前々回記事にも書いたとおりですが、函館本線下り2929D(長万部6:12始発・小樽行き普通列車)のキハ150系4連が、長万部駅4番線に入線したのは早朝の5:54。その10分ほど後の6:05、今度は3番線に室蘭本線下り475D(長万部6:24始発・東室蘭行き普通列車)が入線しました。この日はキハ150系100番台2両とキハ40系350番台1両により、3連を組成しておりました。編成内容は下記の通りです。←長万部 キハ150-110 + キハ150-105 + キ...
タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-
現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です
急行はまなすが引退した3月22日、長万部温泉に1泊してまで気動車普通列車3~4両編成を見に行きました。早朝5時過ぎに宿を出て人気の無い長万部駅に行くと、側線にキハ150系の4両編成が留置。ちょうど運転士が列車から降りて、始業前点検を実施しているところでした。早朝の長万部駅を出発する4連運用は、函館本線の下り2929D(長万部6:12始発・小樽行き普通列車)。基本的に途中の熱郛駅で後ろ1両が切り離され、折り返し2924D(熱...
渡島管内は二海郡八雲町にある、JR北海道函館本線の鷲ノ巣駅。2016年3月26日のダイヤ改正に伴い廃止される、道内8駅の中の一つです。八雲市街から道道1029号線を北上して花浦地区に至り、大沼国道に合流する寸前に雑木林があります。その林には未舗装の道路が1本だけ延びており、道なりに進んでいくと鷲ノ巣駅があります。見落としてしまいそうな目立たない場所で、表通りには駅がある事を示す看板も立っていません。鷲ノ巣駅は194...
JR最後の急行列車にして、道内最後の定期夜行列車である「はまなす」。今朝は白石駅で下り201列車(青森22:18始発・札幌行き)を撮影しました。朝の静けさに包まれた住宅地の駅に道内外を問わず鉄道ファンが集まり、助役さんが監視に当たる中で夜行列車の勇姿をカメラに収めました。ここ暫くで雪解けが進み、春の兆しを見せていた札幌市内は昨日に再び雪が降り積もり、冬景色へ逆戻り。引退間際の走行シーンに花を添えるかたちと...
最後の急行はまなすはホーム最前方で見送る人が殺到したのですが、立入禁止区域が設けられていた事もあって無難に最後尾で見送りました。
最後尾で車掌さんと助役さんが前方を中止する中、ホーム最前方では取締役札幌駅長が青釜のそばで最後の出発指示を出していました。
夜行列車の引退により道央圏はますます寂しくなりますが、不審物騒ぎになったカシオペアに対し、トラブル無く有終の美を飾れた事を嬉しく思います。
(叡電デナ22@札幌市在住)
懐かしいなぁ。
あらら、出演されていましたかw
思えば急行はまなすも引退して1年半が経過したんですよね。
最近ではJR西日本が117系を長距離夜行列車に転用する計画を発表しましたが、バス運転手の人手不足も相まって皮肉にもブルトレ全廃後に夜行列車が見直されつつあるという事でしょうか。
就寝時間中に目的地まで移動し、なおかつ夜行バスほどの揺れが無いのは魅力的だと思います。
(叡電デナ22@札幌市在住
渡島管内は亀田郡七飯町にある、JR北海道函館本線の大中山駅。函館近郊にある同駅は東側の住宅地、西側の工業地区に挟まれた立地です。朝ラッシュ時には函館方面へ向かう通勤客や通学客が多く利用します。鉄道省時代の1946年12月に仮乗降場として開業し、国鉄時代の1950年1月に駅へ昇格、同時に荷物扱いを開始しました。当初の配線は単線でしたが、1962年には同駅を含む函館本線桔梗~七飯間が複線化されました。国鉄末期の1984年2...
胆振管内は室蘭市崎守町にある、JR北海道室蘭本線の崎守(さきもり)駅。国鉄時代の1955年11月に仮乗降場として開業しました。この頃の室蘭本線は現在と線形が異なり、元室蘭トンネル(黄金方)よりも北側にトンネルがありました。そのトンネルから旧線は緩やかなカーブを描いて崎守埠頭の近くを経由し、当時は旅客営業を行っていたJR貨物の陣屋町駅へと延びていました。この旧線の大部分は現在、陣屋町臨港駅の貨物専用線に転用さ...
3月7日・8日の2日間に渡り、函館運輸所のDD51形2両とホキ800形全14両が陣屋町臨港駅まで甲種輸送されたとの情報を仕入れたため、今日は現地へ様子を見に行って来ました。2月16日に函館へ行った折、函館運輸所に青釜3両とホッパ車6両が留置されている様子を見ましたが、その時は甲種輸送前の準備をしていたようですね。去年の11月17日も函館運輸所のDD51形1両と、釧路運輸車両所のホキ800形全12両を受け入れている陣屋町臨港駅。公...
函館本線大中山駅にて 車掌が補助乗務に当たる朝ラッシュ時の3連運用JR北海道函館支社の車両基地であり、運転士・車掌の所属組織でもある函館運輸所(函ハコ)。同所のキハ40系は全てワンマン運転に対応しており、700番台11両、1700番台20両の計31両が在籍。江差線木古内~五稜郭間・函館本線函館~長万部間の普通列車と、快速アイリスに充当されております。函館本線函館駅にて 3両編成のうち1両は締切回送函館運輸所のキハ40系...
前回記事はこちら。函館市電のアミューズメントトラム501号車を撮影した後は、函館駅で帰宅ラッシュの様子を観察しました。ホームには函館運輸所所属のキハ40系が3本も並んでいます。北海道新幹線の開業に伴い「はこだてライナー」がデビューしたら、この光景に733系1000番台が新たに加わり、キハ40系の運用が一部置き換えられる事になります。17:02、4番線にキハ40系の3両編成が回送されてきました。この3連は江差線の上り130D(...
前回記事の続きです。函館市電の駒場車庫を敷地外より観察していると、敷地内に何やら人だかりが出来ていました。多くの人々に囲まれ停車しているのは500形501号車!これまたレアな車両に出会いました。前回もチラリと触れましたが、1987年に国鉄五稜郭車両所(五稜郭工場)で車体のみ新製した500形の更新車です。正真正銘、函館生まれのボディを有しております。オリジナルの日車標準型車体とは異なり、軽快電車を思わせる角張っ...
前回の続きです。十字街電停は元町や函館ベイエリアといった、函館市内有数の観光地に挟まれた立地。電車通りも歴史を感じさせる情緒豊かな景観です。降り立った後、まずは函館市地域交流まちづくりセンター(旧・丸井今井呉服店函館支店)の洋風3階建ての庁舎をバックに、8000形8010号車(布目いか塩辛広告ラッピング車)を撮影。この厳しい建物は1923年に鉄筋コンクリートで建造されたもので、屋上にドーム型の展望室を構えた姿...
前回記事の続きです。函館市電や函館帝産バス等の撮影をした後、函館駅に一旦戻りました。ちょうど8番線には、特急スーパー白鳥20号(函館10:21始発・新青森行き)が停車中。北海道新幹線の開業と引き換えに青函を去る789系0番台の6両編成が、大きくカーブしたホームに姿を見せております。ドア付近のロゴデザイン。北海道と青森を繋ぐ青函トンネルの位置を示しております。制御車の側面に付く「HEAT789 Hokkaido Express Advan...