしく十勝平野に最後まで残った“私鉄”でした。
廃止から3年が経った今でも、案内看板がかつての線路の存在を示しております。





2面3線のホームをまたぐ跨線橋。
この跨線橋がまた入り組んでいて面白いのです。
裸の橋に並行して建屋があります。
駅前から階段を上り切った後、橋の中間にある階段を下りて建屋に入り、ホームへと出るのです。





建屋の中には時刻表、掲示板に簡易自動券売機が設けられております。
無人駅とはいえ立地的に乗降が多いものですから、乗車前に切符を買えるよう配慮している訳です。





交換や待避の場合のみ、下り列車(帯広・池田方面)が使用する1番のりば。





1番のりばに面した空き地が、先述した十勝鉄道の廃線跡。
バラストが残っております。





島式ホームの2番のりば・3番のりば。
通常は上下線とも2番のりばを使用し、交換や待避の場合のみ上り列車(芽室・新得方面)が3番線を使用します。




2015年4月30日撮影 上り2428D(池田6:05始発・滝川行き普通列車)

無人駅ゆえ、通常のワンマン列車は一番前のドアのみ開閉します。
ただし、車掌が補助乗務を行う登下校ラッシュ時のキハ40系3連は、全てのドアが開閉します。





西帯広駅の南側。
階段の周辺は駐輪場になっております。


(文・写真:叡電デナ22@札幌市在住) JR北海道 北海道エリア

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最終更新日 : 2019-07-02

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