タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です

Top Page › Archive - 2023年11月
2023-11-30 (Thu)

山陽電車から保線作業を受注 近鉄子会社のマルタイ「つくつくぼうしⅥ」

山陽電車から保線作業を受注 近鉄子会社のマルタイ「つくつくぼうしⅥ」

瀬戸内海に沿って東西に線路を敷き、神戸と姫路を結んでいる山陽電気鉄道。実を言うと同社に「保線区」は存在せず、本社技術部に「施設課」を設けて線路、土木構造物(トンネル・橋梁・プラットホーム等)、建築物(駅舎・車庫・その他社屋)の保全・改良および斜面防災を任せています。とは言え施設課員が自ら保線作業をする事はなく、専ら工事の計画・設計・施工管理を担当しています。一方、保線作業は外部の軌道工事業者に発注...

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2023-11-28 (Tue)

大阪環状線の高架下に残る「西日本キヨスク㈱大阪支店天満倉庫」

大阪環状線の高架下に残る「西日本キヨスク㈱大阪支店天満倉庫」

国鉄の知られざる現業機関「管財区」について記事を書くべく、大阪環状線天満~大阪間の高架下を撮影して回りました。するとシャッター脇にキヨスクのロゴを掲げた物件を発見!住所は大阪市北区山崎町1番地で、外壁には奇妙な落書きをされています。表札には「西日本キヨスク㈱大阪支店天満倉庫」と書かれています。西日本キヨスクは鉄道弘済会西日本支部の売店事業を引き継ぎ、1987年4月1日の分割民営化に伴い発足した会社です。...

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2023-11-26 (Sun)

【静態保存】和歌山機関区で晩年を過ごしたC57形119号機

【静態保存】和歌山機関区で晩年を過ごしたC57形119号機

和歌山県は和歌山市岡山丁3にある岡公園。JR和歌山駅西口から約1.6km西南西、南海和歌山市駅から約1.3km南南東に離れた公園です。前回記事で取り上げたとおり、ここでは紀州唯一の路面電車・南海電鉄和歌山軌道線で使用された321形321号車が静態保存されています。しかし園内に展示されている鉄道車両はこの1両だけではありません。斜め向かいには重厚な蒸気機関車が鎮座しているのです!このSLはC57形119号機。路面電車と同様、上...

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No Subject * by 通りすがり
子供の日には市電と共に立ち入ることができますよ~

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2023-11-22 (Wed)

【静態保存】紀州で唯一の路面電車 南海和歌山軌道線321形321号車

【静態保存】紀州で唯一の路面電車 南海和歌山軌道線321形321号車

和歌山県は和歌山市岡山丁3にある岡公園。JR和歌山駅西口から約1.6km西南西、南海和歌山市駅から約1.3km南南東に離れたこの公園で、かつて和歌山市内を走った路面電車が静態保存されています。塗装は白と水色のツートンカラーで爽やかな印象です。この車両は南海電鉄が所有していた物で、同社の和歌山軌道線を走っていました。南海和歌山軌道線は海南線(和歌山市駅~海南駅前間13.4km)、新町線(公園前~国鉄和歌山駅前間1.6km)...

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2023-11-19 (Sun)

国鉄の現業機関「管財区」 首都圏・関西で高架下の不動産を管理

国鉄の現業機関「管財区」 首都圏・関西で高架下の不動産を管理

鉄道の現業機関は「区」を組織単位とする事が多く、車掌区、運転区、保線区、建築区、機械区、電力区、信号通信区など種類も多岐に渡ります。しかし鉄道ファンの間でも、今回取り上げる国鉄の「管財区」はあまり知られていないのではないでしょうか?何しろ管財区は全国でも首都圏3ヶ所・関西2ヶ所の合計5ヶ所しか配置されず、しかも本業の鉄道から一歩離れた「不動産管理」の職場だったのです。かくいう私も7年ほど前に国鉄職員局...

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2023-11-17 (Fri)

赤帽から消えた金線 JR西日本の当務駅長「運輸管理係運転担当」

赤帽から消えた金線 JR西日本の当務駅長「運輸管理係運転担当」

JR西日本は2000年4月1日、大規模な職制改正を実施しました。この改正は「新たな昇進賃金制度改正」の基軸とするべく実施したもので、従前の年功序列型から成果主義賃金制への一大転換を目指しました。具体的には各現業機関の準管理職として「係長」を新設し、「助役」については担務指定上の副駅長・副所長・科長・主席助役・総括助役・保線管理室長に相当するポジションを存置する事としました。そして「職制のフラット化」を謳い...

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2023-11-15 (Wed)

【南海高野線】特急「こうや」の発着に立ち会う橋本駅助役

【南海高野線】特急「こうや」の発着に立ち会う橋本駅助役

2023年11月3日~5日の3連休、私は大阪・和歌山へ旅行に出かけました。最終日は早朝5時前に難波の宿を出発し、南海高野線の木造駅舎を見て回りました。南海なんば駅から一気に山間部の上古沢駅まで移動し、そこから駅巡りをスタート。大阪方面に引き返しながら途中下車を繰り返す途中、橋本駅で乗り換えを挟みます。快速急行なんば行きを待っていると、一足先になんば行きの上り特急「こうや」が4番のりばに入線しました。使用車両...

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2023-11-13 (Mon)

長尾線農学部前駅 廃業した個人商店に残る「出札窓口」

長尾線農学部前駅 廃業した個人商店に残る「出札窓口」

香川県は木田郡三木町池戸2852-6にある、高松琴平電気鉄道の農学部前(のうがくぶまえ)駅。その名のとおり香川大学三木町農学部キャンパス(旧:香川県立農科大学)の最寄駅で、約100m北に農学部の広大な敷地が広がっています。構内には図書館、研究室、希少糖精算ステーション、環境調節実験家畜飼育室、RI実験室、体育館などの施設が集まります。周辺は昔ながらの住宅街で、入り組んだ細い道路の沿線に古い民家が多く並びます。...

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2023-11-11 (Sat)

琴電がホームに設置している電飾式「前駅発車案内標」

琴電がホームに設置している電飾式「前駅発車案内標」

香川県高松市近郊で生活の足を担う高松琴平電気鉄道。琴平線32.9km、長尾線14.6km、志度線12.5kmの総距離60kmに及ぶ路線網を展開しています。駅については合計53駅を設けており、このうち有人駅は14駅、無人駅は39駅です。駅業務は2000年代の一時期、子会社のことでんサービス㈱に委託していましたが、現在は全駅が直営に戻っています。もちろん駅員の採用活動も琴電本体が実施しており、雇用形態は正社員で入社後3ヶ月間の試雇期...

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2023-11-09 (Thu)

高徳線三本松駅[2] ホーム東端のCTC設備と保線区・電気区の旧駐在

高徳線三本松駅[2] ホーム東端のCTC設備と保線区・電気区の旧駐在

前回記事はこちら。引き続き香川県は東かがわ市三本松(旧:大川郡大内町三本松152)にある、JR四国の三本松(さんぼんまつ)駅を取り上げましょう。駅の大まかな歴史、待合室の様子については既に取り上げたとおりです。今回はプラットホームと関連施設を見ていきましょう。ホーム側から駅舎を眺めた様子。庇には緑色の波トタン板を葺いており、赤茶色の瓦屋根とは対照的です。ホーム側から改札口を眺めた様子。有人駅とはいえ駅...

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