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2020-05-17 (Sun) 21:44

JR北海道の「地区駅長制度」 担当区域の複数の駅を統括管理

学園都市線地区駅n01(桑園駅)
JR北海道本社のお膝元にある函館本線桑園駅
同駅は「学園都市線地区駅」の拠点駅でもある
2020年1月4日撮影

日本の鉄道事業者の多くは、複数箇所の中小駅を1ヶ所の管理駅がまとめて管轄する体制を採っています。
私鉄や地下鉄では「管区駅」、「駅管区」などと呼んでいますね。
中でも阪急電鉄は駅管区のトップを「統括駅長」と称し、その下に駅長、首席助役、助役、保安スタッフ(運転取扱担当)、営業スタッフ(接客担当)といった駅員を設けています。



千歳地区駅n02
「千歳地区駅」の拠点駅である千歳線千歳駅の出札窓口と改札口
2020年1月4日撮影

国鉄は1949年6月の公共企業体発足以降、主に地方線区で「駅連合区」(略して「連区」)という組織単位を設けるようになりました。
これは営業活動の中心を従来の「駅単位」から、複数駅が連帯する「地域単位」に改め、共同で定めた収入目標の達成を目指して孝動するというものです。
管理駅長の配下には営業推進担当として「連区助役」(「管理助役」と称する場合も)を置き、連区に属する各駅の収入管理や広報活動、業務委託駅に対する営業指導、無人駅の管理に当たらせていました。
鉄道ファンなら営業関係の助役と言えば、出札助役や改札助役を思い浮かべる方が多いでしょうが、連区助役を御存知の方は案外少ないと思います。
連区の設置については国鉄本社が指定するのではなく、各鉄道管理局の判断に委ねていました。
1987年4月の分割民営化に伴い連区は解消されましたが、旅客鉄道の中には連区を踏襲した駅業務執行体制を敷く会社も現れています。


JR北海道 国鉄 地区駅長制度 地区駅エリア 拠点駅 管理駅 被管理駅
JR北海道の地区駅長制度(組織図)
情報を元に作成した地区駅エリア体制の組織図
右クリック→「新しい画像を開く」で拡大画像を表示

JR北海道も会社発足13年目の2000年5月、「地区駅長制度」と称する管理体制を導入しました。
地区駅長制度は指定の担当区域内に属する各駅を統括する方式・・・とここまでは連区に準じていますが、信号場や旅行センター支店(ツインクルプラザ)の管理も併せて担当する点が一線を画しています。
信号場を含めているのは異常時の運転取扱業務に対応するためで、地区駅に属する各駅員も共同で実施する異常時訓練に参加する事となりました。

また、駅長の中にも明確なヒエラルキーが構築され、地区駅長が配下の管理駅長・支店長を統率する立場となる事から「大駅長制」とも呼ばれます。
地区駅長が勤務する直営駅(社員配置駅)は「拠点駅」と言い、その下に管理駅、被管理駅(信号場を含む)などを設けています。
被管理駅の中には拠点駅が直轄する箇所もあります。

JR北海道が2007年に発行した記念誌『JR北海道20年のあゆみ』にも、地区駅長制度に関する記述がありますので、下記に引用しましょう。
なお、本文中に書かれている各地区駅の管轄駅数は直営駅、業務委託駅のみ数えて表示しています。

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 共通の販売エリア内にある複数の駅と旅行センターをグループ化し、中心となる拠点駅に地区駅長とスタッフを配置し、エリア内を統括する地区駅長制。「大駅長制」ともいわれるこの地区駅長制度を平成12年5月1日、新たに導入した。当初は5地区でスタート、翌年4地区が加わり、本社管内の9地区で地区駅長制を実施。より現場同士の連携を強めるとともに、効率化を進める上でも大きな役割を果たしている。
 最初に誕生したのは手稲(函館線銭函ー琴似間7駅と旅行センター手稲支店)、江別(同厚別ー豊幌間6駅)、学園都市線(札沼線桑園ー新十津川間8駅と旅行センター桑園支店)、千歳(千歳線上野幌ー新千歳空港間6駅)、室蘭(室蘭線大岸ー竹浦間、同東室蘭ー室蘭間8駅と旅行センター東室蘭支店)の各地区で、それぞれ手稲、江別、桑園、千歳、東室蘭の各駅長を地区駅長に指定した。
 地区駅長制度の目的は3つある。駅と旅行センターの連携に伴う販売体制強化による収入確保、異常時訓練や連絡体制整備による輸送体制の整備、そして駅業務のノウハウ継承など人材の育成だ。収入確保に関してはセールス業務の旅行センター集約や団体旅行の組織的展開、地区駅収入目標の策定に伴う一体感の醸成など。異常時訓練は地区内の駅が共同で実施、拠点駅を軸とした異常時連絡体制の整備による速応化も期待できる。人材育成では地区内を一体とみなした社員の運用も可能だ。このほか、庶務、経理など後方支援の緩和・効率化も狙う。

《出典》
JR北海道20年史編纂委員会(2007)『JR北海道20年のあゆみ』(北海道旅客鉄道株式会社)p.78
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JR北海道 営業係 営業指導係 営業主任 輸送係 輸送指導係 輸送主任
JR北海道の地区駅長制度(職制)
情報を元に作成した地区駅エリア体制の職制イメージ図
右クリック→「新しい画像を開く」で拡大画像を表示

地区駅長制度に職制を当てはめると、概ね上の図の通りになるようです。
直営駅の中には1997年7月の複線型人事制度「エキスパートコース」開設に伴い、指導育成職として新設された「チーフリーダー」および「リーダー」を置く駅もあります。
拠点駅には地区駅長の補佐を担う地区副駅長も執務し、その配下には各駅の管理に当たる専門スタッフを置いています。
名札の所属表記も一般駅員は拠点駅勤務を含めて「○○駅」なのに対し、専門スタッフは「○○地区駅」と明記しているので容易に見分けられますね。

業務委託駅は営業フロント業務(出改札・乗客案内)のみ委託しており、かつてはJR北海道の子会社3社が受託していましたが、2017年2月以降は㈱北海道ジェイ・アール・サービスネットの1社に絞られています。
業務委託駅の駅長は運転取扱資格を持たないため、基本的に管理駅長よりも格下です。
サービスネットは20代のうちに副駅長、更には駅長まで上り詰める社員が多いのですが、それは直営駅に比べて管理者になるために必要な知識が少ないからだと言えます。
ただし室蘭本線白老駅や札沼線篠路駅など、ごく一部は運転取扱資格が無くとも管理駅として無人駅を管轄しています。


JR北海道 札幌駅 札幌地区駅 ツインクルプラザ札幌南口支店
札幌地区駅n04(ツインクルプラザ)
札幌駅1階にあるツインクルプラザ札幌南口支店の看板
2020年1月4日撮影

再び『JR北海道20年のあゆみ』の記述を引用しましょう。

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 地区駅長の下には地区副駅長と専門スタッフ1、2人を配置し、それぞれの統括部署をみている。制度を導入して1年が経過し、旅行商品に関しては、組織的な団体募集や地域密着型の企画商品販売などの面で効果がみられた。
 このため平成13年4月1日には、千歳地区駅に石勝線追分駅を追加するとともに、新たに小樽(函館線銀山ー朝里間4駅と旅行センター小樽支店)、岩見沢(函館線・根室線幌向ー滝川ー芦別間、室蘭線栗沢ー岩見沢間9駅と旅行センター岩見沢支店)、新札幌(函館線・千歳線苗穂ー新札幌間4駅と旅行センター新札幌支店)、苫小牧(室蘭線・千歳線北吉原ー沼ノ端ー美々間3駅と旅行センター苫小牧支店)の4地区で地区駅長制度を導入。それぞれ小樽、岩見沢、新札幌、苫小牧の各駅長を地区駅長に指定している。
 札幌、倶知安、富良野、新夕張の4駅は地区駅に属さない単独駅として残るが、地区駅長制は9地区を設定したことで、道央圏が網羅されてほぼ完成した。
 地区駅長制の導入は、たとえば小樽地区駅が17、18年のそれぞれ8月下旬に、すし職人を同乗させて実際に列車内で握ってもらうユニークな取り組みが実現するなど、販売面では狙い通りの効果が表れている。しかし、目的に達していない部分もあり、今後、営業網の整備・強化や技術継承、人材育成面でさらに地区内での連携を強めていく。

《出典》
JR北海道20年史編纂委員会(2007)『JR北海道20年のあゆみ』(北海道旅客鉄道株式会社)p.78
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2001年4月までに9箇所の地区駅が発足していますが、当初は本社鉄道事業本部の管轄内でしかなかった事が分かりますね。
その後、『JR北海道20年のあゆみ』の発行から3年の間に釧路支社、旭川支社、函館支社でも地区駅が発足。
担当区域の拡大や地区駅の統廃合も為され、2020年5月現在で全道17地区駅が稼働しています。
その内訳は下記の通りです。

【本社鉄道事業本部】計9ヶ所
小樽地区駅
手稲地区駅
学園都市線地区駅
札幌地区駅
新札幌地区駅
千歳地区駅
苫小牧地区駅
室蘭地区駅
岩見沢地区駅

【釧路支社】計2ヶ所
釧路地区駅
帯広地区駅

【旭川支社】計3ヶ所
旭川地区駅
北見地区駅
名寄地区駅

【函館支社】計2ヶ所
函館地区駅
長万部地区駅

何れの地区駅も在来線を担当区域としており、北海道新幹線では地区駅を組織していません。

以上の順番に沿って、ここからは各地区駅の概況を見ていきましょう。


小樽駅 駅舎 小樽地区駅 函館本線 山線
小樽地区駅n01
「小樽地区駅」の拠点駅である函館本線小樽駅
2020年1月4日撮影

小樽地区駅は函館本線小樽駅を拠点駅とし、インバウンドの多い小樽や倶知安、ニセコを沿線に構えています。
羊蹄山が聳える後志管内の山地に敷かれた、いわゆる「山線」の駅を多く管理しています。
豪雪地帯につき冬場は排雪モーターカーの運転が多く、小樽駅と倶知安駅にある運転事務室では、機械除雪の運転管理に当たるべく夜を徹して連動制御盤を扱います。

【担当区域】
函館本線目名~朝里間

【拠点駅】
函館本線小樽駅
(直轄区間:函館本線蘭島~朝里間)

【管理駅】
①函館本線倶知安駅
(管轄区間:函館本線目名~小沢間)

②函館本線余市駅
(管轄区間:函館本線銀山~余市間)

【被管理駅】
①業務委託駅
函館本線南小樽駅、小樽築港駅

②簡易委託駅
函館本線蘭越駅、ニセコ駅、銀山駅

③無人駅
函館本線目名駅、昆布駅、比羅夫駅、小沢駅、然別駅、仁木駅、蘭島駅、塩谷駅

【旅行センター】
なし


手稲地区駅 手稲駅 駅舎 函館本線 札幌運転所
手稲地区駅n01
「手稲地区駅」の拠点駅である函館本線手稲駅の南口
2020年1月4日撮影

手稲地区駅は函館本線手稲駅を拠点駅とし、札幌西部の住宅街における通勤通学輸送を支えています。
沿線には札幌運転所があり、出入区の際は手稲駅で信号扱いを担当しています。
担当区域は北海道ジェイ・アール・サービスネットの業務委託駅が多めで、区域の大半を手稲駅が直轄しています。
他に直営駅(社員配置駅)として銭函駅があり、駅長を置いていますが無人駅すら管理していません。
琴似駅はJR北海道としては2人目の女性駅長が執務する直営駅でしたが、2016年11月に業務委託化されています。

【担当区域】
函館本線銭函~琴似間

【拠点駅】
函館本線手稲駅
(直轄区間:函館本線ほしみ~手稲間)

【管理駅】
函館本線銭函駅
(管轄区間:自駅のみ)

【被管理駅】
①業務委託駅
函館本線星置駅、稲積公園駅、発寒駅、発寒中央駅、琴似駅

②無人駅
函館本線ほしみ駅、稲穂駅

【旅行センター】
なし


桑園駅 札沼線 学園都市線地区駅 駅舎
学園都市線地区駅n03(桑園駅)
「学園都市線地区駅」の拠点駅である函館本線桑園駅の高架下にある東口
2020年1月4日撮影

学園都市線地区駅は函館本線桑園駅を拠点駅とし、札沼線内の各駅を管理しています。
拠点駅の名を冠する事が多い地区駅にあって、ここだけ路線愛称を地区駅名としています。
2020年4月17日にラストランを迎えた後、長期運休を経て5月6日に廃止された札沼線北海道医療大学~新十津川間も、学園都市線地区駅が担当していました。
また、道内JR線としては珍しく業務委託駅が管理する無人駅があり、太平駅、百合が原駅、あいの里公園駅の3駅が該当します。

【担当区域】
札沼線桑園~北海道医療大学間

【拠点駅】
函館本線桑園駅
(直轄区間:札沼線桑園~新川間、札沼線拓北)

【管理駅】
①札沼線新琴似駅 ※業務委託駅
(管轄区間:札沼線新琴似~太平間)

②札沼線篠路駅 ※業務委託駅
(管轄区間:札沼線百合が原~篠路間)

③札沼線あいの里教育大駅 ※業務委託駅
(管轄区間:札沼線あいの里教育大~あいの里公園間)

④札沼線石狩当別駅
(管轄区間:札沼線石狩太美~北海道医療大学間)

【被管理駅】
①業務委託駅
札沼線八軒駅、新川駅、拓北駅

②簡易委託駅
なし

③無人駅
太平駅、百合が原公園駅、あいの里公園駅、石狩太美駅、北海道医療大学駅

【旅行センター】
なし


札幌地区駅 札幌駅 駅舎 函館本線
札幌地区駅n01
北の都のターミナル、札幌駅の南口
駅舎はJRタワー、ステラプレイス、大丸札幌店と一体化している
2020年1月4日撮影

札幌地区駅は函館本線札幌駅を拠点駅としています。
札幌駅は道内最大級のターミナル駅で、現在こそ違いますが当駅の歴代駅長は多くが取締役を兼任してきました。
営業助役や輸送総括助役、設備助役のように一定業務を割り振られた「担当助役」も多く、CS推進・苦情処理と接客教育を担当する「サービス助役」という珍しい助役も配置されています。
そして札幌地区駅は何と、札幌駅構内で担当区域が完結している地区駅なのです。
1駅しかないのに地区駅って、一体どういう事かというと・・・


JR北海道 旅行センター札幌支店 ツインクルプラザ札幌支店 札幌地区駅
札幌地区駅n03(ツインクルプラザ)
札幌駅東コンコース北側にあるツインクルプラザ札幌支店
2020年1月4日撮影

・・・駅構内にあるツインクルプラザ2店舗を管轄しているからなんですね。
国鉄時代の旅行センターは駅長の指揮管理下に置かれ、責任者である所長も実際の職名は「助役(旅行センター所長)」でした。
しかしJR北海道は1987年7月にツインクルプラザを立ち上げた際、駅から組織分離した「支店」として開設しており、責任者の支店長も現場長相当の役職と位置づけたのです。
つまり駅構内に入居こそすれ、実際は駅長の指揮管理下から独立した現業機関という訳ですね。
そして札幌地区駅では地区駅長の配下に、札幌駅、ツインクルプラザ札幌支店、ツインクルプラザ札幌南口支店を設ける体制としています。

【担当区域】
函館本線札幌駅

【拠点駅】
函館本線札幌駅
(直轄区間:自駅のみ)

【管理駅】
なし

【被管理駅】
なし

【旅行センター】
ツインクルプラザ札幌支店
ツインクルプラザ札幌南口支店


新札幌駅 新札幌地区駅 江別地区駅 千歳線 函館本線
新札幌地区駅n01
「新札幌地区駅」の拠点駅である新札幌駅の玄関
複合商業施設の2階通路に組み込まれている
2020年1月4日撮影

新札幌地区駅は千歳線新札幌駅を拠点駅とし、その担当区域は千歳線と函館本線の2路線に跨ります。
かつては函館本線厚別~豊幌間を担当する江別地区駅がありましたが、既に新札幌地区駅に統合されています。
地区駅は運転取扱業務にも関与するという性格上、大抵の拠点駅は構内に場内信号機や転轍機を置いていますが、新札幌駅は出発信号機のみの棒線駅となっています。
一方、お隣の上野幌駅は待避設備を構える立派な構内配線。
その割りに業務委託駅なので、もしかしたら新札幌駅から上野幌駅の信号設備を遠隔制御する連動制御盤があるのかも知れませんね。

【担当区域】
函館本線苗穂~豊幌間
千歳線上野幌~白石間

【拠点駅】
新札幌駅
(直轄区間:千歳線上野幌~新札幌間)

【管理駅】
①函館本線苗穂駅
(管轄区間:自駅のみ)

②函館本線白石駅
(管轄区間:千歳線平和~白石間)

③函館本線厚別駅
(管轄区間:自駅のみ)

④函館本線江別駅
(管轄区間:函館本線森林公園~豊幌間)

【被管理駅】
①業務委託駅
函館本線森林公園駅、大麻駅、野幌駅、高砂駅
千歳線上野幌駅、平和駅

②簡易委託駅
なし

③無人駅
函館本線豊幌駅

【旅行センター】
なし


千歳地区駅 千歳駅 駅舎 千歳線 請願駅
千歳地区駅n01
「千歳地区駅」の拠点駅である千歳線千歳駅の西口
2020年1月4日撮影

千歳地区駅は千歳線千歳駅を拠点駅とし、その担当区域は千歳線、石勝線、室蘭本線の3路線に及びます。
2019年4月に廃止された石勝線夕張支線も千歳地区駅の担当でした。
北海道の空の玄関口である新千歳空港を抱え、道内随一の動脈路線における駅業務を支えています。
道南・道東方面の特急、快速エアポート、貨物列車など列車の往来が多い事から、札幌近郊にある他の地区駅に比べて直営駅が多めです。
信号場もかなり多いですね。
沿線の北広島市では北海道日本ハムファイターズが、2023年の開業を目指すボールパークの建設が進められており、北広島市役所の請願による新駅の構想もあります。

【担当区域】
千歳線美々~西の里間
石勝線南千歳~串内間
室蘭本線遠浅~栗丘間

【拠点駅】
千歳線千歳駅
(直轄区間:千歳線千歳~サッポロビール庭園間)

【管理駅】
①千歳線南千歳駅
(管轄区間:千歳線美々~南千歳間)

②千歳線新千歳空港駅
(管轄区間:自駅のみ)

③千歳線島松駅
(管轄区間:千歳線恵庭~島松間)

④千歳線北広島駅
(管轄区間:千歳線北広島~西の里間)

⑤室蘭本線追分駅
(管轄区間:室蘭本線遠浅~栗丘間、石勝線駒里~川端間)

⑥石勝線新夕張駅
(管轄区間:石勝線滝ノ下~串内間)

【被管理駅】
①業務委託駅
千歳線恵庭駅、恵み野駅

②簡易委託駅
石勝線占冠駅
室蘭本線早北駅、栗山駅

③無人駅
千歳線長都駅、サッポロビール庭園駅
石勝線川端駅、滝ノ上駅、トマム駅
室蘭本線遠浅駅、安平駅、三川駅、古山駅、由仁駅、栗丘駅

④信号場
千歳線美々信号場、西の里信号場
石勝線駒里信号場、西早来信号場、東追分信号場、滝ノ下信号場、十三里信号場、楓信号場、オサワ信号場、東オサワ信号場、清風山信号場、東占冠信号場、滝ノ沢信号場、ホロカ信号場、串内信号場

【旅行センター】
なし



苫小牧地区駅n01
「苫小牧地区駅」の拠点駅である苫小牧駅の南口
2020年1月4日撮影

苫小牧地区駅は室蘭本線苫小牧駅を拠点駅とし、室蘭本線、千歳線に加え、日高線運輸営業所から継承した日高本線全区間の駅業務を統括しています。
日高本線は高波被害による長期運休が続く鵡川~様似間の廃止方針が固まり、具体的な廃止時期は未定ですがバス転換される見込みです。
また、管理駅の中には業務委託駅である白老駅が含まれています。

【担当区域】
室蘭本線北吉原~沼ノ端間
千歳線沼ノ端~植苗間
日高本線全区間

【拠点駅】
室蘭本線苫小牧駅
(直轄区間:室蘭本線錦岡~沼ノ端間、千歳線沼ノ端~植苗間)

【管理駅】
①室蘭本線白老駅 ※業務委託駅
(管轄区間:室蘭本線北吉原~社台間)

②日高本線静内駅
(管轄区間:日高本線勇払~様似駅)

【被管理駅】
①直営駅
日高本線浦河駅

②簡易委託駅
室蘭本線糸井駅
日高本線様似駅

③無人駅
室蘭本線北吉原駅、萩野駅、社台駅、錦岡駅、青葉駅、沼ノ端駅
千歳線植苗駅
日高本線勇払駅、浜厚真駅、浜田浦駅、鵡川駅、汐見駅、富川駅、日高門別駅、豊郷駅、厚賀駅、大狩部駅、節婦駅、新冠駅、東静内駅、春立駅、日高東別駅、日高三石駅、蓬莱駅、本桐駅、荻伏駅、絵笛駅、東町駅、日高幌別駅、鵜苫駅、西様似駅

【旅行センター】
なし


室蘭地区駅 東室蘭駅 駅舎 室蘭本線 室蘭支線
室蘭地区駅n01
「室蘭地区駅」の拠点駅である東室蘭駅
2020年1月4日撮影

室蘭地区駅は室蘭本線東室蘭駅を拠点駅としています。
「室蘭地区」・・・といっても拠点は室蘭駅ではないんですね。
室蘭駅は業務委託駅なので、逆に東室蘭駅に管理される立場です。

【担当区域】
室蘭本線大岸~竹浦間
室蘭支線全区間(室蘭本線東室蘭~室蘭間)

【拠点駅】
室蘭本線東室蘭駅
(直轄区間:室蘭本線崎守~鷲別間、室蘭支線全区間)

【管理駅】
①室蘭本線洞爺駅
(管轄区間:室蘭本線大岸~北入江間)

②室蘭本線伊達紋別駅
(管轄区間:室蘭本線有珠~黄金間)

③室蘭本線登別駅
(管轄区間:室蘭本線幌別~竹浦間)

【被管理駅】
①業務委託駅
室蘭本線幌別駅
室蘭支線室蘭駅

②簡易委託駅
室蘭本線豊浦駅
室蘭支線母恋駅

③無人駅
室蘭本線大岸駅、有珠駅、長和駅、北舟岡駅、稀府駅、黄金駅、崎守駅、本輪西駅、鷲別駅、富浦駅、虎杖浜駅、竹浦駅
室蘭支線輪西駅、御崎駅

⑤信号場
室蘭本線北入江信号場

【旅行センター】
なし


岩見沢駅 駅舎 岩見沢地区駅 函館本線 室蘭本線
岩見沢地区駅n01
「岩見沢地区駅」の拠点駅である岩見沢駅
2018年4月14日撮影

岩見沢地区駅は函館本線岩見沢駅を拠点駅としています。
担当区域は滝川、富良野、落合に至るまで広範囲に及びます。
豪雪地帯につき冬場は排雪モーターカーの運転が多く、岩見沢駅輸送本部と滝川駅運転事務室では、機械除雪の運転管理に当たるべく夜を徹して連動制御盤を扱います。

【担当区域】
函館本線幌向~滝川間
室蘭本線栗沢~岩見沢間
根室本線滝川~落合間

【拠点駅】
函館本線岩見沢駅
(直轄区間:函館本線幌向~岩見沢間、室蘭本線栗沢~岩見沢間)

【管理駅】
①函館本線美唄駅
(管轄区間:函館本線峰延~茶志内間)

②函館本線砂川駅
(管轄区間:函館本線奈井江~砂川間)

③函館本線滝川駅
(管轄区間:根室本線滝川~野花南間)

④根室本線富良野駅
(管轄区間:根室本線島ノ下~落合間)

【被管理駅】
①業務委託駅
函館本線幌向駅

②簡易委託駅
函館本線奈井江駅
根室本線赤平駅、芦別駅

③無人駅
函館本線峰延駅、光珠内駅、茶志内駅、豊沼駅
室蘭本線栗沢駅、志文駅
根室本線東滝川駅、茂尻駅、平岸駅、上芦別駅、野花南駅、布部駅、山部駅、下金山駅、金山駅、東鹿越駅、幾寅駅、落合駅

④信号場
島ノ下信号場

【旅行センター】
なし


釧路駅 駅舎 民衆駅 釧路地区駅 根室本線 花咲線 釧網本線
釧路地区駅n03
「釧路地区駅」の拠点駅である釧路駅
国鉄時代の民衆駅が今なお健在
2019年4月6日撮影

釧路地区駅は根室本線釧路駅を拠点駅とし、同駅を中心に3方向に分かれる鉄道網の駅業務を統括しています。
道東という土地柄ゆえ日本最東端は鉄道にも多く、釧路駅には日本最東端の自動改札機が置かれ、根室駅は日本最東端の有人駅、更に東根室駅は日本最東端の駅として有名です。
そしてあまり知られていませんが、釧網本線の標茶駅は日本最東端の業務委託駅です。
担当区域のうち根室本線東釧路~根室間は、当該区間を管理していた花咲線運輸営業所から継承しています。

【担当区域】
根室本線直別~根室間
釧網本線鱒浦~東釧路間

【拠点駅】
根室本線釧路駅
(直轄区間:根室本線西庶路~別保間、釧網本線茅沼~東釧路間)

【管理駅】
①根室本線音別駅
(管轄区間:根室本線直別~白糠間)

②根室本線厚岸駅
(管轄区間:根室本線上尾幌~浜中間)

③根室本線根室駅
(管轄区間:根室本線姉別~根室間)

④釧網本線知床斜里駅
(管轄区間:釧網本線鱒浦~緑間)

⑤釧網本線摩周駅
(管轄区間:釧網本線川湯温泉~標茶間)

【被管理駅】
①業務委託駅
根室本線白糠駅
釧網本線標茶駅

②無人駅
根室本線西庶路駅、庶路駅、大楽毛駅、新大楽毛駅、新富士駅、東釧路駅、武佐駅、別保駅、上尾幌駅、尾幌駅、門静駅、糸魚沢駅、茶内駅、浜中駅、姉別駅、厚床駅、別当賀駅、落石駅、昆布盛駅、西和田駅、東根室駅
釧網本線鱒浦駅、藻琴駅、北浜駅、原生花園駅、浜小清水駅、止別駅、中斜里駅、南斜里駅、清里町駅、札弦駅、緑駅、川湯温泉駅、美留和駅、磯分内駅、茅沼駅、塘路駅、細岡駅、釧路湿原駅、遠矢駅

③信号場
根室本線直別信号場、尺別信号場、東庶路信号場

【旅行センター】
ツインクルプラザ釧路支店


帯広地区駅 帯広駅 駅舎 根室本線 十勝管内 十勝平野 十勝バス
帯広地区駅n01
「帯広地区駅」の拠点駅である帯広駅の北口ロータリー
2016年8月13日撮影

帯広地区駅は根室本線帯広駅を拠点駅とし、十勝平野を東西に突っ切る鉄路の駅業務を統括しています。
沿線に高校が多く点在する事から通学利用が多く、他に郊外から帯広市街に向かう買い物客や通院客も見られます。
信号場も結構多め。

【担当区域】
根室本線上落合~厚内間

【拠点駅】
根室本線帯広駅
(直轄区間:根室本線上芽室~札内間)

【管理駅】
①根室本線新得駅
(管轄区間:根室本線上落合~御影間)

②根室本線池田駅
(管轄区間:根室本線幕別~豊頃間)

③根室本線浦幌駅
(管轄区間:根室本線新吉野~厚内間)

【被管理駅】
①業務委託駅
根室本線十勝清水駅、芽室駅、札内駅、幕別駅

②無人駅
根室本線御影駅、大成駅、西帯広駅、柏林台駅、利別駅、十弗駅、豊頃駅、新吉野駅、厚内駅

③信号場
上落合信号場、新狩勝信号場、広内信号場、西新得信号場、平野川信号場、上芽室信号場、昭栄信号場、常豊信号場、上厚内信号場

【旅行センター】
ツインクルプラザ帯広支店


旭川地区駅 旭川駅 駅舎 宗谷本線 函館本線 富良野線 石北本線
旭川地区駅n01
「旭川地区駅」の拠点駅である旭川駅の北口
人通りが多い日中・夜間とは裏腹に、早朝5時台は閑散としている
2019年7月27日撮影

旭川地区駅は函館本線旭川駅を拠点駅とし、担当区域は函館本線、留萌本線、富良野線、宗谷本線、石北本線とバリエーションに富んでいます。
2016年12月に廃止された留萌本線留萌~増毛間も旭川地区駅が担当していました。
旭川近郊は比布方面や美瑛方面からの通勤通学利用が多め。

【担当区域】
函館本線江部乙~旭川間
留萌本線全区間
富良野線旭川~学田間
宗谷本線旭川~東風連間
石北本線新旭川~上越間

【拠点駅】
函館本線旭川駅
(直轄区間:函館本線伊納~旭川間、富良野線旭川~千代ヶ丘間、宗谷本線旭川~新旭川間、石北本線新旭川~桜岡間)

【管理駅】
①函館本線深川駅
(管轄区間:函館本線江部乙~納内間、留萌本線深川~恵比島間)

②留萌本線留萌駅
(管轄区間:留萌本線峠下~留萌間)

③富良野線美瑛駅
(管轄区間:富良野線北美瑛~学田間)

④宗谷本線永山駅
(管轄区間:宗谷本線永山~塩狩間)

⑤宗谷本線士別駅
(管轄区間:宗谷本線和寒~東風連間)

⑥石北本線上川駅
(管轄区間:石北本線当麻~上越間)

【被管理駅】
①業務委託駅
富良野線上富良野駅

②簡易委託駅
留萌本線石狩沼田駅
宗谷本線剣淵駅

③無人駅
函館本線江部乙駅、妹背牛駅、納内駅、伊納駅、近文駅
留萌本線北一已駅、秩父別駅、北秩父別駅、石狩沼田駅、真布駅、恵比島駅
富良野線神楽岡駅、緑が丘駅、西御料駅、西瑞穂駅、西神楽駅、西聖和駅、千代ヶ岡駅、北美瑛駅、美馬牛駅、西中駅、ラベンダー畑駅、鹿討駅、学田駅
宗谷本線旭川四条駅、新旭川駅、北永山駅、南比布駅、比布駅、蘭留駅、塩狩駅、和寒駅、東六線駅、北剣淵駅、下士別駅、多寄駅、瑞穂駅、風連駅、東風連駅
石北本線南永山駅、東旭川駅、北日ノ出駅、桜岡駅、当麻駅、将軍山駅、伊香牛駅、愛別駅、中愛別駅、愛山駅、安足間駅、東雲駅

④信号場
石北本線中越信号場、上越信号場

【旅行センター】
ツインクルプラザ旭川支店


北見駅 駅舎 北見地区駅 石北本線
北見地区駅n01
「北見地区駅」の拠点駅である北見駅の駅本屋
2016年9月8日撮影

北見地区駅は石北本線北見駅を拠点駅とし、僅かな距離ながら釧網本線も担当区域に置いています。
北見近郊は通学利用が多く、平日朝には一般気動車4連のワンマン列車(※車掌の補助乗務あり)も運転されています。

【担当区域】
石北本線奥白滝~網走間
釧網本線網走~桂台間

【拠点駅】
石北本線北見駅
(直轄区間:石北本線金華~美幌間)

【管理駅】
①石北本線遠軽駅
(管轄区間:石北本線奥白滝~生田原間)

②石北本線網走駅
(管轄区間:石北本線西女満別~網走間、釧網本線網走~桂台間)

【被管理駅】
①簡易委託駅
石北本線留辺蘂駅、美幌駅

②無人駅
石北本線白滝駅、丸瀬布駅、瀬戸瀬駅、安国駅、生野駅、生田原駅、西留辺蘂駅、相内駅、東相内駅、西北見駅、柏陽駅、愛し野駅、端野駅、緋牛内駅、西女満別駅、女満別駅、呼人駅
釧網本線桂台駅

③信号場
石北本線奥白滝信号場、下白滝信号場、金華信号場

【旅行センター】
なし


名寄地区駅 名寄駅 駅舎 宗谷本線 宗谷北線運輸営業所 名寄運転所 名寄保線所 
名寄地区駅n01
「名寄地区駅」の拠点駅である名寄駅
2019年10月13日撮影

名寄地区駅は宗谷本線名寄駅を拠点駅として2017年4月、宗谷北線運輸営業所の廃止に伴い新設された地区駅です。
宗谷北線運輸営業所は宗谷本線名寄~稚内間の管理を目的として設立された業務統合機関で、駅業務の他にも動力車乗務員、車両検修、保線、電気の職場を設けていました。
しかし、2011年5月の占冠第1ニニウトンネル脱線事故を契機に不祥事が続発した事を受け、効率化よりも安全管理体制の強化が重要として運輸営業所を廃止。
これによって地区駅の他にも、名寄運転所、名寄保線所、旭川電気所名寄派出所が開設されています。
また、具体的な施行時期は不明ですが2019年8月に稚内を訪問した際、稚内駅と南稚内駅の立場が逆転して稚内駅の方が被管理駅に変更されているのを確認しました。
当時の段階で南稚内駅には駅長を含め計17名の駅員が在籍し、そのうち5名が稚内駅在勤という扱いでした。

【担当区域】
宗谷本線名寄~稚内間

【拠点駅】
宗谷本線名寄駅
(直轄区間:宗谷本線名寄~美深間)

【管理駅】
①宗谷本線音威子府駅
(管轄区間:宗谷本線初野~歌内間)

②宗谷本線幌延駅
(管轄区間:宗谷本線問寒別~豊富間)

③宗谷本線南稚内駅
(管轄区間:宗谷本線徳満~稚内間)

【被管理駅】
①直営駅
宗谷本線稚内駅

②簡易委託駅
宗谷本線美深駅

③無人駅
宗谷本線日進駅、北星駅、智恵文駅、智北駅、南美深駅、初野駅、紋穂内駅、恩根内駅、豊清水駅、天塩川温泉駅、咲来駅、筬島駅、佐久駅、天塩中川駅、歌内駅、問寒別駅、糠南駅、雄信内駅、安牛駅、南幌延駅、上幌延駅、下沼駅、豊富駅、徳満駅、兜沼駅、勇知駅、抜海駅

【旅行センター】
なし


函館地区駅 函館駅 函館本線 はこだてライナー 733系1000番台
函館地区駅n01
「函館地区駅」の拠点駅である函館駅に停車した733系1000番台「はこだてライナー」
2019年4月21日撮影

函館地区駅は函館本線函館駅を拠点駅とし、北海道新幹線との乗換駅である新函館北斗駅をも担当区域に置いています。
2016年3月に江差線が経営分離される前は、江差線茂辺地~五稜郭間も担当していました。
函館の街はもちろん大沼、駒ヶ岳など見どころが多く、観光客の利用が多めです。
函館駅の駅本屋から北東へ離れた所に道南いさりび鉄道の本社があり、その隣に函館駅輸送本部を構えています。

【担当区域】
函館本線函館~石倉間
砂原支線全区間(函館本線大沼~森間)

【拠点駅】
函館本線函館駅
(直轄区間:自駅のみ)

【管理駅】
①函館本線五稜郭駅
(管轄区間:函館本線五稜郭~桔梗間)

②函館本線七飯駅
(管轄区間:函館本線大中山~仁山間)

③函館本線新函館北斗駅
(管轄区間:自駅のみ)

④函館本線大沼駅
(管轄区間:函館本線大沼~赤井川間、砂原支線大沼~渡島沼尻間)

⑤函館本線森駅
(管轄区間:函館本線駒ヶ岳~石倉間、砂原支線渡島砂原~森間)

【被管理駅】
①業務委託駅
函館本線桔梗駅、大沼公園駅

②無人駅
函館本線大中山駅、仁山駅、赤井川駅、駒ヶ岳駅、石谷駅、本石倉駅、石倉駅
砂原支線池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅、鹿部駅、渡島沼尻駅、渡島砂原駅、掛澗駅、尾白内駅、東森駅

【旅行センター】
ツインクルプラザ函館支店


長万部駅 駅舎 長万部地区駅 函館本線 山線 室蘭本線
長万部地区駅n01
「長万部地区駅」の拠点駅である長万部駅
2016年3月22日撮影

長万部地区駅は函館本線長万部駅を拠点駅とし、函館方面、倶知安方面、室蘭方面の3方向に分かれる鉄路の駅業務を統括しています。
と言っても地区駅の中では最も有人駅が少なく、拠点の長万部駅と、管理駅の八雲駅の合わせて2ヶ所しかありません。
特に有名な秘境駅の小幌駅も、長万部地区駅に属しています。

【担当区域】
函館本線落部~熱郛間
室蘭本線長万部~礼文間

【拠点駅】
函館本線長万部駅
(直轄区間:函館本線北豊津~熱郛間、室蘭本線長万部~礼文間)

【管理駅】
函館本線八雲駅
(管轄区間:函館本線落部~黒岩間)

【被管理駅】
①簡易委託駅
函館本線落部駅

③無人駅
函館本線野田生駅、山越駅、山崎駅、黒岩駅、国縫駅、中ノ沢駅、二股駅、黒松内駅、熱郛駅
室蘭本線静狩駅、小幌駅、礼文駅

【旅行センター】
なし


旭川地区駅輸送業務センター 旭川駅輸送事務室 旭川駅輸送本部
旭川地区駅輸送業務センターn01
旭川駅5・6番線ホームにある旭川地区駅輸送業務センター
旭川駅輸送事務室と同じ建物に入居している
2019年9月8日撮影

それから地区駅長制度を語る上で外せないのが、「駅輸送業務センター」の存在です。
信号や転轍機の操作といった運転取扱業務は、CTCの普及によって今や多くが自動化されています。
そのため日常的に運転取扱業務を担当する駅員は減少してきた訳ですが、輸送障害が発生した場合には運転取扱に関するノウハウを問われる事になります。
いくら作業をする機会が少ないからと言っても、いざという時にそれを問題なくこなせるようでなければ輸送の安全を守る事は出来ません。
そこで運転取扱業務の技術継承及び支援を行うべく開設されたのが、駅輸送業務センターという訳です。
要するにJR西日本の駅運転統括チーム(チーム匠)と似た性格の部門なのですが、チーム匠が支社社屋に置かれるのに対し、駅輸送業務センターは原則として地区駅の拠点駅に置かれます。


根室本線 新得駅 運転事務室 駅事務室 継電連動装置 連動制御盤
帯広地区駅n02(新得駅連動装置)
輸送指令と通話しながら継電連動装置を操作する輸送主任
2018年8月12日、根室本線新得駅にて撮影

JR北海道が公開している「未来へつなぐ【安全への取り組み】2010年9月号」によると、最初に駅輸送業務センターが開設されたのは岩見沢地区駅で、2006年4月の事でした。
駅輸送業務センターは後進への技能継承を担うため、係員は運転取扱業務の経験が豊富なベテランを集めています。
岩見沢地区駅輸送業務センターは試験的な設置であり、4年間の試行拡大期間を経て内容の充実を重ね、2010年4月には遂に他の地区駅にも一斉に開設されました。


長万部地区駅輸送業務センター 長万部駅輸送本部 駅舎 函館本線 室蘭本線
長万部地区駅輸送業務センターv01
長万部駅輸送本部に同居する長万部地区駅輸送業務センター
2019年4月27日撮影

2020年5月現在、稼働している駅輸送業務センターは下記の11ヶ所です。

【本社鉄道事業本部】計4ヶ所
札幌地区駅輸送業務センター
千歳地区駅輸送業務センター
室蘭地区駅輸送業務センター
岩見沢地区駅輸送業務センター

【釧路支社】計2ヶ所
釧路地区駅輸送業務センター
帯広地区駅輸送業務センター

【旭川支社】計3ヶ所
旭川地区駅輸送業務センター
北見地区駅輸送業務センター
名寄地区駅輸送業務センター

【函館支社】計2ヶ所
函館地区駅輸送業務センター
長万部地区駅輸送業務センター

このうち札幌地区駅輸送業務センター、室蘭地区駅輸送業務センターの2ヶ所については、複数の地区駅に対し指導・支援を行なう体制を採っています。
札幌地区駅輸送業務センターは小樽地区駅・手稲地区駅・学園都市線地区駅・札幌地区駅・新札幌地区駅の5地区駅、室蘭地区駅輸送業務センターは室蘭地区駅・苫小牧地区駅の2地区駅を受け持っています。


帯広地区駅輸送業務センター 帯広駅 根室本線
帯広地区駅輸送業務センターn01
勝毎花火大会開催後の増便・増結輸送に立ち会うべく、帯広駅ホームに姿を見せた駅輸送センターの係員
2017年8月13日撮影

駅輸送業務センターの係員が着用する安全ベストは、背面に「○○地区駅輸送業務センター」と明記されている物。
写真の方は「帯広地区駅輸送業務センター」と書かれているのが分かりますね。


以上、JR北海道の地区駅長制度を取り上げました。
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最終更新日 : 2020-05-18

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