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2022-12-26 (Mon) 22:12

【苗穂工場】このまま年越し?元SLニセコ号の旧型客車4両

苗穂工場の旧型客車(2022年12月)a01

2022年12月24日は年内における北海道鉄道技術館の最終開館日でした。
せっかくなので苗穂工場に足を運んでみようと思い立ち、まずは苗穂駅自由通路から構内を俯瞰。
解体線には相変わらず旧型客車4両が留置されていました。



苗穂工場の旧型客車(2022年12月)a02

手前からスハフ42-2261、オハフ33-2555、スハフ42-2071、オハシ47-2001の順に組成。
4日連続で気温は0℃を上回り、特にこの日は最高気温3.8℃を観測するほどの“暖冬”ゆえ、車体の雪化粧は解けつつありました。
路上の雪もベトベトに解けており、歩きづらい事この上ありません。



苗穂工場の旧型客車(2022年12月)a03

火災から一週間が経った「会議所」を眺めた後、正門警備室で入場手続きを取って苗穂工場にイン。
JR貨物が間借りしている第1検修整備室・第2検修整備室の隙間から旧客4両を捉えます。


オハ35系 スハ43系 旧型客車 苗穂工場 臨時列車 旭川運転所 苗穂車両所
苗穂工場の旧型客車(2022年12月)a04

鉄道技術館前でも4両を撮影。
オハシ47-2001は未だに防水シートを被っています。


JR北海道 国鉄 JR貨物 函館本線 千歳線 苗穂駅
苗穂工場の旧型客車(2022年12月)a06

見学者が接近できるのはオハシ47-2001、スハフ42-2071の2両だけ。
これ以上は立入禁止エリアなので、オハフ33-2555、スハフ42-2261は遠巻きに眺めるしかありません。



苗穂工場の旧型客車(2022年12月)a05

旧客の雪化粧は解けましたが、18番線は軌道の大半が雪に覆われたままです。



苗穂工場の旧型客車(2022年12月)a07

静態保存のC62形3号機は技術館前から姿を消し、屋内で“冬眠”の真っ最中。
丁重に扱われるシロクニに対し、旧客4両は寒空の下で寂しく年を越す事になりそうです。


鉄道博物館 北海道鉄道技術館 アルファコンチネンタルエクスプレス
苗穂工場の旧型客車(2022年12月)a08

旧客を撮影した後は技術館内を観覧してきました。
以前は館内BGMとしてボニージャックスの鉄道唱歌を流していましたが、コロナ後の再開館(2021年10月9日)以降はノースウェーブのラジオ番組『ステドラ!』に置き換わりました。
開館中は同番組の定番コーナー「オトナの音なの」を聴く事ができます。


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※写真は全て2022年12月24日撮影
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最終更新日 : 2022-12-26

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