福岡市東区香住ヶ丘6丁目にある、西日本鉄道の香椎花園前(かしいかえんまえ)駅。博多の街から約8.5km北上した、博多湾に接する丘陵の住宅街に置かれた駅です。駅名が示すとおり福岡市内で唯一の遊園地である「香椎花園」の最寄り駅でしたが、残念ながら同園は2021年12月30日を以って閉園となりました。香椎花園は駅前の南西、海側に総面積12万㎡の敷地を構えていました。駅舎のお隣さんは「あかりのこ香住ヶ丘園」という保育園で...
タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-
現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です
福岡市東区香住ヶ丘7丁目にあった、西日本鉄道の直営遊園地「香椎花園」。同園は福岡市内唯一の遊園地で1938年4月、西鉄の前身に当たる博多湾鉄道汽船㈱が「香椎チューリップ園」として開業しました。香椎チューリップ園は九州で初めてチューリップを栽培した施設です。やがて太平洋戦争が勃発すると、国鉄は全国各地の現業機関に食糧自給のための農場を開設。西鉄も社員の食糧自給に取り組む事となり、香椎チューリップ園を農園に...
前回記事はこちら。引き続き2021年11月23日に開催された「旭川駅新駅舎グランドオープン10周年記念イベント」の模様を取り上げましょう。1階南コンコースの西側は鉄道用品の展示場となっており、多種多様な鉄道用品が集まっていました。前2回の記事では旭川地区駅輸送業務センターの継電連動装置シミュレーター、旭川保線所・旭川電気所の各種用品を観察。今回は残る展示品を見ていきましょう。南コンコースの「みどりの窓口」前に...
前回記事はこちら。引き続き2021年11月23日に開催された「旭川駅新駅舎グランドオープン10周年記念イベント」の模様を取り上げましょう。1階南コンコースの西側は鉄道用品の展示場となっており、多種多様な鉄道用品が集まっていました。まずは旭川地区駅輸送業務センターが展示した、信号取扱訓練用の継電連動装置シミュレーターを観察。続いて真向かいに置かれた保線・電気関係の展示コーナーに移りました。旭川駅から北西へ約340...
前回記事はこちら。引き続き2021年11月23日に開催された「旭川駅新駅舎グランドオープン10周年記念イベント」の模様を取り上げましょう。1階南コンコースの西側は鉄道用品の展示場となっており、多種多様な鉄道用品が集まっていました。その窓際にはベルトパーテーションで区切られた一角が。仕切られたスペースには3脚のテーブルと4台の機械が置かれ、傍には輸送職用の作業服を着たベテラン駅員が座っていました。ベテラン駅員の...
前回記事はこちら。引き続き2021年11月23日に開催された「旭川駅新駅舎グランドオープン10周年記念イベント」の模様を取り上げましょう。今回も1階南コンコースのパネル展を観覧します。この写真パネル展は旭川市博物館・旭川市中央図書館の協力を得ており、初代駅舎から現在の4代目駅舎に至るまで、旭川駅の歴史を写真で辿れるようになっています。2008年7月に撮影された3代目駅舎の全景。駅舎に直結して左側にHBC(北海道放送)...
前回記事はこちら。引き続き2021年11月23日に開催された「旭川駅新駅舎グランドオープン10周年記念イベント」の模様を取り上げましょう。7番線ホームの東端で急行宗谷・急行礼文の復刻2両を見送った後、東改札口よりラッチ外に出ました。車両展示会は12:15を以って終了しましたが、記念イベントの閉幕まではまだまだ4時間近くあります。次は1階南コンコースで開催中のパネル展を見に行きましょう。改札口前の東コンコースにも新駅...
前回記事はこちら。引き続き2021年11月23日に開催された「旭川駅新駅舎グランドオープン10周年記念イベント」の模様を取り上げましょう。記念イベントのハイライトは急行宗谷のヘッドマークを掲出したキハ40-1747、急行礼文のヘッドマークを掲出したキハ54-529、そしてラッセル装置連結のDE15-2511を動員した車両展示会。4番線から留置線、そして7番線へと入換作業を行ない、予定通り11:15から開始しました。旭川駅長 キハ40系170...
明けましておめでとうございます。旧年中にあった鉄道関連の話題を振り返ると、JR東日本が2022年に実施予定だと判明した「現業機関における柔軟な働き方の実現」が大いに注目されましたね。これまでの事務・営業・輸送・乗務・車両・施設・電気による枠組みを職制から取り払い、社員のゼネラリスト化を推し進める考えだという訳です。しかし実はこの手の「業務の融合化」は、30年以上も前にJR西日本とJR北海道が一足早く始めていま...