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2021-09-29 (Wed) 23:30

函館本線岩見沢駅[7] 教育大学の情報発信スペースと3階の駅窓口

岩見沢駅a406

引き続き空知管内は岩見沢市有明町南にある、JR北海道の岩見沢(いわみざわ)駅を取り上げましょう。
第1回~第3回の記事では「鉄道の町・岩見沢」の象徴と言える岩見沢駅の大まかな歴史を解説。
第4回からは複合駅舎(4代目駅舎)を眺め、合築の市営施設「有明交流プラザ」も紹介しております。


JR北海道 国鉄 JR貨物 岩見沢市有明交流プラザ 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 センターホール
岩見沢駅a409
JR北海道 国鉄 JR貨物 岩見沢市有明交流プラザ 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 センターホール
岩見沢駅a402
JR北海道 国鉄 JR貨物 岩見沢市有明交流プラザ 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 センターホール
岩見沢駅a403
JR北海道 国鉄 JR貨物 岩見沢市有明交流プラザ 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 センターホール
岩見沢駅a407

複合駅舎2階には「センターホール」という空間があります。
ここは有明交流プラザの一部分で、1階中央口・いわみざわ農園のちょうど真上に位置します。
前回記事で触れたとおりですがセンターホールもレンタルスペースとなっており、1日2,810円、半日1,400円でイベントに使う事ができます。
ここでは地元有志による「岩見沢鉄道模型部」が鉄道ジオラマ展示会をしばしば開催していますし、2019年9月25日には岩見沢市役所関連の「いわみざわ駅まる。鉄道EXPO2019 」もありました。
また、有明交流プラザは毎日9:00~21:00に開館するため、広いセンターホールを待合室代わりとしてゆったり過ごすのも良いでしょう。


JR北海道 国鉄 JR貨物 岩見沢市有明交流プラザ 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 センターホール岩見沢駅a401

センターホールの一角には北海道教育大学岩見沢校の情報発信スペース「i-BOX」が置かれています。
北海道教育大学岩見沢校は「岩教大」と略称される事が多いですね。
岩見沢市役所は2004年3月2日に岩教大と相互協力協定を締結し、教育、文化、芸術・スポーツの各分野で援助・協力を続けています。
i-BOXも岩教大と市役所の協働により、2009年3月30日の複合駅舎完成に伴いオープンしました。


JR北海道 国鉄 JR貨物 岩見沢市有明交流プラザ 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 センターホール
岩見沢駅a404

i-BOXの「i」にはIWAMIZAWA」(岩見沢)、INTERACTIVE」(相互性)、INFORMATION」(情報)と3つの意味をこめています。
ロゴには「鉄道の町」らしくレールの断面をデザイン。
開放時間は毎日10:00~17:00で、岩教大の学生や教員による美術作品の企画展示、市民に向けた学内活動の情報発信などを行なっています。
入場料は無料です。


JR北海道 国鉄 JR貨物 岩見沢操車場 車両基地
岩見沢駅a405

i-BOXの入口に置かれた「岩教かわらばん」では、岩教大の活動や市内で開催予定のイベントに関する情報を発信。
時々立ち寄ってみると思わぬ発見があるかも知れません。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 エレベーター 中央口コンコース
岩見沢駅a408

センターホールから中央口コンコースの吹き抜けを眺めた様子。
こうして見ると1階と3階を結ぶエレベーターの長さにハッとさせられますね。


3階フロアマップ 間取り図 館内案内図 岩見沢駅事務室 待合室 岩見沢駅構内 改札口
岩見沢駅a413

ここからは3階に上がりましょう。
駅構内に掲示された3階の間取り図は情報がやや古く、閉店済みの「ツインクルプラザ岩見沢支店」の表記が残っていたり、自販機置き場に「店舗」と書かれています。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 待合室
岩見沢駅a410

センターホールから階段を上ると、待合室まで通路が伸びています。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 岩見沢駅事務室
岩見沢駅a411

トイレの東隣にあるのは岩見沢駅事務室の出入口。
こちらのドアも1階輸送本部と同様、ダイヤル式電子錠で厳重なセキュリティを保っています。


旅行センター岩見沢支店 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 ツインクルプラザ岩見沢支店
岩見沢駅a412

更に東隣には看板を外されたツインクルプラザ岩見沢支店の自動ドアが寂しく佇んでいます。
あれから4年半が経過したものの、旧店舗が何らかのかたちで再利用される気配は一向にありません。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 待合室
岩見沢駅a414

そんな旅行センター跡の真正面まで伸びるエスカレーター。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 待合室 岩見沢地区駅
岩見沢駅a415
JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 待合室 有人駅 直営駅
岩見沢駅a416
JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 待合室 有人駅 直営駅
岩見沢駅a417

待合室の様子。
窓側に6脚のベンチが不規則に置かれています。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 待合室 有人駅 直営駅
岩見沢駅a420

2020年2月19日には空知管内で初となる「話せる券売機」が登場。
「話せる券売機」はJR北海道が2018年度より設置を進めている受話器付きの券売機で、コールセンターとの通話により指定席券の予約購入、学生証の提示による通学定期券の購入、ジパング倶楽部・学割などの割引切符の購入、切符の変更・払い戻し等が可能です。
なお、このコールセンターは正式名称を「話せる券売機オペレーションセンター」と言い、JR北海道の子会社である㈱北海道ジェイ・アール・サービスネットが運営しています。
オペレーションセンターの係員は駅の営業職と同様、営業主任、営業指導係、営業係といった職名を与えられているそうな。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 待合室 有人駅 直営駅
岩見沢駅a421

券売機の右脇には飲料自販機コーナーがあります。
前掲した見取り図には「店舗」とあり、以前は売店があったと思うのですが当時の記憶が曖昧。
キヨスク岩見沢店(現:セブンイレブン北海道ST岩見沢店)は元から1階だし、こちらが閉店したのはいつだったかなあ?


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 みどりの窓口 出札窓口 駅員
岩見沢駅a419

出札窓口(みどりの窓口)はオープンカウンター形式。
出入口は改札口前を含む3ヶ所で、営業時間は毎日5:30~23:35です。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 みどりの窓口 出札窓口 駅員
岩見沢駅a418

ツインクルプラザ岩見沢支店なき今、旅行商品のパンフレットは「みどりの窓口」前に陳列しています。

現在の岩見沢駅は岩見沢地区駅(担当区域:室蘭本線栗沢~岩見沢間、函館本線幌向~滝川間、根室本線滝川~落合間)の拠点駅として機能する直営駅(社員配置駅)です。
地区駅長を筆頭に地区副駅長、地区駅専門スタッフ、営業助役、輸送助役、事務職駅員(事務主任・事務係)、営業職駅員(営業主任・営業指導係・営業係)、輸送職駅員(輸送主任・輸送指導係・輸送係)が勤務しています。
岩見沢地区駅は2001年4月1日に開設され、かつてはツインクルプラザ岩見沢支店も傘下に収めていました。


JR北海道 国鉄 JR貨物  駅員 岩見沢駅鉄道案内所
岩見沢駅a425
国鉄時代の岩見沢駅に置かれていた「鉄道案内所」
案内担当の駅員達はホーム上での旅客案内、駅構内の案内放送、遺失物の管理・引渡し等に当たった
岩見沢駅100年史編さん委員会(1982)『岩見沢駅100年のあゆみ』(岩見沢駅長 佐藤英夫)p.39より引用

国鉄時代の岩見沢駅は北日本最大のヤードと謳われた岩見沢操車場を抱えた事もあり、運転取扱業務に係る詰所が多かったという話は既に書いたとおりです。
一方、フロント部門も出札、改札、案内、小荷物、貨物、連区(収入管理・広報など)、旅行センター(当時は駅長の指揮管理下だった)と多岐に渡りました。
1972年当時の所属人員を見ると総員449名のうち、フロントに携わる掛職だけで77名もいたんですね。
その内訳は営業掛7名(従前の掛主任)、旅客掛32名、小荷物掛11名、貨物掛12名、運輸掛15名でした。
しかし国鉄末期に小荷物室・貨物事務室が廃止となり、分割民営化後も合理化が続いた事によって今や総員35名にまで落ち込んでしまいました。
かつての隆盛が失われて久しいですが、それでも岩見沢駅は南空知における交通の要衝として機能し続けています。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 改札口 自動券売機 有人駅 直営駅
岩見沢駅a422

待合室と直結している改札口。
4基の自動改札機が並び、頭上には電光掲示板(発車標)が備えてあります。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 改札口 自動券売機 有人駅 直営駅
岩見沢駅a423

「みどりの窓口」と直結している改札口の精算所。


JR北海道 国鉄 JR貨物 4代目駅舎 岩見沢複合駅舎 3階通路 改札口 自動券売機 有人駅 直営駅
岩見沢駅a424

ラッチ内から改札口を眺めた様子。


長くなったので今回はここまで。


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※写真は特記を除き2020年11月24日撮影
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最終更新日 : 2021-11-03

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