タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

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Top Page › Archive - 2017年06月
2017-06-29 (Thu)

石勝線南清水沢駅 女性委託駅長が管理する簡易委託駅

石勝線南清水沢駅 女性委託駅長が管理する簡易委託駅

空知管内は夕張市南清水沢にある、JR北海道の南清水沢駅。夕張市が計画している清水沢への「拠点複合施設」建設に伴い、早くて2019年3月の廃止が見込まれる新夕張~夕張間の石勝線夕張支線に属しています。国道452号線(夕張国道)沿いの住宅地に位置し、駅前ではAコープゆうばり南清水沢店やホーマックニコット夕張店が営業中です。南清水沢郵便局や南清水沢診療所、コープさっぽろ夕張清陵店も近く、夕張市内では比較的利便性が...

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2017-06-25 (Sun)

石勝線沼ノ沢駅 帝国ホテル出身のシェフが腕を振るう旧駅長室

石勝線沼ノ沢駅 帝国ホテル出身のシェフが腕を振るう旧駅長室

空知管内は夕張市沼ノ沢にある、JR北海道の沼ノ沢駅。夕張市が計画している清水沢への「拠点複合施設」建設に伴い、早くて2019年3月の廃止が見込まれる新夕張~夕張間の石勝線夕張支線に属しています。国道452号線(夕張国道)沿いの集落に位置し、かつては北炭夕張炭鉱、三菱大夕張炭鉱と並ぶ夕張最大級の炭鉱であった北炭真谷地(まやち)炭鉱の玄関口として栄えました。閉山から30年が経過した現在の駅前は寂寞とし、シャッター...

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2017-06-20 (Tue)

2016/5東海旅行【17】 三岐鉄道北勢線の湘南顔・200系

2016/5東海旅行【17】 三岐鉄道北勢線の湘南顔・200系

前回記事はこちら。軽便鉄道博物館をひとしきり見学し、そろそろ移動しようという頃。隣接する阿下喜駅のホームに、深緑とベージュ色のツートンカラーを纏った4両編成の電車が入線しました。行きの道中にも出くわした277Fですね。せっかくなので、博物館で静態保存されているモニ226とのツーショットを撮影します。270系が圧倒的多数の北勢線において、277Fは最古参の200系3両が組み込まれた唯一の編成です。切妻顔の270系に対し、...

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2017-06-18 (Sun)

利用促進なるか?「道みんの日・日帰り周遊パス」発売

利用促進なるか?「道みんの日・日帰り周遊パス」発売

2017年6月10日、石勝線沼ノ沢~南清水沢間にて夕張市内を駆け抜ける日高色のキハ40系350番台2017年3月、北海道庁が7月17日を「北海道みんなの日(愛称:道みんの日)」に制定しました。北海道の歴史、文化、風土の理解と関心を深め、郷土愛を育む事で、道民が一体となってより豊かな北海道を築いていく切欠にする事を目的としています。東京都が1952年10月1日から「自治記念日」を「都民の日」に改称して以来、全国に県民の日が波...

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No title * by らんちゃん
デナさん、こんばんは😄

道民の日(あえて漢字にします😁)、やっと、7/17にできるのですね。東京や周りの県の人から、都民の日、県民の日の話を聞いていたので、北海道にはないんだなーとずっと思っていたんです。

そして、この日に使える1日きっぷ、私の母が行きたいと、とても興味を示しています。
6月初めまであった周遊パスは、私と(鉄)娘で3回乗ってきています。18きっぷ買っちゃおうかなーとも思っている、今日この頃(笑)。

デナさんは17日、広島山口行きなのですね。行ったことないです~😓楽しんできて下さいね🙇

No title * by 札学鉄研OB会
>らんちゃんさん

お母様もご関心があるんですか!
お嬢さんも鉄道がお好きなのでしょうか?
ご家族で日帰り鉄道旅行というのも、さぞかし楽しいでしょうね。
7月17日は是非とも周遊パスの旅を満喫してきて下さい。

広島・山口への旅行は計画に悩みまして、取捨選択を多く重ねました。
今回の旅で訪問を諦めた場所には、また何れ足を運んでみたいと思います。
新千歳~広島間の直通便が朝にも就航していれば、時間が稼げて嬉しいんですけどね。
ちなみに飛行機の乗り継ぎ利用よりも安くて速いので、大阪経由の新幹線利用にしました。

(叡電デナ22@札幌市在住)

No title * by らんちゃん
デナさん、こんばんは😄

母は、元気で動けるうちに、一緒に行動してみたいようです。ただ数時間前、すでに「大丈夫かな~?」とちょっと弱気になってました💦
娘は、乗り鉄、音鉄です(私も似たようなものですが😁)。生まれる前から、“この子は鉄にする”と自分の中で誓っていまして(笑)、1歳時から乗せてました。高2の今、「ノロッコ号はもういいけど、カムイ乗りたい、札幌行きたい」というのが一番の本音のようです。一番良かったのは、小3時に乗った、北斗星だそう。私も同感。

山口・広島の旅、時間的に制限がかかるところもありそうなのですね。1ヶ月後、旅行記を楽しみにしています😄

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2017-06-17 (Sat)

石勝線新夕張駅 謎の貨物専用エレベーター

石勝線新夕張駅 謎の貨物専用エレベーター

空知管内は夕張市紅葉山にある、JR北海道の新夕張駅。南千歳駅を起点とする石勝線は当駅で2分岐しており、十勝管内の新得駅まで延びて根室本線に接続する本線と、清水沢・夕張方面に延びる盲腸線の夕張支線に分かれます。東には佐幌岳から襟裳岬までの南北150kmに渡って1967峰が連なり、「北海道の背骨」と称される日高山脈が控えます。石勝線、道東自動車道、国道274号線(日勝峠)は日高山脈を貫き、新夕張駅周辺に形成された紅...

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2017-06-14 (Wed)

留萌本線恵比島駅 今なお残る明日萌駅と留萠鉄道本社

留萌本線恵比島駅 今なお残る明日萌駅と留萠鉄道本社

空知管内は雨竜郡沼田町恵比島にある、JR北海道の恵比島(えびしま)駅。石狩沼田の市街地から北西へ6.3km離れた、山間部の小集落に位置します。かつては留萌炭田の一角である昭和炭鉱・浅野炭鉱の玄関口であり、延べ400人が生活していたという恵比島の町。今年3月に道新でも報じられていましたが、現在の恵比島には9世帯13人の住民が暮らすのみとなっています。しかしマイカーを持つのは2世帯しかなく、東京のコンサルタント会社...

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No title * by yrg*45
SLすずらん号に乗って3回訪れたことがあります。
今では冬の湿原号以外の運行がなくなり淋しい限りです。

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2017-06-10 (Sat)

石勝線清水沢駅で開催 「清水沢駅の思い出展 第2期」

石勝線清水沢駅で開催 「清水沢駅の思い出展 第2期」

2016年8月にJR北海道からの廃止提案を夕張市が受け入れた事により、廃止が決定した石勝線新夕張~夕張間の夕張支線。夕張市は「攻めの廃線」を標榜する鈴木直道市長の主導の下、2019年秋までに清水沢に交通結節点(ハブ)を併設した「拠点複合施設」を建設する計画を進めています。図書館や児童館なども同施設に集約される事となり、完成次第、夕張支線の廃止に踏み切る方針です。建設状況によっては早くて2019年3月の廃止となる見...

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2017-06-08 (Thu)

785系NE-1編成の解体現場とマヤ35形試験開始の通達

785系NE-1編成の解体現場とマヤ35形試験開始の通達

久々に苗穂工場へ足を運び一部リニューアルされた北海道鉄道技術館を観覧した後、せっかくの機会なので隣接する解体線の様子も見てきました。ここでは北海道新幹線の開業によって青函特急の座を下り、函館運輸所から転属した789系基本番台に置き換えられ廃車となった785系の解体が続けられています。2017年3月4日のダイヤ改正に伴い、5連7本のうち5本が除籍されたという785系。NE-2編成、NE-3編成、NE-5編成の計3本が跡形も無くな...

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No title * by man*****
不法侵入ですか ・

No title * by 札学鉄研OB会
>man****さん

断っておきますが、不法侵入ではありません!

北海道鉄道技術館は苗穂工場の構内にあり、技術館の公開日(毎月第2・第4土曜日/5月~8月には第1土曜日を加え月3回)には苗穂工場の正門~技術館の間に限り敷地内の通行が認められます。

他所のブログでも公開日を利用して解体線の様子を観察されている方々が多いですし、更には道中の検修庫にどんな車両が入場しているか(もちろん外から)眺める方も見られますね。

(叡電デナ22@札幌市在住)

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2017-06-06 (Tue)

北海道鉄道技術館の「寝台列車コーナー」ほか小変化

北海道鉄道技術館の「寝台列車コーナー」ほか小変化

2017年4月8日に一部リニューアルされた、苗穂工場構内の北海道鉄道技術館。前回記事ではニューカマーの「711系電車コーナー」を取り上げましたが、他にも展示内容に変化が生じていたので紹介していきましょう。かつてSGボイラーや逆転機などが展示されていた1階西端は、「寝台列車(北斗星・はまなす)コーナー」に生まれ変わっています。ここにはDD51形、ED79形、14系客車、24系客車の車号銘板(ナンバープレート)や製造銘板など...

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2017-06-04 (Sun)

北海道鉄道技術館に新登場の「711系電車コーナー」

北海道鉄道技術館に新登場の「711系電車コーナー」

苗穂駅の移転工事現場を眺めた後は、苗穂工場構内の北海道鉄道技術館へ。「鉄道唱歌」が流れる館内に入るのは、苗穂工場一般公開が開催された昨年9月以来。それから足を運ばなかった半年以上の間に、1階正面玄関から入って右側の展示室が様変わりしていました。JR北海道文化財団の公式HPによると2017年4月8日に一部リニューアルしたとの事。以前は転轍機や信号機、SL動輪などが置かれていた場所は、展示品を入れ換えて「711系電車...

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2017-06-03 (Sat)

函館本線苗穂駅の移転工事現場を見る

函館本線苗穂駅の移転工事現場を見る

私事ですが今月で人事異動になりまして、今までのシフト制勤務から土日祝定休の平日勤務に変わりました。とはいえ勤務地は札幌市内のままですし、年間の休日日数も変わりません。ただ、個人的には平日に休みがある方がありがたくはありますけどね。土日祝だと観光地は混雑するわ、ホテルによっては宿泊代が跳ね上がるわで旅行をする分には大変だったりします。それにローカル線の通勤通学輸送を味わえなくなるという寂しさもありま...

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No title * by らんちゃん
デナさん、こんにちは😄

ああ、苗穂のあの階段の降り口にあったテニスコートも、亡き物となったのですね。撮りに行った時、使っていた人がいました。

工事中ガチャピン、初見です・・・。

No title * by 札学鉄研OB会
>らんちゃんさん

JR北海道にもテニス部があり、研修センターのテニスコートは練習に活用されていたようですね。
私もたまに通りかかるとテニスに興じる社員の姿を見ましたが、あの光景も見られなくなってしまい寂しいものです。

ガチャピンは気になって「モノタロウ」を見たのですが、通販には出回っていないようですね。
大学時代にカエルやウサギ、タヌキ等を象った単管バリケードを初めて見た時は驚いたものですが、今ではキャラ物も増えてきていますね。
ムックのバリケードもデビューしているそうですよw

(叡電デナ22@札幌市在住)

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2017-06-01 (Thu)

石北本線安足間駅 童謡「どこかで春が」の詩人・百田宗治

石北本線安足間駅 童謡「どこかで春が」の詩人・百田宗治

上川管内は上川郡愛別町愛山にある、JR北海道の安足間(あんたろま)駅。大雪山系の一角・愛山渓温泉の玄関口である上川町東雲(とううん)に程近い、国道39号線(大雪国道)沿いの山村に位置します。この地はかの六花亭が洋菓子「童謡菓撰」のモチーフとした事で知られる、童謡「どこかで春が」を作詞した詩人・百田宗治(ももた・そうじ)氏に縁のある土地です。百田氏は大阪府出身の1893年生まれ。東京大空襲により住居を失った...

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