タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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Top Page › Archive - 2021年05月
2021-05-30 (Sun)

西の「管理係」、北の「業務係」・・・JRにおける業務の融合化

西の「管理係」、北の「業務係」・・・JRにおける業務の融合化

旧・津山鉄道部気動車分室を改装オープンした「津山まなびの鉄道館」(2017年10月8日撮影)2021年5月26日にJR東労組や国労東日本本部などの速報で判明したのですが、JR東日本が各労組に対し「現業機関における柔軟な働き方の実現」と銘打った組織・職制の大改革を提案しました。これは新型コロナウィルス蔓延による大幅な乗客減を受け、ポストコロナ時代に対応するべく「健全な危機感」を持ち、収益力の向上と構造改革にスピード感...

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2021-05-24 (Mon)

根室本線厚岸駅[3] 駅の歴史と共に歩む「氏家待合所」の牡蠣飯

根室本線厚岸駅[3] 駅の歴史と共に歩む「氏家待合所」の牡蠣飯

前回記事はこちら。引き続き釧路管内は厚岸郡厚岸町宮園1丁目にある、JR北海道の厚岸(あっけし)駅を見ていきましょう。当駅は根室本線東釧路~根室間の通称「花咲線」に属し、同区間の運行管理を手がける運転事務室はJR関係者から「厚岸センター」と呼ばれています。駅前西側には釧路市文苑2丁目に本社を構える路線バス会社、くしろバス㈱の厚岸営業所があります。駅舎のすぐ傍という立地からも察せられるとおり、元々はJR北海道...

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2021-05-22 (Sat)

根室本線厚岸駅[2] 改札口の「葵の御紋」と貨物支線跡のホーム

根室本線厚岸駅[2] 改札口の「葵の御紋」と貨物支線跡のホーム

前回記事はこちら。引き続き釧路管内は厚岸郡厚岸町宮園1丁目にある、JR北海道の厚岸(あっけし)駅を見ていきましょう。当駅は根室本線東釧路~根室間の通称「花咲線」に属し、同区間の運行管理を手がける運転事務室はJR関係者から「厚岸センター」と呼ばれています。かつては花咲線運輸営業所に属し、駅長の配下に工務助役を筆頭とする保線部門の「厚岸駅工務」(現:釧路保線所厚岸保線管理室)を設けていた事もありました。既...

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2021-05-16 (Sun)

根室本線厚岸駅[1] 花咲線の運行管理を担う「厚岸センター」

根室本線厚岸駅[1] 花咲線の運行管理を担う「厚岸センター」

釧路管内は厚岸郡厚岸町宮園1丁目にある、JR北海道の厚岸(あっけし)駅。根室本線東釧路~根室間の通称「花咲線」に属し、厚岸町の中心街に置かれています。厚岸は太平洋の寒流(親潮)と暖流(黒潮)がぶつかる「潮目」に面しており、魚介類のエサとなるプランクトンが豊富な環境です。そのため駅から程近い厚岸漁港では牡蠣をはじめ秋刀魚、花咲蟹、鮭、アサリ、つぶ貝、ホタテ、海老など活きの良い海産物が水揚げされており、...

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2021-05-15 (Sat)

根室本線尾幌駅 コミカルな貨車駅舎と尾幌検査班の詰所

根室本線尾幌駅 コミカルな貨車駅舎と尾幌検査班の詰所

釧路管内は厚岸郡厚岸町尾幌にある、JR北海道の尾幌(おぼろ)駅。根室本線東釧路~根室間の通称「花咲線」に属します。所在地は厚岸の中心街から西に約11km離れた酪農地帯の集落で、周辺には牧場や畑が広がっています。当地における農業の起こりは1899年、和人27戸の入植により始まったと言われています。駅から南東300mの国道44号線沿いに「尾幌酪農ふれあい館」があり、厚岸産の牛乳を使ったチーズやアイスクリーム等の加工体...

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2021-05-05 (Wed)

【再三注意】藤井フミヤの前職は「輸送係」ではなく「構内係」

【再三注意】藤井フミヤの前職は「輸送係」ではなく「構内係」

札学鉄研OB会ブログから私の執筆した記事を個人ブログに移行し、なおかつこちらでの新規投稿を始めてまもなく2年が経とうとしています。曲がりなりにもOB会ブログ時代から8年に渡って記事を書き続けており、これだけ執筆していると自分の記事が知らない間に何らかの反響を呼んだ・・・という事もたまにありましたね。最近、知人から「君のブログがGoogleの強調スニペットに表示されているよ」と教えてもらったので、試しに検索してみ...

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