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2023-10-24 (Tue) 20:39

【高松築港駅南】城址の急カーブを曲がる琴電

高松築港駅a51

前2回の記事では香川県高松市寿町1丁目5-20にある、高松琴平電気鉄道の高松築港(たかまつちっこう)駅を取り上げました。
当駅は高松城の西側に位置し、ホーム東端が石垣や内堀と接しています。
琴平線・長尾線の列車が発着するターミナルですが、JR四国の高松駅とは離れており乗換が不便というのが悩みどころ。
1998年に持ち上がった高架化計画ではJR高松駅に乗り入れる予定でしたが、3年後に琴電が民事再生を申し立てたため着工は難しくなり、2005年に事業を休止。
2010年には事業中止となり都市計画だけが残りました。

2021年に「琴電連立検討委員会」が実施した市民アンケートでは、中心街に踏切がある事について「不都合を感じている」と回答した人の割合が1割程度しかありませんでした。
そして2023年3月27日の「第6回琴電連立検討委員会」で「都市計画を廃止しても支障がない」との結論に至り、高架化計画は正式に完全消滅しました。
駅ビル(築港ビル)の解体と引き換えに供用を開始した仮駅舎も、新駅舎の建設が実現しないまま23年間も使われています。



JR四国 琴電 高松琴平電鉄 高松築港駅構内 京急 京王
高松築港駅a62

高松築港駅a52

さて、高松築港駅の南側には高松城址に沿って敷かれた急カーブがあります。
このカーブとプラットホームの間には高松城の地久櫓台(ちきゅうやぐらだい)が聳えます。



高松築港駅a53

カーブの脇には高松築港駅の継電器具箱と信号用ハットを設置しています。



高松築港駅a54

高松築港駅の両渡り線(シーサスクロッシング)はカーブの東側にあり、琴平線の到着列車は転線してからカーブに差し掛かります。
ファンタンゴレッドの復刻塗装を纏った1080形1087F(元・京急1000形1次車)がゆっくりとカーブを通過。



高松築港駅a55

カーブを過ぎたら頭端式ホームに滑り込みます。
入線時、車掌は進行方向左側の列車監視に務め、停止したら2番のりばに乗客を降ろしていきます。
降車が済んだら1番のりば側のドアを開け、乗車する客を迎え入れます。



高松築港駅a56

1087Fの到着から2分後、長尾線の1300形1302F(元・京急1000形5次車)がカーブに出現。
ラインカラーの緑に相応しく、伊藤園の緑茶飲料「お~いお茶」の広告をラッピングしています。
ワンマン化した長尾線ですが築港線(高松築港~瓦町間)ではツーマン運転を続けており、車掌はカーブの手前から列車監視を行ないます。



高松築港駅a57

高松築港駅a58

築港構内第一踏切を通過し、カーブを曲がりきります。



高松築港駅a59

1302Fが3番のりばに入線すると、間髪入れず1087Fが琴電琴平行きとして出発。



高松築港駅a60

左カーブを曲がり高松城址を駆け抜けていきました。



高松築港駅a61

一方、1302Fは出発まで11分間停車しました。



高松築港駅a63

高松築港駅a64

高松築港駅a65

高松築港駅a66

駅前広場と高松城西門の間には、歩く人を模ったオブジェが4体も並んでいます。


※写真は全て2023年5月4日撮影
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最終更新日 : 2023-10-24

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