タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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2022-06-03 (Fri) 23:02

【野辺地駅前】交通の要衝を象徴する常夜燈と線路のモニュメント

野辺地町観光物産PRセンターa01

青い森鉄道・JR大湊線の野辺地駅前には野辺地町観光物産PRセンターがあります。
同センターは野辺地町立の観光案内所で、下北半島をはじめ青森県全域の観光情報を提供しています。
売店では野辺地のお土産を取り扱っており、他に軽食コーナーや休憩コーナーも設けています。
営業時間は9:00~17:30で、売店は閉館よりも30分早い17:00に閉店します。



野辺地町観光物産PRセンターa04

野辺地町観光物産PRセンターa03

駅前に相応しく、センターの正面には線路のモニュメントが敷かれています。



野辺地町観光物産PRセンターa02

玄関前には線路の交差点。
ダイヤモンドクロッシングかと思いきや、レールは右左折の曲線だけで直線は全くありません。
流石に現実の鉄道でこのような交差は無いと思いますが・・・。


JR東日本 国鉄 青い森鉄道 JR貨物 JR北海道
野辺地町観光物産PRセンターa05

東西に延びる線路の末端には常夜燈のモニュメントが建っています。
こちらは西端の常夜燈。
この先には青い森鉄道線の鉄道防雪林が見えますね。



野辺地町観光物産PRセンターa06

史跡となっている実物の常夜燈は浜町の埠頭にあり、野辺地の廻船問屋・野村治三郎が1827年に花崗岩を使って建立しました。
そして毎年旧暦3月10日、即ち金比羅様の御縁日から旧暦10月10日までの1ヶ月間、夜間に航行する船が安全に出入りできるよう毎日点火してきました。
1ヶ月間に消耗する油は一升を要したといい、明治30年代まで点火を続けてきたそうです。
野辺地町役場が史跡に指定したのは1997年4月23日の事で、その後は常夜燈の周辺を公園に整備し、毎年7月中旬に「のへじ常夜燈フェスタ」を開催しています。



野辺地町観光物産PRセンターa07

こちらは線路東端の常夜燈。
駅前ロータリーに面しています。



野辺地町観光物産PRセンターa08

この常夜燈には「金毘羅大権現」と刻まれています。
金毘羅様は町内の笹館にある野辺地八幡宮が祀っており、古くから野辺地の人々は海上安全を祈願してきました。

明治以後は全国各地で鉄道の建設が進み、国内の貨物輸送も船から鉄道へとシフトしていきました。
北前船も鉄道に圧されて次第に消滅しましたが、野辺地には駅が置かれて旅客・貨物を迅速に運ぶ陸の動線が生まれました。
常夜燈と線路のモニュメントは言わば、海陸ともに交通の要衝だった野辺地のシンボルなのです。



野辺地町観光物産PRセンターa09

野辺地の滞在時間は2時間半ほど。
その間に集めたネタを記事に起こすと6本分になりました。




※写真は全て2022年5月1日撮影
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最終更新日 : 2022-06-03

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