タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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2022-08-28 (Sun) 08:22

苗穂工場の近くにナメック星人? その名も「ピッコロ大将」

苗穂工場とピッコロ大将a01

石狩管内は札幌市東区北6条東13丁目にある、JR北海道の苗穂工場。
敷地面積は204,000㎡(甲子園球場の5.2倍)、建築面積は62,899㎡、建物棟数は103棟を誇ります。
この広大な工場で鉄道車両の定期検査を実施しており、かつては車両の開発・製造にも取り組みました。

工場従事員は約600人で、このうち半数がJR北海道の社員、もう半数が子会社である札幌交通機械㈱の社員です。
組織は工場長を筆頭として総務科・工程管理科・品質管理科・技術開発科・設備保全科の計画5部門と、組立科・部品科・内燃機科の生産3部門により構成。
今は無き鉄工科が担当していた鋳物製造、構内運転、資材運搬、車体修繕・塗装の各作業については札幌交通機械に委託しています。
また、国鉄時代は庶務課長(※科長ではない)の配下に守衛を置いていましたが、現在は北海道クリーン・システム㈱(旧:弘済美装㈱)から警備員が派遣されています。
同じ敷地内にはJR貨物の苗穂車両所が入居しており、分割民営化後の受委託契約によりJR北海道所属の機関車も苗穂車両所が検修しています。


JR北海道 国鉄 JR貨物 苗穂工場 苗穂車両所 苗穂運転所 車両基地 博物館
苗穂工場とピッコロ大将a02

さて苗穂工場正門の近くには、札幌ラーメンの超名店「すみれ」で“工場長”を務めた方が経営するラーメン屋があります。
「すみれ」の工場長はスープやタレの仕込みを統括するポジションのようです。



苗穂工場とピッコロ大将a03

その名も「ピッコロ大将」。
お店の住所は東区北8条東12丁目です。

今でこそ宅地化が進みましたが、かつての苗穂は数多の工場が集まる「産業の町」として知られていました。
現在も苗穂工場をはじめ福山醸造㈱、大日本印刷㈱、雪印メグミルク㈱などの工場が稼働していますし、ビール工場を保存した「サッポロビール博物館」もありますね。
住所上は苗穂町や東苗穂といった町域が存在するのですが、実際に苗穂地区として扱われる範囲は更に広く、東8丁目篠路通より東側の南北条・東西丁目区画も含めています。
具体的には中央区苗穂まちづくりセンターの所管区域である大通{7~14}丁目、南1条東8丁目、北{1~4}条東{7~20}丁目と、東区苗穂東まちづくりセンターの所管区域である北{4~12}条東{8~20}丁目が該当します。
北8条東12丁目については苗穂東まちづくりセンターの所管に当たるので苗穂地区の範囲内と言えます。

「産業の町・苗穂」で独立開業し腕を振るう「すみれ」の元工場長・・・何気に面白いシチュエーションですね。



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「ピッコロ大将」は西山製麺㈱の「特製33丸麺」を使用しています。
この特製33丸麺は「すみれ」が西山製麺に発注している特注麺で、最近では小売店にも流通しています。



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「ピッコロ大将」という店名の由来は、店主が漫画『ドラゴンボール』の主要人物・ピッコロに似てツルッパゲだからw
店内にはピッコロと同じ格好をした店主の似顔絵を飾っています。



苗穂工場とピッコロ大将a06

棚の上にもピッコロ大魔王・・・ではなくピッコロ大将を描いた色紙。
まあ厳密に言うとこの服装は大魔王と言うより、その生まれ変わりであるマジュニアの姿ですね。
個人的には初期マジュニアの表情が化け物感あって好きなんですけど、分かる方はいらっしゃいますか?
悟飯を戦士に鍛え上げた後のピッコロさんは、どうも精悍すぎましてね・・・。



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店内には漫画を集めた本棚もあります。
大将のピッコロ似をアピールする割にはドラゴンボールが1冊も無いw



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こちらがメニュー表。
札幌ラーメンのお店に相応しく味噌・醤油・塩の3味を揃えています。
ただし大盛は味噌しかできないので要注意です。

オーダーは店主の奥さんが受け付けます。
物腰柔らかく好印象。



苗穂工場とピッコロ大将a09

今回は味噌ラーメンを注文。
出身店である「すみれ」の流れを汲み、スープの表面にラードで蓋をし熱々なコンディションを保った“村中系”です。
スープを口に運んでみると、スパイシーさはあるものの本家に比べてマイルドな印象。
ほんのり甘味を効かせているようにも感じます。
本家はパンチが強くて時折くどく感じる事もありますが、ピッコロ大将は意外にもこってりし過ぎずスルスルいける美味しさ。



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トッピングの元気玉・・・ではなく辛玉も注文しました。
メニュー表に「たまごぢゃないよ」と書いてあるのが何ともお茶目。
辛玉は味噌をベースに唐辛子、生姜、そしてガーリックジュニア・・・ではなくニンニクを練り込んだ特製調味料です。
「みんな!オラに辛味をわけてくれ!」
食べ進める毎に少しづつ投下して味変を楽しみます。
最終的に当初のマイルドさは何処吹く風、思いっきり激辛なスープに変貌しましたw
でも私は辛い物好きなので結果オーライ。

食後の会計では奥さんから「お好きな物を1つどうぞ」と飴をいただきました。
支払いを終えるとご主人もわざわざ厨房から出てきて「ありがとうございました!」とニッコリお辞儀。
この愛想の良さが気持ちいいですね。



苗穂工場とピッコロ大将a11

苗穂工場構内の北海道鉄道技術館は毎月第2・第4土曜日、13:30~16:00に開館します。
ピッコロ大将は11:00~15:00の営業なので、苗穂工場に行く前の食事に如何でしょうか?
なお、最近は17:30~20:00の夜営業を中止しているのでご注意を。
定休日は毎週木曜日です。



苗穂工場とピッコロ大将a12

ピッコロ大将~苗穂工場間の道程は270m。
徒歩4分で移動できます。


※写真は全て2022年8月13日撮影
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最終更新日 : 2022-08-28

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