前回記事はこちら。引き続き2021年10月31日に執り行われた、札幌市電の「親子電車」ことM100形M101号車のラストランを取り上げましょう。13:00に電車事業所を出庫し、中央図書館前電停から外回りを走り始めたM101号車。それを見届けた後は内回りで山鼻9条電停に先回りし、13:53に㈱いちたかガスワン本社前でM101号車を撮影したのでした。それが済んだら内回りの安全地帯に移動し、発車間近のM101号車と㈱いちたかガスワン本社を一...
タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-
現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です
前回記事はこちら。引き続き2021年10月31日に執り行われた、札幌市電の「親子電車」ことM100形M101号車のラストランを取り上げましょう。前日に起きた一般乗用車との衝突事故により凹んだ外板を修繕し、12:17から電車事業所構内で軽くウォーミングアップをしたM101号車。遂に13:00、最後の営業運転に臨むべく出庫しました。電車事業所前の南21西15交差点を通過し、中央図書館前電停へと向かいます。札幌市 M101号車引退記念乗車券...
2021年10月いっぱいで引退を迎えた、札幌市電の「親子電車」ことM100形M101号車。実は引退前日の10月30日15:15頃、一条線西8丁目~西4丁目間の外回りを走行中に乗用車との衝突事故に見舞われました。事故の発生場所は南1西5交差点、分かり易く言うと旧ホテルオークラ札幌や「いきなり!ステーキ札幌南店」の手前ですね。乗用車を運転していたのは50代の中年女性。路上に停車していたタクシーを避けようとハンドルを右に切ったので...
空知管内は岩見沢市有明町中央。この町域には岩見沢運転所(旧:岩見沢第一機関区)、岩見沢レールセンター、旧岩見沢駅本屋信号扱所(現在は岩見沢保線所・岩見沢電気所等が入居)と、鉄道関連の施設が集まっています。前2回の記事では域内の西側に建つJR岩見沢寮と、取り壊しの進んだJRアパート群を取り上げました。何れも「鉄道の町・岩見沢」と称された国鉄時代の面影を残す施設ですが、実はこの一角に知られざる遺構がありま...
2020年11月22日撮影前回は岩見沢複合駅舎から西へ約200mの地点に建つ「JR岩見沢寮」を取り上げました。この岩見沢寮のある一角には2棟のJRアパートも建っています。住所で言うと岩見沢市有明町中央の西側ですね。2枚とも2021年10月31日撮影外壁が灰色に塗られた棟は「JRアパート203号棟」。左右の妻面にダークグレーのガルバリウム鋼板を付けています。2021年10月31日撮影ベランダ側の様子。洗濯物を干している部屋も見られ、生活...
空知管内の岩見沢市有明町中央。この区域は岩見沢駅の北側に位置し、岩見沢運転所(旧:岩見沢第一機関区)をはじめ鉄道関連の施設が多く集まっています。資料を読み解きながら景色を眺めると、国鉄時代に「鉄道の町」と称された岩見沢の盛衰を強く感じられるスポットです。東側には国鉄時代、本屋構内東側における操車・連結作業を受け持つ「岩見沢駅駅東運転事務室」もありました。一方、西側にJRアパート等の建ち並ぶ一角があり...
函館本線岩見沢駅から南西へ約535m、岩見沢市1条西12丁目にある㈱ドウデン岩見沢メンテナンスセンター。ドウデンは道内国鉄線の鉄道電気工事を受注してきた複数の請負業者が、1988年4月に合計3,000万円を出資して創立した電気工事業者です。その営業範囲は道内全域に及び、2010年3月にはJR北海道の100%子会社となりました。札幌支店の現業部門である岩見沢メンテナンスセンターは、主にJR北海道岩見沢電気所から電力・信号・通信...
前回記事はこちら。引き続き空知管内は岩見沢市有明町南にある、JR北海道の岩見沢(いわみざわ)駅を取り上げましょう。第1回~第3回の記事では「鉄道の町・岩見沢」の象徴と言える岩見沢駅の大まかな歴史を、附属施設である岩見沢操車場と共に解説。第4回からは複合駅舎(4代目駅舎)を眺め、合築の市営施設「有明交流プラザ」も紹介しました。第8回からはラッチ内へと足を踏み入れ、3面あるプラットホームを全て観察。第13回・第...