前回記事はこちら。引き続き2023年9月9日、4年ぶりに開催された苗穂工場一般公開のイベント「工場ツアー」の模様を見ていきましょう。既に書いたとおり工場ツアーは午前6回・午後2回の計8枠があり、小学4年生未満は参加不可、各回先着25名の定員制を設けています。私は11:20開始の第4回ツアーに参加する事が出来ました。ツアーガイドを務めるのは、苗穂工場において車両の検査計画・改造計画を策定する「工程管理科」の助役さんで...
タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-
現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です
既に書いたとおりですがJR北海道は2023年9月9日、4年ぶりに苗穂工場の一般公開を開催しました。コロナ禍で3連連続中止となった一般公開ですが、その再開を待ちわびた人はさぞかし多かった事でしょう。正門前には工場長をはじめ科長、担当助役ら管理職9名が整列し、次々と入場する見学者を出迎えました。私は25番線に出現したキハ281-901を撮影した後、急ぎ足で部品科台車検修場前の「工場ツアー受付」に向かいました。この工場ツア...
JR北海道は2023年9月9日、苗穂工場の一般公開を開催しました。毎年秋(9月または10月)に開催してきた一般公開ですが、新型コロナウィルスの感染拡大防止につき2020年から3年連続で中止となりました。そのため今回は実に4年ぶりの開催となり、告知されるや大いに話題を呼びました。例年どおり開催時間は9:30~15:00で、構内の一部施設を間借りするJR貨物苗穂車両所も見学者を受け入れています。こう書くと「去年も一般公開をやった...
既に書いたとおりですが2023年8月31日、札幌駅直結の複合商業施設「札幌エスタ」が閉館しました。当ビルはJR北海道の子会社で、駅ビルや地下街を運営する札幌駅総合開発㈱の管理物件です。1階のバスターミナルについては2023年9月30日まで営業し、翌日より路上に分散配置した仮設乗降場に移転します。ビルの解体工事は2023年秋に開始し、2024年春には北海道新幹線延伸に向けた駅前再開発の一環として、新ビルの建設工事を開始する...
2023年8月31日に閉館した札幌駅直結の複合商業施設「札幌エスタ」。10階は開業時の「エスタ味のテラス」(コモエスタ)をルーツに持つレストラン街で、8軒のラーメン屋がシノギを削る「札幌ら~めん共和国」も広がっていました。そんな10階の片隅にはJR北海道の100%子会社、JR北海道フレッシュキヨスク㈱が運営する回転寿司屋がありました。その名も「北海道四季彩亭」。同社が道内主要駅に出店している土産屋「北海道四季彩館」...
2023年8月31日、札幌駅直結の複合商業施設「札幌エスタ」が閉館しました。当ビルはJR北海道の子会社で、駅ビルや地下街を運営する札幌駅総合開発㈱の管理物件です。1階はバスターミナルとなっており、地下鉄駅とも地下フロアで繋がっています。札幌エスタ開業時の運営会社だった札幌ターミナルビル㈱の広告札幌駅百年史編さん委員会(1980)『札幌駅百年史』p.203より引用ここで札幌エスタの大まかな歴史を辿っていきましょう。1975...
前々回はJR北海道苗穂工場の鋳物作業場について書きましたが、実は今まさに札幌交通機械㈱が苗穂工場で制輪子を作る鋳物作業員を募集しています。既に書いたとおり苗穂工場の鋳造作業は1999年4月1日に業務委託化し、札幌交通機械(通称:SKK)の従業員達が実作業に当たっています。ハローワークで公開している求人情報は以下の通りです。【職種】(準)工場内作業員(鋳物製品の製造)【雇用形態】正社員以外(準社員)※正社員登用...
石狩管内は札幌市東区北6条東13丁目にある、JR北海道の苗穂工場。ここは車両の解体を伴う全般検査・重要部検査など大掛かりな製修工事を行なう車両工場です。「製修」とは国鉄時代から使われている言葉で、「車両や同部品の解体・製作・艤装などの作業と、これらに付随する検査設備の運転操作及び器具・工具の整備」を意味します。苗穂工場における製修業務は多岐に渡りますが、中でも構内北東の「鋳物作業場」では制輪子(ブレー...
前回記事はこちら。引き続き2023年5月14日、宗谷線急行色のキハ40-1747を充当した団体臨時列車「循環快速ふらの号」の模様を取り上げましょう。この列車は旭川駅を起点に滝川、富良野を経てトライアングルを描く循環列車です。主催者は東京の旅行代理店「トラベルプランニングオフィス」、北海道の鉄道サークル「夢空間の会」の二者共同。「夢空間の会」は道内JR線で団体臨時列車の運行計画を手がけています。今回の運行区間は函館...
前回記事はこちら。引き続き2023年5月14日、宗谷線急行色のキハ40-1747を充当した団体臨時列車「循環快速ふらの号」の模様を取り上げましょう。この列車は旭川駅を起点に滝川、富良野を経てトライアングルを描く循環列車です。主催者は東京の旅行代理店「トラベルプランニングオフィス」、北海道の鉄道サークル「夢空間の会」の二者共同。「夢空間の会」は道内JR線で団体臨時列車の運行計画を手がけています。今回の運行区間は函館...
特に修学旅行の幕は滅多に見られないですよね。
道内の修学旅行で列車1本を貸し切るとしたら、大抵は特急型車両ですし。
札幌車掌所にはリゾートチームの他にも、昔は「ブルトレチーム」というものがありました。
このブルトレチームは青函トンネルの開通に向けて結成したチームで、寝台特急北斗星などの乗務に当たり様々な検討を重ねていました。
それこそ乗務範囲も当初予定では上野~札幌間の全区間に渡り、実際に道外の停車予定駅を視察した事もあったそうです。
最終的に札幌車掌区(当時名称)は青森~札幌間の受け持ちとなりました。
ただ、戦前には臨時で横浜まで乗務した事もあったというので、上野までの乗務もあながち非現実的とは言い切れませんね。
それこそ青函トンネルなど無かった時代ですから、青函連絡船に積載する車両と一緒に車掌も乗って海峡を移動していました。
2023年5月14日、宗谷線急行色の復刻塗装車であるキハ40-1747が団体臨時列車として走りました。その名も「循環快速ふらの号」。旭川駅を起点に滝川、富良野を経てトライアングルを描く循環列車です。主催者は東京の旅行代理店「トラベルプランニングオフィス」、北海道の鉄道サークル「夢空間の会」の二者共同。「夢空間の会」は道内JR線で団体臨時列車の運行計画を手がけています。今回の運行区間は函館本線旭川~滝川間、根室本線...
宗谷急行色ツアー詳細、教えてもらえてうれしいです。ありがとうございます🙇
ん?はま編ではなくて、ラベ編?私はこの前日に、上り宗谷ラベ編で帰ってきました〜😃
参加費8000円、30人くらいだったのですね😃
発車標、「旭川」(着)表示、超レアー!!
ちっぷべつラベル日本酒、新十津川金滴のとは!😮
次回も楽しみにしています😉
どうも、お久しぶりです。
はまなす編成の件は完全に打ち間違いでした。
ラベンダー編成に直しております。
ご指摘いただきありがとうございます。
旭川駅で「旭川行き」の発車標を見るのは最初で最後かも知れませんw
ちっぷべつラベルは「良い物を見せてもらったなあ」と思っています。
かれこれ11年前に撮影した路線バスのお蔵出しです。十勝バスは帯広市を拠点とし、十勝管内各方面に路線網を形成するバス会社。1953年から採用した黄色い車体塗装がトレードマークで、塗装デザインを変えつつも黄色ベースを貫いています。そんな十勝バスは1988年、前中ドアの日野ブルーリボン(型式:P-HU235BA)を6台導入。ナンバーは帯広22う・・15、帯広22う・・16、帯広22う・・44、帯広22う・・45、帯広22う・・46、帯広22う・・47が割り当...
乗降口ドアを萌黄色に塗装したキハ40系400番台。この番台区分は1996年3月16日ダイヤ改正における、札沼線石狩当別~新十津川間のピストン輸送を対象としたワンマン化に伴い登場しました。キハ40系700番台2両を種車とし、苗穂工場でエンジンの出力増強、EB装置(緊急列車停止装置)の設置といった改造を施しています。この改造工事はワンマン化の直前に実施しており、キハ40-769は1996年3月6日に落成しキハ40-401、キハ40-770は1996...
2023年4月8日、苗穂駅自由通路から苗穂工場の構内西側を眺めていると、17番線にキハ281系が留置されているのを発見しました。この17番線は北海道鉄道技術館の裏手に敷かれた線路です。折りしも当日は技術館の開館日。正門警備室で入館手続きを行ない、近くまで様子を見に行きました。北海道鉄道技術館は元々、国鉄時代に「用品倉庫」として使われていた施設です。17番線も本来は用品倉庫に資材を搬入するための線路で、荷役用のプ...
既に当ブログで取り上げたとおりですが、JR北海道は2022年9月13日~16日の4日間に渡り、旭川運転所に留置していた旧型客車4両を苗穂工場まで陸送しました。4両の内訳はオハ35系1両(オハフ33-2555)、スハ43系3両(スハフ42-2071・スハフ42-2261・オハシ47-2001)。何れも元はJR東日本高崎運転所の所属で、「SLニセコ号」の運行開始に先駆け譲渡されました。SLニセコ号は2000年4月1日に運行を開始し、これを目当てに多くの鉄道ファ...
リゾートチームという存在を、去年のラストノース中に、知りました😮
滝里トンネル、長いですよね。
富良野駅の電光板もステキ!ここの駅のフォント(丸っこい字体)があまり好きではないんですけど、でも今回のは、いい感じ。撮影に首ったけになるのも、よーくわかりますよ😉