前回に引き続き、遠軽駅を見ていきましょう。構内は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の複合ホームで、待避線を含め2面2線の配線となっています。駅舎側の単式ホームが1番のりばで、特急オホーツクと下り普通列車(生田原・北見・網走方面)が発着します。島式ホームは2番のりば・3番のりばで、2番のりばには上り普通列車(白滝・上川・旭川方面)、3番のりばには下り普通列車の一部が発着します。待避線は1番のりばと2番のりば...
タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-
現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です
オホーツク管内は紋別郡遠軽町の市街地にある、JR北海道の遠軽(えんがる)駅。国道242号線(置戸国道)から西へ200mほど逸れた高台の上に位置し、駅舎の手前には駐車場が広がっています。かつては所属線の石北本線に加えて名寄本線が乗り入れ、遠軽機関区と北見客貨車区遠軽支区が隣接する重大な交通拠点でした。遠軽駅構内には最盛期の昭和40年代、機関区・客貨車区・保線区(現・北見保線所遠軽保線管理室)を含めて700人もの...
親会社・日本ハムが新球場構想を正式に承認し、札幌ドームからの撤退が確実となった北海道日本ハムファイターズ。先手必勝と昨年12月20日、北広島市が球団に新球場の誘致案を提出した事は当ブログでも紹介しました。誘致案には球場建設予定地の最寄に千歳線の新駅を建設する案が盛り込まれており、北広島市はJR北海道との協議に持ち込みたい構えを見せていました。なお、ファイターズが移転を決めた経緯については、下記の記事で説...
昨年秋に菅官房長官が、2020年を目途に快速エアポートの3割増発に向けた検討を進めている旨を明らかにしました。
外国人観光客の増加に配慮して2017年度から新千歳空港の日中発着枠を3割増す事に端を発しており、既に国土交通省とJR北海道の間で協議が始まっています。
確かに仰るとおり快速エアポートを1本増便するのも大変でしょう・・・現状の設備なら。
しかし、政府が千歳線札幌~新千歳空港間を重要な動脈と位置づけている状況ですから、大規模な設備改革が実施される可能性が高いものと思われます。
今後の動向次第では新球場建設も視野に入れ、列車の増便に向けた方策を立てていくのではないでしょうか。
既存駅についてもホームの延長工事を実施すれば、増便だけでなく増結での対応も可能になりますし、知恵を絞れば幾らでも策が出てくると思うのですが如何でしょうか。
道路事情についても確か、北広島市が新たな道路を整備する可能性について言及していた筈です。
(叡電デナ22@札幌市在住)
北広島新駅構想は個人的には賛成です。
新駅周辺はもともと駅があってもおかしくはない場所です(高校、住宅地、工業団地あり)。
新球場移転となれば建設する価値十分でしょう。
平時は普通列車停車のみ、イベント時は増結。できればエアポート臨時停車したいでしょう(ちょっと厳しいか)。
副作用として、札幌圏の車両はさらばクロスシート、残念ロングシート化が加速するかも知れませんね。
輸送力確保と経費節減?のためにはさっさとやっておけば良かったのかも??
増結、増発はその次の話でして。
周辺の渋滞ですが、内地からみれば北海道の道は流れが悪い道があるんだね、程度です。恐らく上野幌側の国道までぶち抜いて道路作れば問題ないでしょう。
さて、どうなりますか。
(OBいしかわ@関東支部)
やはりあのロケーションだと、駅が一向に設置されなかったのが不思議なくらいですよね。
沿線人口が増加しても駅間が長いままというのは、何だかなあ・・・とは思います。
快速エアポートは臨時停車が妥当ですかね・・・。
そういえば名鉄の中京競馬場前駅も、快速特急や急行の臨時停車が設定されていましたね。
増結は菅官房長官の表明以前にも、行政かマスコミ関係者からの要望があったように記憶しています。
後は国道274号線の渋滞の件ですけど、あれってぶっちゃけ大したものじゃないですよねw
新潟に住んでいた私の感覚では、新潟駅に近い紫竹山の道路混雑の方が(1990年代当時でも)比べ物にならないほど凄まじいですね。
県道16号線も旧国道のくせに片側1車線で、週末はジャスコや中心部に向かう渋滞で一向にクルマが進まなかったものです。
(叡電デナ22@札幌市在住)
北広島新駅とは言っても、普段は上野幌や長都クラスの利用数でしょう。
あとはイベント、試合ある日にどう捌くか
ですかね。
エアポート臨時停車でも最低2分は余分にかかるし、空港客とぶつかるとさらに遅延しそう。
北広島折り返しで臨時増発する気があるのかどうか。
むしろ新駅に折り返し設備つくれば…。
ダイヤ結構変わるから、どれも嫌がりそうですね(笑)。
そうそう、新駅設置は2000年の西留辺蘂が最後だったような。
(OBいしかわ@関東支部)
大変な亀レスで申し訳ないです。
何れにせよ政府が千歳線の輸送力増強をかける気マンマンなので、JR北海道は「イヤ」では済まされなくなっていくでしょうね。
スペースにまだ余裕がある分、札幌駅の北海道新幹線ホーム問題よりはマシなはずです。
一方で気になるのは、先週に札幌市が八紘学園の敷地を候補地に挙げた事ですね。
案の定、八紘学園側には事前に話を通しておらず、反対の姿勢を示されていますけど。
苗穂工場が候補地に挙がった時も思いましたが、札幌市は立ち退き前提の案を練る傾向があるみたいですね・・・。
市役所スポーツ部の体質がそうさせているんでしょうか?
ただ、札幌ドームから程近い立地で移転に伴う集客への影響が小さいでしょうし、今後の動向次第では北広島がフイになる可能性もあるでしょうね。
(叡電デナ22@札幌市在住)
2014年3月8日、京急本線汐入駅にて 800形に乗務する主任車掌主任車掌・主任運転士は銀線1本入り制帽を着用する赤い電車でお馴染みの関東大手私鉄・京急。泉岳寺・品川から横浜を経て三浦半島に至る路線網を有し、東京の空の玄関・羽田空港にも乗り入れています。複雑なダイヤの中で高加減速・高速運転を実施し、特に人身事故の復旧が驚異的に早いため、“赤い彗星”と仇名される事もあります。2014年3月8日、京急本線汐入駅にて閉扉...
後志管内は余市郡仁木町然別にある、JR北海道の然別(しかりべつ)駅。函館本線長万部~小樽間の通称「山線」に属しており、余市川沿いの大変ひっそりとした小さな山村に位置します。駅前には道道755号線が通っていますが交通量が極めて少なく、然別簡易郵便局がある以外は営業中のお店も見当たりません。余市川を挟んで対岸には農家が点在し、クルマの往来が比較的多い国道5号線(羊蹄国道)が通っています。国道5号線を南西に下...
後志管内は虻田郡ニセコ町の市街地にある、JR北海道のニセコ駅。函館本線長万部~小樽間の通称「山線」に属しており、かつては特急北海や急行ニセコといった優等列車の停車駅でもありました。標高1,308.2mのニセコアンヌプリがそびえ立ち、冬場は上質なパウダースノーに恵まれる道内有数のスキーリゾートであるニセコ町。隣接する倶知安町、蘭越町と共に「ニセコ観光圏」を形成しており、2000年代からオーストラリアをはじめ欧米・...
海外スキーヤーが大勢訪れるニセコ観光圏に属し、地価の上昇が続く倶知安町にある倶知安駅。前回記事では駅舎の内外を見たので、今回はホームを見ていきましょう。現在の倶知安駅構内は1面2線の島式ホームを有しており、駅舎とは跨線橋で繋がっています。しかし駅舎手前にはどう見ても、線路が撤去された単式ホームがあります。実はこれ、1986年11月の胆振線廃止に伴い、使用を停止した1番線です。国鉄時代の倶知安駅は2面3線の複...
後志管内は虻田郡倶知安町の市街地にある、JR北海道の倶知安(くっちゃん)駅。函館本線長万部~小樽間の通称「山線」に属しており、かつては特急北海や急行らいでん、急行ニセコといった優等列車の停車駅でもありました。国鉄時代は胆振線も乗り入れ、室蘭本線の伊達紋別駅まで繋がっていました。徒歩圏内には倶知安高校があり、通学に列車を利用する高校生も少なくありません。当駅は1904年10月、私鉄の北海道鉄道が歌棄(現・熱...
引き続き、網走駅を見ていきましょう。駅舎の母屋と離れ(輸送本部?)の間には広々とした空間があります。ここにはコインロッカーと臨時改札口が設けられています。臨時改札口には鉄格子のラッチが設置されています。大分錆付いており相当な期間、使用されていない事が窺えます。前回記事でも述べたとおり、現在の網走駅舎は1977年12月に建て替えられたもの。もしかしたら分割民営化以前から使われていないのかも知れません。JR北...
オホーツク管内の中心都市・網走市の市街地にある、JR北海道の網走(あばしり)駅。石北本線を所属線とし、他に釧網本線が乗り入れています。国鉄時代は湧網線の終点でもありました。特急オホーツク・快速しれとこの終着駅であり、オホーツク海の流氷や世界自然遺産・知床を目当てに多くの観光客が訪れる中継地点です。すぐ近くを網走川が流れている事から周辺には河岸段丘が形成されており、網走駅は小高い段丘の上に建っています...
オホーツク管内は斜里郡斜里町の市街地にある、JR北海道の知床斜里(しれとこしゃり)駅。2005年7月の第29回ユネスコ世界遺産委員会において、世界自然遺産に登録された知床の玄関口です。駅前にはホテルや飲食店が軒を連ね、知床半島の大自然を目当てに国内外から多くの観光客が訪れます。知床斜里駅は1925年11月、国鉄網走本線(後の釧網本線)北浜~斜里間の開業に伴い一般駅として設置されました。当初の駅名は斜里駅で、1929...
オホーツク管内は斜里郡小清水町浜小清水にある、JR北海道の浜小清水(はまこしみず)駅。ラムサール条約登録湿地の濤沸湖より東、オホーツク海沿岸の集落にあります。当駅は1925年11月、国鉄網走本線(後の釧網本線)北浜~斜里間の開業に伴い一般駅として設置されました。開業当初の駅名は(ふるとい)駅。古樋は浜小清水地区の旧地名ですが正しくは「ふれとい」と読み、アイヌ語の「フル・ツイ・イ」(丘のきれている所)が語源...
オホーツク管内は斜里郡小清水町止別にある、JR北海道の止別(やむべつ)駅。国道244号線(斜里国道)から800mほど北に逸れた、オホーツク海沿岸の静かな集落に佇んでいます。駅前には手作り鮭とばで知られるニハチ食品の加工販売場があります。止別駅は1925年11月、国鉄網走本線(後の釧網本線)北浜~斜里間の開業に伴い一般駅として設置されました。現行の駅舎は1968年11月に改築されたもので、青いトタン屋根を持つ板張りの平...
瀬越~礼受間にて ニシン漁場が広がっていた一帯を走るキハ40系3連皆様、あけましておめでとうございます。昨日、当会の秋田こまち通り会長からもご挨拶がありましたが、重ねまして今年も宜しくお願い致します。さて、2016年における道内の鉄道情勢を思い返すと、年の瀬に留萌本線留萌~増毛間の通称“増毛線”が廃止されるという重大イベントがありました。11月3日より旭川~増毛間の臨時列車が運行され、ほとんどの駅を通過し函館...
ナイター時の地下鉄のように列車を5分から7分間隔で運行できるのでしょうか。
また北広島に行く道路は慢性的に渋滞しており、球場に巨大な駐車場を造ると渋滞はさらにひどくなるでしょう。駐車場からでるだけでも相当な時間がかかりそうです。