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2014-04-06 (Sun) 10:40

営団地下鉄丸ノ内線の保存車両652(後編)



引き続き、八王子市内のコニカミノルタサイエンスドームにて静態保存されている500形652号車を取り上げます。
今回は乗務員室を見ていきましょう。





乗務員室仕切り。
後の営団の車両に比べて窓が大きくとられております。
手前には座席も配置。
現行の02系は乗務員室のスペースが拡大されている上、その手前に乗降口が設けられているため、「かぶりつき」の出来る座席がありませんよね。





運転台。
マスコンハンドルが大きく斜め上に上がっている点は、マッコウクジラこと日比谷線3000系でも踏襲された特徴です。
速度計・圧力計の上に貼られたステッカーから、この車両が元は「685-718-651-674-579-652」で6連を組んでいた事が分かります。
また、周囲には受話器が2つ設けられており、左が列車無線用、右が車内放送装置となっております。





車掌側。
窓の手前に現役時代は見られなかった機器が設置されております。
どうやらサイエンスドームへの搬入に伴い設置された太陽光発電用のパワーコンディショナーのようですね。
車両に通電して室内照明・前照灯の点灯が出来るようにしているのでしょうか?





現在の東京メトロの保有車両に比べると、乗務員室は結構狭いですね。
奥行きが無い事もあり、ドアスイッチは小さめの物が設置されております・・・しかも関東の鉄道車両にしては若干高めの位置ですね。
車掌弁は紐タイプで再開閉スイッチはありません。





車掌側の背面。
前後切替器が側面寄りに設けられております。

加えて仕切りドア寄りには、車掌側に放送装置が無いにも関わらず、銀座線01系や同じ丸ノ内線の後輩02系で本格採用された放送レベル計(肉声放送の音量を計測する機器)が設置されております。
おそらく晩年に増設されたのでしょう。


※写真は全て2014年3月29日撮影


(文・写真:叡電デナ22@総武線沿線在住)
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最終更新日 : 2019-07-02

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