タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です

Top Page › 北海道 › 【解体決定】宗谷本線旭川四条駅の駅舎を見納める[後編]
2022-04-05 (Tue) 21:17

【解体決定】宗谷本線旭川四条駅の駅舎を見納める[後編]

旭川四条駅ztf101

引き続き2022年3月31日を以って閉鎖された駅舎の見納めについて書きます。
旭川四条駅では老朽化した高架橋の耐震補強工事を実施する都合により、高架下に納まる駅舎が取り壊される事になりました。



旭川四条駅ztf102

待合室の北面玄関と向かい合う階段。
この階段を上り切ると2面2線の相対式ホームがあります。



旭川四条駅ztf103

階段脇の看板には「ご乗車のお客様以外の方は無断でホームに上らないで下さい」とあります。
簡易委託駅時代、プラットホームでのイタズラを防止するために設置された物でしょう。


JR北海道 国鉄 JR貨物 無人駅 宗谷本線 石北本線 駅舎 旭川四条仮乗降場
旭川四条駅ztf104

階段の踊り場から駅舎を眺めた様子。
今回は札幌から旭川、旭川から当駅・・・と列車を乗り継いできた直後だったのでセーフです。
解体工事に先駆けてか、北面玄関の上にあった電飾看板が撤去されてしまいましたね。
以前は中島病院、四条はらだ医院、はらだ病院が電飾看板に広告を出していました。



旭川四条駅ztf105

旭川四条駅ztf106

踊り場から簡易委託駅時代の駅事務室(出札窓口)を眺めた様子。
青いトタン板の片流れ屋根を有しています。



旭川四条駅ztf109

旭川四条駅ztf108

踊り場にあった電飾看板も撤去されています。
以前は菊池外科、唐沢病院などの広告が出ていました。

そして駅舎の解体と引き換えに、この踊り場にベンチと時刻表、運賃表が設置されました。
ここが新たな待合所となります。



旭川四条駅ztf110

四条通(国道39号線)には電飾の駅名板を掲げています。
階段でやや隠れてしまいますが駅舎と一緒に撮影。



旭川四条駅ztf112

旭川四条駅ztf111

17丁目オール商店街六号館の北端には「鉄道雑貨の店ぽっぽや」が入居しています。
「ぽっぽや」は通販も展開しています。



旭川四条駅ztf121

高架線を挟んで東側からも駅舎を撮影。



旭川四条駅ztf122

旭川四条駅ztf123

西側から眺めると待合室と事務室は別棟のように見えますが、ここから見ればシームレスだと分かりますね。



旭川四条駅ztf113

旭川四条駅ztf114

駅舎南側の高架下には仮囲いが為されています。
ここにはJR北海道グループの札幌交通機械㈱旭川機械支店がありました。
SKK旭川機械支店はJR北海道旭川支社管内において、自動券売機、自動改札機、エスカレーター、エレベーター、空調・冷暖房装置など各種機械設備の新設・検修に携わっています。



旭川四条駅ztf115

旭川四条駅ztf116

ここも高架橋の耐震補強工事に伴い、旭川四条駅より一足早く解体工事が為されました。
現在、仮囲いの内側では既に耐震補強工事が始まっています。
なお、SKK旭川支店は至近にある旭川電気軌道㈱本社ビルに移転済みです。
JRの子会社なのにJR関連の施設に移らず、バス会社の持ちビルに引っ越すというかなり珍しいパターン。



旭川四条駅ztf117

旭川四条駅ztf118

高架線の東側に工事標識類を掲示しています。



旭川四条駅ztf120

労災保険関係成立表に記載された事業期間は2022年2月25日~7月4日。
2022年7月4日には耐震補強工事が完了する予定だと読み取れますね。
工事の受注者は東旭川の建設会社・㈱只石組で、発注者は北海道ジェイ・アール都市開発㈱です。
北海道ジェイ・アール都市開発はJR北海道グループの不動産会社で、道内JR線における高架下用地の管理も担っています。



旭川四条駅ztf124

JR北海道は駅舎が無くなっても利用客が雨風をしのげるよう、階段を改修して対応する予定だといいます。
おそらくは先述した踊り場に壁を新設する等の処置を施すのでしょう。

駅舎の消滅は寂しいですが、JR北海道の厳しい懐事情を思うと仕方ない事なのかも知れません。
それに旭川四条駅を利用する客の動きを見ていると、駅舎には入らずホームに直行する人が多いんですよね。
何しろ列車が来る直前になって駅に入るパターンが定着しているようで、構内で何分も列車を待つという人をなかなか見かけないんですよ。
周辺には商業施設が多く集まっていますから、列車待ちの時間を過ごすにも不自由が無いですし・・・。
こうした地域の特性も「駅舎を建て替えない」という決断に至った要因でしょうね。



旭川四条駅ztf127

駅舎の見納めは1時間ほどでお開き。
その後は「Sきっぷ」を使って札幌に戻りました。


札幌市営地下鉄南北線
旭川四条駅ztf125

札幌駅に着いたら地下鉄南北線に乗り換え、中の島駅で下車。
中の島通を南下して10分ほどで「おにやんま」に到着しました。
「せっかく旭川に行ったんだから旭川ラーメンにすれば良かったろうに」と思われるかも知れませんね。
それがこのお店、コロナ対策の一環なのか去年3月頃から長期休業が続きまして、最近営業を再開したと聞いたものですから足を運ばずにいられなかったのです。

「おにやんま」は札幌ラーメンの超名店「すみれ」の社長・村中伸宣さんが、新しい札幌ラーメンを作る「村中研究所」として開業したラーメン屋です。
玄関の暖簾にも「すみれ」の名を記しています。
毎週土日だけの営業ですが村中社長自ら厨房に立ち、腕を振るう事もしょっちゅうあります。
札幌ラーメン界のレジェンドが本家「すみれ」とは一味違う一杯を創る訳です。
にも拘らず何故か「おにやんま」の知名度は低め。
もっと知られるべき店だと思います。



旭川四条駅ztf126

この日も村中社長が厨房でせっせとラーメンを作っていました。
久方ぶりに「テールラーメン」を注文。
北海道では大変珍しい牛骨ラーメンです。
透き通った塩味の牛テールスープはスッキリしつつも香ばしく、食べ進める毎に牛の風味を感じられます。
チャーシューと一緒に載せた牛スジも嬉しいですね。
ごちそうさまでした。


※写真は全て2022年3月27日撮影
スポンサーサイト



最終更新日 : 2022-04-05

Comment







管理者にだけ表示を許可