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2022-09-06 (Tue) 22:01

東北本線水沢駅[3] 水沢伊達家の城下町の玄関口

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引き続き岩手県は奥州市水沢東大通り1丁目(旧:水沢市東大通り1丁目)にある、JR東日本・JR貨物の水沢(みずさわ)駅を取り上げましょう。
駅の大まかな歴史、駅舎内の様子については既に書いたとおりです。
今回は改札口を進み、プラットホームへと足を踏み入れましょう。



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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を組み合わせた、いわゆる「国鉄型配線」の構内。
駅舎側の単式ホームが1番線、島式ホームが2番線・3番線となっています。
原則として下り列車(北上・花巻・盛岡方面)は1番線、上り列車(平泉・一ノ関・仙台方面)は3番線の発着。
中線の2番線は当駅始発の下り快速アテルイ(盛岡行き)が使用するほか、上り普通列車が貨物列車の待避を行なうために入線する事があります。
単式・島式の両ホームとも全長は20m車10両分ほどですが、発着列車が長くて4両編成という事もあって部分的に封鎖しています。


JR東日本 国鉄 JR貨物 プラットホーム 水沢駅構内 駅舎
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駅舎側の1番線は幅員が広め。
ほぼ全面を旅客上屋で覆っています。



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ホーム側から改札口を眺めた様子。
ステンレス製のラッチを設置していますが、基本的に駅員が入るのは列車の到着時に限っているようです。
列車の入線前は左側の通路をロープで封鎖し、出札窓口の脇にある精算所で改札を行なっています。



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改札口の北側にある駅事務室。
昔は運転取扱担当も詰める直営駅でしたが、現在は窓口営業だけの業務委託駅と化しています。



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改札口の南脇には駅名を「みずさわ」と平仮名表記にした切り文字看板と、中央やや左に荒々しい形相を描いた壁画を飾っています。



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この壁画は妙見山黒石寺(こくせきじ)の蘇民祭をモチーフにしています。
黒石寺蘇民祭は岩手県内の各所に見られる蘇民祭の一つ。
1000年以上の長きに渡って、旧正月7日に男達が裸となって五穀豊穣・無病息災を祈ってきました。



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駅舎南側にある往年の集札口。
車椅子対応のトイレを備えています。



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ラッチの内外を仕切るべくポリカーボネートのバリケードを配置。



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旧集札口の脇には、列車の遅れを知らせる時に使う黒板が置かれていました。
今でも使われているのでしょうか?



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両ホームを繋ぐ跨線橋。
2・3番線ホームの南側には増築したエスカレーターがあり、ここだけガルバリウムの外壁なので目立ちます。



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跨線橋内には水沢周辺の観光地をPRする写真や、JR東日本の旅行商品ポスターを並べています。



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2・3番線側の階段には「出口は この階段を上ってお進み下さい」との案内板を掲げています。



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跨線橋の下にはかつて当務駅長(助役・運転主任を含む)が使用した出発指示合図器が残っています。



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出発指示合図器のスイッチは「ON」だけの簡素な物。
ところどころ塗装は剥がれ落ち、錆も浮いています。



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出発指示合図器と連動した発車ベルのスピーカーも残っています。



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旅客上屋の柱には「貨物列車に注意!近づかないで!」との注意書きが貼られています。
これは水沢駅の駅員が作成したポスターで、通過列車だけでなく構内入換にも注意するよう呼びかけています。



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駅構内北側には保守用車を格納する車庫が建っています。



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ホームに降りて車側灯の点灯を確認し「側灯点!」と指差称呼する車掌。



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ドアを閉めて車側灯の滅灯を確認し「側灯滅!」と指差称呼する車掌。



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ホーム上の駅名標。


長くなったので今回はここまで。


《ブログ内関連記事リンク》
東北本線水沢駅[3] 水沢伊達家の城下町の玄関口


※写真は全て2022年5月2日撮影
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最終更新日 : 2022-09-08

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