タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です

Top Page › Archive - 2017年11月
2017-11-19 (Sun)

士別軌道RC「急行雨竜号」で札沼線・深名線の廃線跡を辿る【4】

士別軌道RC「急行雨竜号」で札沼線・深名線の廃線跡を辿る【4】

引き続き、士別軌道の旭川22か1269(日野RC/1982年式)を使ったバスツアー、急行雨竜号の第5便について書きましょう。乗車記録は今回で完結となります。最後の途中停車駅である「旅人宿&田舎食堂 天塩弥生駅」は、その名の通り天塩弥生駅の跡地に開業した民宿。道道798号線沿いの畑作地帯に下見張りのレトロな駅舎がポツンと佇んでいます。天塩弥生駅は1937年11月、深名線の前身に当たる名雨線名寄~天塩弥生間の開業に伴い、一...

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2017-11-18 (Sat)

士別軌道RC「急行雨竜号」で札沼線・深名線の廃線跡を辿る【3】

士別軌道RC「急行雨竜号」で札沼線・深名線の廃線跡を辿る【3】

前回記事はこちら。旧・沼牛駅に途中停車しつつ、深名線の廃線跡に沿って国道275号線を北上してきた士別軌道の旭川22か1269(日野RC/1982年式)。「秋の終着駅フェスタ」の会場である札沼線新十津川駅を12:57に出発してから、まもなく2時間が経とうとしていました。次なる目的地はこれまた駅舎が現存する旧・添牛内駅ですが、予定よりも早くバスが走行していたため、第3雨竜川橋梁を通過してすぐの道の駅「森と湖の里ほろかない」...

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No title * by らんちゃん
デナさん、こんばんは😄

えっ、「政和温泉駅」というのが昔、あったのですね!「政和駅」は覚えていますけど・・・。そして温泉は、数々の数奇な運命をたどった、というか、さらされたのですね😱
1度だけ、道の駅のルオントの日帰り入浴に行ったことが。また行ってみたくなりました。来春以降カナ・・・?

添牛内駅の周りの、荒れっぷり・・・😢

幻の名羽線の話も、知ったのは割合最近でした😓

深名線廃線前、深川ー湖畔駅を最後に往復し、歩いてダムや湖を見てきたことは、忘れられない思い出です。とても暑い日でした。
廃線後、しばらくしてから、別団体で、ダムや発電所見学に行ったこともあります。

ああ、憧れの手塩弥生駅・・・近々、きっと訪れたいと思います😄

No Subject * by -
wikipedia等によると添牛内駅の無人化は1982年3月末(この事は間違いなく、同じ日に委託駅だった町内の沼牛、雨煙別等も無人化されている)で、同時に運転取り扱いを廃止したとされている様ですが、昭和52年頃に撮られたこの写真、
駅事務室の窓も開けられていて、確かに生きている駅の佇まい、

https://www.facebook.com/soeusinaieki/

事務室内にも通票閉塞器と思しき物体が写っていますが、
駅舎右の信号扱所に滑車はあるが、信号梃子がなく、
梃子がないのでワイヤーでも繋がれていない・・・(-"-;)

ひょっとすると、この時点で添牛内駅は既に運転扱いは停止していて、
窓口営業のみの棒線駅だった可能性もあり、何やら意味深な写真ですね?(@_@)?

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2017-11-15 (Wed)

ひっそり引退したマヤ34-2008、最終検測後にマヤ35形と連結

ひっそり引退したマヤ34-2008、最終検測後にマヤ35形と連結

JR北海道が2017年10月29日、11月3日・4日の3日間に渡りニセコエクスプレスのラストランを実施した事は既に書きました。多くのファンや沿線住民がリゾート車両との別れを惜しんだ一方で、同じ頃にひっそりと終焉を迎えた車両があります。札幌運転所に所属する事業用客車のマヤ34-2008です。同車は国鉄が1959~1981年に10両を投入した軌道検測車、マヤ34形客車のうち1978年に製造されたもので、ラジエーターを大型化し車体中央にドア...

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No title * by ET403
ついにマヤ検も世代交代ですね。
37年前、親が買ってくれた図鑑の、事業用車のページの最初に載っていたのが、このマヤ34形でした。私が覚えた最初の事業用車です。
多くの事業用車が車種ごと消えていった後も、用途も色も形も変わらずに活躍を続け、鉄路が在る限り、34形のマヤ検も不滅であるかのような錯覚すら持っていたようです。

そしてマヤ35形、事業用車のくせにコストがかかっていそうな車体断面ですねー。日本一速そうに見える客車形式です!?動力車は予定されているキハ40形よりも、261形あたりの方が絶対似合いますね。
35形を名乗る事業用車には、かつてセノハチで電車に後補機を繋ぐときの控車(連結器変換車)、オヤ35形がありましたが、あれは湘南色に塗ったダブルルーフ客車。塗色が派手ということは共通しますが、車体形状のあまりの違い(種車の製造年で言うと、86ないし87年の開き)に、同じ35形なのにとニヤリとしてしまいます。

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2017-11-11 (Sat)

29年の活躍に終止符!ニセコエクスプレスのラストラン【3】

29年の活躍に終止符!ニセコエクスプレスのラストラン【3】

引き続き函館本線蘭越~札幌間で運行された、ニセコエクスプレスのラストランについて書きましょう。昆布駅を4分遅れで出発した9224D(倶知安14:19始発・蘭越行き臨時快速)は、その後の回復運転が叶わず15:05、蘭越駅2番線に到着しました。到着前の車内放送は「まもなく終着、蘭越です。降り口は左側です」(JR北海道では依然として降車口を「お出口」と言わない車掌が多い)とだけアナウンスし、オルゴールも流されず終点に着...

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No title * by neko
運転士ですが、苗穂~(回送)~札幌~小樽~札幌~(回送)~苗穂は苗穂運転所が担当志多ようです。
その際は助役か指導かわからないですが乗ってました。

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2017-11-09 (Thu)

29年の活躍に終止符!ニセコエクスプレスのラストラン【2】

29年の活躍に終止符!ニセコエクスプレスのラストラン【2】

引き続き函館本線蘭越~札幌間で運行された、ニセコエクスプレスのラストランについて書きましょう。ニセコ駅で9222D(札幌7:57始発・蘭越行き臨時快速)を見送った後、折り返し列車の9223D(蘭越12:24始発・倶知安行き臨時快速)が入線するまで1時間以上も待つ事に。せっかくニセコ駅に来たのだからこの店で昼食を取らずにはいられない、という訳で出札窓口の隣にある「茶房ヌプリ」にお邪魔します。ここのカレーが美味しいんで...

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2017-11-05 (Sun)

29年の活躍に終止符!ニセコエクスプレスのラストラン【1】

29年の活躍に終止符!ニセコエクスプレスのラストラン【1】

アルファコンチネンタルエクスプレス、フラノエクスプレス、トマムサホロエクスプレスに次ぐ4番目のジョイフルトレインとして、JR北海道が1988年に新製したキハ183系5000番台。分割民営化後の苗穂工場において初となる新製車両は「ニセコエクスプレス」と名付けられ、新千歳空港(当時は千歳空港駅が南千歳駅に改称される前だった)とニセコを結ぶスキー列車として同年12月に華々しくデビューしました。以来、冬場の臨時特急「ニセ...

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No title * by ET403
JTといえば前面展望やハイデッカーといった、眺望を考慮した構造に仕立てるのが流行していた頃、ニセコEXPは異色の存在でした。通常床に高天井という、空間を贅沢に使った客室構造に、私はむしろ近年に至って、魅力を感じるようになっていました。ついに一度も乗ることはありませんでしたが・・・。

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2017-11-05 (Sun)

旧トップ画像 2017/8/31~2017/11/4

旧トップ画像 2017/8/31~2017/11/4

ホッケ、スケトウダラ、イカナゴ等、多くの魚介類が水揚げされる稚内港第1副港すぐ傍には日本最北端の鉄道高架が築かれている停泊中の漁船を横目に高架線を走り抜けるキハ261系も乙なもの(撮影者:叡電デナ22 日付:2017年8月26日 場所:宗谷本線南稚内~稚内間)―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――←鉄道コムのブログランキングに参加中!バナーのクリックをお願い致します。...

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