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2023-05-02 (Tue) 22:10

【十勝バス】オデコに亀裂が入った日野ブルーリボン(1988年式)

十勝バス帯広22う・・47a01

かれこれ11年前に撮影した路線バスのお蔵出しです。
十勝バスは帯広市を拠点とし、十勝管内各方面に路線網を形成するバス会社。
1953年から採用した黄色い車体塗装がトレードマークで、塗装デザインを変えつつも黄色ベースを貫いています。

そんな十勝バスは1988年、前中ドアの日野ブルーリボン(型式:P-HU235BA)を6台導入。
ナンバーは帯広22う・・15、帯広22う・・16、帯広22う・・44、帯広22う・・45、帯広22う・・46、帯広22う・・47が割り当てられ、自社路線用としては初の冷房車としてサービス向上に寄与しました。
このうちラストナンバーの帯広22う・・47は、黄色を基調に橙色・朱色・ルビー色の3本帯を引いた、デビュー当時の塗装デザインを維持しています。
晩年は側面・リアにネッツトヨタ帯広の広告ラッピングを施し、2011年頃にオデコのマーカーランプを撤去。
2013年の廃車まで市内線をメインに活躍しました。


JR北海道 国鉄 根室本線 広尾線 士幌線 路線バス 十勝バス
十勝バス帯広22う・・47a02

帯広22う・・47のオデコをよく見ると、右側マーカーランプ跡の周辺がひび割れていました。
単なる塗装割れではありますが、露出した地肌の錆が痛々しく感じられましたね。



十勝バス帯広22う・・47a03

リアビュー。
田の字型のテールランプを装備しています。
十勝バスの「田の字」は4個のランプを隙間無くビッチリ配置したもので、道内では夕鉄バスや阿寒バスなども同様のものを採用しています。
これが北海道中央バスやじょうてつバスですと、四隅を丸めたランプを4個並べて「田の字」にしていたので隙間が目立ちましたね。


一昔前は母方の実家に帰省する度、十勝バスや拓殖バスを撮影していましたが、ここ数年はあまりバスを撮らなくなりました。
車種のレパートリーも減ってしまい、なかなか食指をそそらないもので・・・。
子供の頃に乗った新潟交通の北村CJM、三菱ふそうMP118「ヒラメ」も忘れ難い!


※写真は全て2012年8月16日撮影
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最終更新日 : 2023-05-03

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