タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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2019-09-03 (Tue) 22:57

企業専用の旅行センター JR北海道法人旅行札幌支店

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前回記事で紹介したJR北海道札幌信号通信所の東隣には、これまたJR北海道の旅行センターが事務所を構えています。
こちらもやはり函館本線の高架下にすっぽりと納まっており、玄関の手前には会社名・店舗名を示した看板を掲げています。
とは言ってもこの旅行センター、JR各社の主要駅で見かける旅行センターとはあからさまに様子が違います。
もちろん、同じJR北海道のツインクルプラザとも一線を画しています。
そもそも駅構内に店舗を設けている訳ではありませんし(札幌駅の徒歩圏内ではあるけれど)、一般的なJR各社の旅行センターが365日営業しているのに対し、こちらは土日祝を定休日としています。
この旅行センターの名前は「法人旅行札幌支店」。
平日の日中のみ営業する店舗であり(営業時間 9:00~17:30)、しかもセールス対象を企業(団体)に限定しているという変わり種です。
JR九州も福岡市内に法人旅行センターを設けていますね。
JR東海に至っては法人営業名古屋支店、法人営業東京支店の2箇所で企業向けセールスを展開しています。


JR北海道 JR東海 JR九州 切符
ほーじん2

玄関の手前に「関係者以外立入禁止」との赤い注意書きを掲げている点も、何処と無く他所の旅行センターには無い物々しさを感じさせます。
とはいえサラリーマン諸兄の中には、この法人旅行札幌支店にはよくお世話になっているという方も多い事でしょう。
道内のビジネスパーソンは出張移動で必要になる乗車券類または旅行商品を、前もって法人旅行札幌支店に注文しておくのです。

法人旅行札幌支店を利用するには、JR北海道との間に「募集型企画旅行契約」を締結しなければなりません。
契約は所定の旅行申込書に必要事項を記入し、なおかつ指定された申込金を添えて提出する事で締結となります。

乗車券類の購入、宿泊先の予約等についても他の旅行センターとは対応が異なり、立入禁止の看板を置いている事からも分かる事ですが、そもそも来店型営業をしている訳ではありません。
顧客が出張の手配をする時は、Eメール・郵便・FAXの何れかで法人旅行札幌支店に予約を申し込むのが基本となります。
電話での予約も可能です。
申し込んだ内容が受領された場合、旅行代金は旅行開始日の14日前までに全額支払う事になります。
旅行代金には運賃・特急料金や宿泊費はもちろん、食事代、添乗員同行費用なども含まれますが、大抵の客は切符と宿の手配に留まる事でしょう。

そして予約購入した乗車券類などは、こちらが指定した送付先に郵送してもらえるという訳です。



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少し前は札幌市中央区北4条西4丁目の伊藤ビル7階に入居していた法人旅行札幌支店ですが、現在は札幌市中央区北6条西7丁目の高架下に移転済みです。
西隣は国鉄初の信号区・岩見沢信号区をルーツに持つ札幌信号通信所ですが、東隣はファミリーマート札幌北6条西7丁目店であります。
広い窓を持ち開放的なファミリーマートに対し、法人旅行札幌支店は窓が非常に少なく、表に看板が立っていなければ倉庫のような雰囲気です。
しかしここが道内のビジネスマンにとって、出張手配を手助けしてくれる有難い存在なのですから何とも面白いですね。
いちいち駅の窓口に買いに行く、或いは予約した切符を受け取りに行く手間が省けるだけでも嬉しいものです。


※写真は全て2019年9月1日撮影
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最終更新日 : 2019-09-03

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