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2022-04-11 (Mon) 20:26

【札幌市電】撤去されてしまった電車事業所の入庫線

札幌市電・電車事業所aas01

2022年3月20日、久々に札幌市電の電車事業所を見てきました。
M101号車のラストラン以来なので約5ヶ月ぶりですね。
札幌市電は2020年4月1日に上下分離方式を導入しており、運行管理・施設保全・営業を外郭団体の(一財)札幌市交通事業振興公社が受託しています。
電車事業所の玄関にSTSPの表札を掲げてから、2022年4月で2年目を数えるようになりました。



札幌市電・電車事業所aas04

今回は8500形8502号車が苗穂の札幌交通機械㈱車両事業本部でリニューアル工事を施し、電車事業所に戻ってきたというので様子を見に行ってきました。
しかし残念ながら8502号車はシャッター付きの修繕庫に閉じ篭っていたらしく、その姿を捉える事は出来ませんでした。
それでも久々の訪問で施設の重大な変化を発見。
何と入庫線の軌道がブツ切りになっているではありませんか!!


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札幌市電・電車事業所aas05

入庫線は電車事業所の南側に敷かれた線路。
回送車や貸切電車が中央図書館前電停から外回り線を進み、事業所構内に入庫する際に使われてきました。



札幌市電・電車事業所aas06

レールの切断部分はアスファルトを上に敷いて埋め込んだ状態です。
札幌市電は脱線を防ぐため軌間の内側にガードレールを敷いた箇所が多く、入庫線のカーブにも合計4本のレールを敷いています。
入庫線の断線箇所は車止めの代用として、主レールとガードレールの隙間にクッションをはめ込んでいます。
一方、入庫線と本線を結ぶ分岐器は跡形も無くなっています。



札幌市電・電車事業所aas07

入庫線の先には旧洗車場があります。
入庫した電車は旧洗車場を通過し、構内奥のカーブをぐるりと回り北側の車庫に納まっていました。



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ブツ切りになった入庫線から本線方向を眺めた様子。
札幌生まれの道産電車、240形246号車が交差点を右折し、電車事業所前電停に滑り込みました。



札幌市電・電車事業所aas08

入庫線の架線は意外にも撤去されておらず、消えた線路の頭上でカーブを描いています。
電力設備の撤去にまで費用をかけるよりも、そのまま旧洗車場内の送電線として活用しようという事なんでしょうか?



札幌市電・電車事業所aas12

一方、こちらは従来の出庫線。
この線路が現在は入庫線を兼ねており、入庫電車の運転士に向けて「最徐行」の標識を掲げるようになりました。

M101号車のラストランでは入庫線を使用していたので、それから2週間の間に入庫線を撤去した事になりますね。

以前の事業所構内でぐるりと一回転する配線が機能的で良かったと思うんですけどね・・・。
構内奥のカーブには分岐器があり、修繕庫のA~D線、車庫の1~5番線に入線できるようになっています。
入庫と出庫の動線を分ける事によって構内入換の手間が省略され、効率的に電車の出し入れが出来ていたと思うのですが・・・。
STSPは一体何を思って工事を施したのやら。



札幌市電・電車事業所aas10

電車事業所の変化を見た後は市電の内回りに乗車。
静修学園前電停で下車し「麺屋169」で昼食をとります。
ミシュランガイドに掲載された事もある名店です。



札幌市電・電車事業所aas11

「麺屋169」には7年ほど足を運んでいますが、訪問の度に看板メニューの芳醇醤油そばを注文しがち。
たまにスタンダードな中華そば(醤油・塩の2種類)を食べていますが、味噌ラーメンを食べた事は一度も無かったな・・・と思い遂に注文しました。
鶏清湯と魚介出汁を合わせた芳醇醤油そば等とは打って変わり、味噌ラーメンはラードを浮かべたコッテリ系。
蓮華でスープを救って飲んでみるとニンニクがガツンと効き、力強い味わいに圧倒されました。
札幌ラーメンの伝統にならい、ラードで炒めたもやしも香ばしくて良いですね。
ごちそうさまでした。


※写真は全て2022年3月20日撮影
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最終更新日 : 2022-04-11

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