札幌市電では“親子電車”ことM100形M101号車が2021年10月31日を以って引退し、市電沿線の住民や鉄道ファンから注目を集めました。子のTc1号車と合わせて2両しか製造されなかった希少車種で、しかも昭和時代の標準塗装だったモスグリーンとデザートクリームのツートンカラーを纏った最後の現役車両でした。そんなM101号車の陰に隠れがちですが、実は長年に渡り最大勢力だった“道産電車”も新型車両1100形に置き換えられつつあります。...
タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-
現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です
札幌駅から徒歩5分、札幌市中央区北3条西2丁目にある「さっけんビル」。ここはJR北海道グループの建設会社、札建工業㈱が所有するビルです。地上7階・地下3階の計10フロアから成り、基準階面積は162.49坪、延床面積は1,796.3坪です。館内南東には機械式駐車場を備えており、最大で60台を収容できます。1980年5月27日に札建工業の本社ビルとして落成しましたが、同社は1991年9月落成のSKビル(北区北7条西6丁目)に本社機能を移転。...
東豊線7000形3次車の乗務員室ドア越しに車内放送装置を眺めた様子(2014年5月5日撮影)東西線Mc'6900、南北線Mc'3800、東豊線Mc'7800は写真の折りたたみ可能な放送装置を設置していた客室に向けてマイクスタンドを押し上げると畳む事が出来た今月(2022年4月)を以って、札幌市営地下鉄の全線ワンマン化完了から5年が経過しました。最初にワンマン化したのは東西線で、2006年増備の8000形804号車からATO(自動列車運転装置)、運転台...
どうも、こんばんは。
元は江戸言葉の「お膝送り」ですが、実は意外と首都圏の鉄道会社でも聞かない言葉です。
遠く離れた札幌の地下鉄で使われてきたのが寧ろ不思議なくらいw
札幌市民ですら「お膝送り」を知らないという人は少なくないですね。
「よしかかる」も方言なんですよね。
標準語に直すと「寄りかかる」になります。
前回記事はこちら。引き続き上川管内は富良野市山部中町(旧:空知郡山部町市街地1条通南1丁目)にある、JR北海道の山部(やまべ)を見ていきましょう既に駅の大まかな歴史と待合室の様子は見ましたので、今回はプラットホームと関連施設を取り上げます。ホーム側から3代目駅舎を眺めた様子。北側にトイレ、南側に駅事務室の玄関があります。簡易委託化後に建設された駅舎にも拘らず、駅事務室側の柱にはトークバックのスピーカー...
どうも、こんばんは。
列車見張員というのは線路内または線路付近で工事を行なう際、作業員が触車事故を起こさないよう列車の接近を見張るポジションの事です。
保線作業を行なう時、駅舎やホームの上屋などを修繕する時、架線や信号機などのメンテナンスをする時は列車見張員を配置し、作業員の安全確保に努めます。
列車見張員はJRの保線所・設備所・電気所に所属する係員のみならず、北海道軌道施設工業㈱や㈲平松建設など協力会社に所属する作業員、警備会社の従業員も担当します。
道内において非建設系で列車見張員を雇用している会社としては、大和警備保障㈱が挙げられますね。
新旭川駅ではタブレットで写真を撮っていたという事なので、多分ですが設備所の係員が駅舎の状態検査をしていたでしょうか?
その作業中に触車事故が起きる可能性があったから、列車見張員も同伴していたのだろうと思います。
上川管内は富良野市山部中町(旧:空知郡山部町市街地1条通南1丁目)にある、JR北海道の山部(やまべ)駅。かつて存在した自治体・山部町の中心街に設けられた駅です。駅前にはJAふらの(ふらの農業協同組合)の拠点があり、同農協山部支所、エーコープやまべ、資材センターやまべ店、農業倉庫群が集結しています。駅の北東にある大きな工場は、神戸に本社を構える建材メーカー・㈱ノザワのフラノ事業所。同事業所では各種建材の製...
山部駅を始め、山部には親せきもいて、よく知っている場所です。
お写真、7枚目からの数枚、〝あらっ、これ、タクシー会社んとこでしょ〝と、すぐわかりました。が、ここ、JRが貸していた建物だったのですね😲ここから1度だけ、幼少時、弟と2人で乗せてもらい、親せき宅へ。その時のことを、道新の「はいはい道新」に載せてもらったことも、よく覚えています・・・。
どうも、お久しぶりです。
山部にご親戚がいらっしゃるんですか!
地元の昔話でも伺えるとタメになりそうです。
富良野タクシー山部営業所はJRから借りていた物件でしょうね。
そうでなければ外壁に駅名標を掲げる事はないだろうと思います。
らんちゃんさんの思い出の場所でもある営業所が消滅してしまったのは寂しいですね。
母は小学生時代、学校帰りにたまに馬ソリに(ついでに)乗せてもらってきたり、高校時はSLでかよってた・・・という、地元の昔話と言うより母の昔話ですね💦ためにならない話で、ごめんなさい💦💦
どうも、こんばんは。
>ためにならない話で、ごめんなさい💦💦
いえいえ、現地に縁のあるお話をいただきありがとうございます。
マイカーがまだ普及していない頃は、道内の至る所で馬ソリを使っていたという話をよく聞きますね。
自宅と小学校の行き来にも馬ソリを使うほど、馬が日常生活に溶け込んでいた時代・・・たった数十年で世の中は様変わりしたんだなあと考えさせられます。
なるほど、看板に書かれた2つの文言を別々に読んでいたから誤解してしまったんですね。
試しに調べてみたら確かに1955年、山部村が北海道で最初に「世界連邦平和都市宣言」を行なったとありました。
1946年10月に始まった世界連邦運動の一つで、日本では1950年10月に京都府綾部市で宣言したのが初だそうで・・・。
本文にも訂正を入れておきます。
ご指摘いただきありがとうございます。
札幌市電の沿線では、しばしば「市電維持作業車」と書かれた黄色い軽トラを見かけます。車種はダイハツのハイゼットで、荷台にバン(箱型の覆い)を装備しています。市電維持作業車は保線作業員が線路、電停プラットホームを点検して回る時に運転する車両です。基本的には路面電車と同じく線路上を走行し、点検箇所で一旦停車すると職員が降りて施設の状態を検査します。フロントガラスの上には「交通安全運動実施中」とのステッカ...
2022年3月20日、久々に札幌市電の電車事業所を見てきました。M101号車のラストラン以来なので約5ヶ月ぶりですね。札幌市電は2020年4月1日に上下分離方式を導入しており、運行管理・施設保全・営業を外郭団体の(一財)札幌市交通事業振興公社が受託しています。電車事業所の玄関にSTSPの表札を掲げてから、2022年4月で2年目を数えるようになりました。今回は8500形8502号車が苗穂の札幌交通機械㈱車両事業本部でリニューアル工事を施...
函館本線峰延駅から国道12号線を南西に2kmほど移動。緩やかな左カーブを過ぎてから右折し、農地に挟まれた2車線道路を進むと踏切があります。徒歩にして実に30分の所要時間です。道路は踏切のすぐ手前でカクンと曲がっています。これを厄介に感じるドライバーも少なくないようで、路面にはスリップして急ブレーキをかけたものと思しきタイヤ痕が見られました。踏切自体はオーソドックスな第1種踏切です。道路の左右に遮断機と踏切...
前回記事はこちら。引き続き2022年3月31日を以って閉鎖された駅舎の見納めについて書きます。旭川四条駅では老朽化した高架橋の耐震補強工事を実施する都合により、高架下に納まる駅舎が取り壊される事になりました。待合室の北面玄関と向かい合う階段。この階段を上り切ると2面2線の相対式ホームがあります。階段脇の看板には「ご乗車のお客様以外の方は無断でホームに上らないで下さい」とあります。簡易委託駅時代、プラットホ...
上川管内は旭川市4条通17丁目にある、JR北海道の旭川四条駅。1957年2月1日に開設された旭川四条仮乗降場を前身とし、1973年9月29日の高架化に伴い旅客駅に昇格しました。道内JR線の高架駅としては函館本線崎守駅に次ぐ古参です。駅の西には『コブラ』で知られる漫画家・寺沢武一さんの母校、旭川東高校があります。そんな旭川四条駅ですが高架橋の耐震補強工事を実施する都合により、高架下の駅舎を取り壊す事が決まりました。駅舎...
「お膝送り」、初耳です。デナさんより年上ですが、地下鉄は札幌に行った時に乗る程度で記憶になく😥確かに、JR車内では、聞いたことないです。