タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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Top Page › Archive - 2019年09月
2019-09-27 (Fri)

キハ40系「山紫水明」シリーズの「山明号」と白服車掌

キハ40系「山紫水明」シリーズの「山明号」と白服車掌

既に紹介したとおり2019年9月7日の苗穂工場一般公開にて、苗穂運転所のキハ40-1790を改造した新たな観光車両「山明号」がお披露目になりました。2018年に計4両が登場した「北海道の恵み」シリーズは現場の検修員達が提案し北海道150周年事業とタイアップしたものでした。そして今回、山明号と紫水号の2両を導入する事となった「山紫水明」シリーズは、人気を集める「北海道の恵み」に本社の非現業社員が触発されて企画設計したとい...

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サンメイ号・・・ * by らんちゃん
私も明日、今回ご紹介していなかった駅で、捕獲できたらいいなーと、もくろんでますが、どうなるやら。まずは早く寝なきゃというところかしら?(笑)

No Subject * by 叡電デナ22
>らんちゃんさん

どうも、こんばんは。
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。

山明号は先週土曜に旭川へ行かなかったようですが、日曜は札幌~旭川間を走っているのを確認できましたね。
私も29日の昼過ぎに旭川から戻ってきたところを光珠内駅で撮影しました。

今のところは札沼線にも乗り入れておらず、札幌~旭川間の定期列車への充当が続いていますので、この辺りで狙うのが得策かと思われます。

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2019-09-24 (Tue)

苗穂工場に現れた「はこだてライナー」733系1000番台

苗穂工場に現れた「はこだてライナー」733系1000番台

一昨日(2019年9月22日)の午前中、滝川駅から函館本線の普通列車に乗り込むと、「苗穂工場に733系1000番台が現れた」との情報をキャッチしました。これは見に行くしかあるまいと思い、岩見沢駅で乗り換えを挟みつつ苗穂駅まで直行。連絡通路のガラス越しに構内を俯瞰すると、外側の試運転線に「はこだてライナー」が留置されています!今や札幌圏の主力である733系0番台・3000番台とは異なる、紫の帯を引いた姿は大いに目立ちます...

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2019-09-23 (Mon)

2019/9苗穂工場一般公開[9] SKK委託!制輪子を産む鋳物注湯作業

2019/9苗穂工場一般公開[9] SKK委託!制輪子を産む鋳物注湯作業

引き続き2019年9月7日、2年ぶりに開催されたJR北海道苗穂工場の一般公開について書きましょう。前回は構内北東にある鋳物作業場に入り、奥の展示室で札幌工営㈱が製造した鋳物製品の数々を見物したのでした。鋳物作業場は品質管理科の管轄ではありますが、実作業は札幌工営を吸収合併した札幌交通機械㈱に業務委託されており、品質管理科は委託作業の管理を担当しています。既に述べたとおり、ここでは制輪子(ブレーキシュー)な...

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2019-09-21 (Sat)

2019/9苗穂工場一般公開[8] 鉄道工場で作ったジンギスカン鍋

2019/9苗穂工場一般公開[8] 鉄道工場で作ったジンギスカン鍋

引き続き2019年9月7日、2年ぶりに開催されたJR北海道苗穂工場の一般公開について書きましょう。前回は昼食を摂ってから組立科の旅客車解艤装場に行き、リモコン操縦の天井クレーンによる台車組込作業を見学したのでした。組立科の玉掛け作業責任者が着用するヘルメットには、頭頂部に大きな緑十字、側面に1本の赤帯が入る事も既に記した通りです。そろそろ14時を回り、一般公開の終了まで残り1時間程度となりました。台車組込作業...

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2019-09-19 (Thu)

2019/9苗穂工場一般公開[7] リモコン操縦!組立科の天井クレーン

2019/9苗穂工場一般公開[7] リモコン操縦!組立科の天井クレーン

引き続き2019年9月7日、2年ぶりに開催されたJR北海道苗穂工場の一般公開について書きましょう。前回は内燃機科馬力試験室にてディーゼルエンジンの試運転を眺めた後、昼食を摂りに一旦退場したのでした。水分も充分に補給し、私と新特急なすのさんの2人で13時に正門から再入場します。午後のお目当ては13:00から実演開始の「車体への台車組込作業」、14:20から実演開始の「鋳物注湯作業」、以上2つとなります。まずは台車組込作業...

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2019-09-17 (Tue)

2019/9苗穂工場一般公開[6] 軌陸両用の車両移動機「アント」と馬力試験室

2019/9苗穂工場一般公開[6] 軌陸両用の車両移動機「アント」と馬力試験室

引き続き2019年9月7日、2年ぶりに開催されたJR北海道苗穂工場の一般公開について書きましょう。前回は組立科第1旅客車検修場の東側にて11:30より車両移動作業実演を見物し、新型一般気動車のH100形「DECMO」がトラバーサーBに乗り込む様子までを眺めたのでした。車両の誘導から移動まで、実作業を担当するのはJR北海道の子会社、札幌交通機械㈱の作業員です。H100-1の積載が完了したら、いよいよトラバーサーの運転が披露される事...

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No Subject * by アントマニア松山
はじめまして。
リンクでご紹介いただきました、アントマニア松山と申します。
今回のこちらのアントですが、形式は30-RRのようです。
ホームページに追記しようと思っていたのですが、更新し忘れていまして・・・

No Subject * by 叡電デナ22
>アントマニア松山さん

どうも、はじめまして。
ホームページを楽しく拝見させて頂いております。

何と、既に形式は判明済みでしたか!
そうとは知らず失礼致しました。
30-RRというのですね。
貴重な情報を頂きましてありがとうございます。

* by アントマニア松山
ホームページをご覧頂きありがとうございます。
実はこのアント、最近まで形式が分からなかったのですが、ちょうど明日(20日)からアント模型の展示予定があり、その中で判明しました。
因みに、かなり珍しい機種です^_^

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2019-09-15 (Sun)

2019/9苗穂工場一般公開[5] トラバーサーに進入する新型気動車H100形

2019/9苗穂工場一般公開[5] トラバーサーに進入する新型気動車H100形

引き続き2019年9月7日、2年ぶりに開催されたJR北海道苗穂工場の一般公開について書きましょう。前回は構内に同居するJR貨物苗穂車両所の機関車検修場で、釧路運輸車両所所属のDE10-1660を天井クレーンで吊り上げる玉掛け作業を一通り見学したのでした。続いて11:30からは構内東側のトラバーサーBを使った「車両移動作業」が披露されるため、我々2人はやや急ぎ足で現場に向かいます。赤レンガの機関車検修場の脇に構内移動用の線路...

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2019-09-13 (Fri)

2019/9苗穂工場一般公開[4] 機関車を吊り上げるJR貨物の玉掛け作業

2019/9苗穂工場一般公開[4] 機関車を吊り上げるJR貨物の玉掛け作業

引き続き2019年9月7日、2年ぶりに開催されたJR北海道苗穂工場の一般公開について書きましょう。前回は北海道鉄道技術館前の展示線でのシロクニ牽引運転において、札幌工営㈱を吸収合併した札幌交通機械㈱の社員が構内運転業務を担当する様子をひとしきり眺めたのでした。展示線の南面は島式ホームのような高床になっていて、その向かい側にはキハ183系1500番台の先頭車が1両だけ留置されていました。前面の種別幕は「回送」を示し...

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2019-09-11 (Wed)

2019/9苗穂工場一般公開[3] 札幌工営から構内運転を継承した札幌交通機械

2019/9苗穂工場一般公開[3] 札幌工営から構内運転を継承した札幌交通機械

引き続き2019年9月7日、2年ぶりに開催されたJR北海道苗穂工場の一般公開について書きましょう。私と新特急なすのさんは9:30の開場に合わせて入構し、同居するJR貨物苗穂車両所の機関車検修場を眺めたり、2019年9月中旬デビューのキハ40系観光仕様改造車「山明号」を見学したのでした。車内の見学後は「指差確認」の看板と共に濃緑色の車体を撮影します。インテリアが気になるという方は前回記事をご覧下さい。C62形3号機 シロクニ...

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2019-09-10 (Tue)

2019/9苗穂工場一般公開[2] キハ40系「山紫水明」の1両目「山明号」展示

2019/9苗穂工場一般公開[2] キハ40系「山紫水明」の1両目「山明号」展示

引き続き2019年9月7日、2年ぶりに開催された苗穂工場の一般公開について書きましょう。今年の目玉は何と言ってもキハ40系「山紫水明」シリーズ第一弾、「山明号」のお披露目ですね!JR北海道が2018年度にキハ40系4両を観光仕様に改造した「北海道の恵み」シリーズを導入し、旭川運転所のキハ40-1720「道北 流氷の恵み」を皮切りに、釧路運輸車両所にキハ40-1779「道東 森の恵み」、函館運輸所にキハ40-1809「道南 海の恵み」、...

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2019-09-09 (Mon)

2019/9苗穂工場一般公開[1] 苗穂小学校100周年記念壁画と機関車職場

2019/9苗穂工場一般公開[1] 苗穂小学校100周年記念壁画と機関車職場

2019年9月7日、JR北海道苗穂工場(同居するJR貨物苗穂車両所を含む)の一般公開が開催されました。同工場の一般公開は2009年度まで「鉄道の日」記念イベントの一環として毎年10月に開催され、2010年度以降は9月開催(2011年度は社内の不祥事が相次ぎ自粛)に変更の上で継続されてきました。しかし2018年度は北海道を襲った胆振東部地震の影響で残念ながら中止に。今回は実に2年ぶりの開催となり心が躍りました。一般公開の開催時間...

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2019-09-07 (Sat)

宗谷本線豊清水駅 仮乗降場から始まり継電連動装置の設置に至る

宗谷本線豊清水駅 仮乗降場から始まり継電連動装置の設置に至る

上川管内は中川郡美深町字清水にある、JR北海道の豊清水(とよしみず)駅。チョウザメの養殖で知られる美深町の北部に位置し、かつて「国鉄の村」と呼ばれ大勢の国鉄職員が暮らした音威子府村との境界線を間近に控える無人駅です。西側には士別方面から線路に沿って北上するように天塩川が流れ、そこにか細いペペケナイ川が合流しています。昔は駅前に農村が築かれていたといいますが今や荒地と化して住民の姿も見られず、僅かに残...

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2019-09-03 (Tue)

企業専用の旅行センター JR北海道法人旅行札幌支店

企業専用の旅行センター JR北海道法人旅行札幌支店

前回記事で紹介したJR北海道札幌信号通信所の東隣には、これまたJR北海道の旅行センターが事務所を構えています。こちらもやはり函館本線の高架下にすっぽりと納まっており、玄関の手前には会社名・店舗名を示した看板を掲げています。とは言ってもこの旅行センター、JR各社の主要駅で見かける旅行センターとはあからさまに様子が違います。もちろん、同じJR北海道のツインクルプラザとも一線を画しています。そもそも駅構内に店舗...

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2019-09-01 (Sun)

国鉄初の信号区をルーツに持つ札幌信号通信所

国鉄初の信号区をルーツに持つ札幌信号通信所

札幌駅の徒歩圏内に当たる札幌市中央区北6条西7丁目、函館本線の高架下に納まる灰色の平屋はJR北海道札幌信号通信所の社屋です。札幌信号通信所とは札幌近郊のJR線(札幌貨物ターミナル駅構内を除く)に設置された信号設備、通信設備の保守を担当する工務系統電気系の現業機関です。その前身は国鉄札幌信号通信区であり、JR北海道が1990年3月に実施した組織改正において現業機関の組織単位である「区」を「所」に統一した事から、...

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