タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です

Top Page › 関西 › 車齢60年越えの「オートカー」 能勢電鉄1700系1755F
2024-01-04 (Thu) 20:50

車齢60年越えの「オートカー」 能勢電鉄1700系1755F

能勢電鉄1700系20231123-1

ケーブルカーを見納めた後は妙見口駅をひとしきり撮影し、山下行きの2両編成に乗車。
山下駅で川西能勢口行きに乗り換えようと2号線に向かうと、やって来たのは1700系1755Fでした。

1700系はかつて「オートカー」と呼ばれ持て囃された高性能車、阪急2000系を種車とする車両です。
2000系は阪急電鉄が1960年~1964年の4年間に渡って量産した車両で、当時としては斬新だった「回生ブレーキ」と「定速運転制御」を備えた事から「人工頭脳電車」または「オートカー」と呼ばれました。
阪急では1980年代から順次廃車を進め、2014年までに形式消滅しました。

一方、1990年~1992年にかけて4連9本(合計36両)が譲渡され、1700系に改番して主に川西能勢口~日生中央間を走り続けています。
しかし近年は阪急7000系・6000系をVVVF化改造した7200系への置き換えが進み、2024年1月現在は1755Fと1757Fの2本を残すのみとなっています。


阪急電鉄 阪急電車 能勢電車 能勢電鉄 JR西日本 東海道本線
能勢電鉄1700系20231123-2

妙見口駅から乗ってきた5100系5142Fとのツーショット。
5100系は阪急時代の改造で窓下にヘッドライト・テールランプを増設しましたが、1700系は落成当初の面影が残る顔立ちです。
ただし阪急時代と異なるのは左上に小さな方向幕窓を増設した事ですね。
更に1997年11月16日のワンマン運転開始に際し、運転台ドアスイッチや自動放送装置の増設といったワンマン化改造を受けています。



能勢電鉄1700系20231123-4

車内には「妙見の森」の営業終了を告知するポスターがありました。



能勢電鉄1700系20231123-3

川西能勢口駅まで17分と短い間でしたが、古豪の息吹を存分に味わいました。
その後は大阪駅前で夕食を取り、米原行き新快速に乗って南彦根の宿に向かいました。


※写真は全て2023年11月23日撮影
スポンサーサイト



最終更新日 : 2024-01-04

Comment







管理者にだけ表示を許可