タタールのくにびき -蝦夷前鉄道趣味日誌-

現在、札学鉄研OB会ブログから筆者投稿の記事を移転中です

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2024-02-22 (Thu)

札幌市営地下鉄東豊線で不祥事 未検査の車両を4日間運行

札幌市営地下鉄東豊線で不祥事 未検査の車両を4日間運行

東西線二十四軒~西28丁目間の沿線にあり、現在は東豊線9000形(全20編成80両)を管理している西車両基地。同基地は札幌市交通局高速電車部車両課二十四軒検修係が管轄しており、一部作業はJR北海道グループの札幌交通機械㈱車両事業本部高速電車部電車第三課が請け負っています。そんな西車両基地で前代未聞の事態が発生しました。9000形1編成が定期検査を受けないまま、2024年1月19日~22日の4日間に渡り営業運転に就いていたと...

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2024-02-15 (Thu)

札幌市営地下鉄、接近メロディ廃止へ 冬季五輪の招致活動停止につき

札幌市営地下鉄、接近メロディ廃止へ 冬季五輪の招致活動停止につき

2014年11月27日の札幌市議会。当時の札幌市長・上田文雄さんは2026年の冬季オリンピック招致に乗り出す意向を表明しました。招致活動は後継の秋元克広市長が継承し、紆余曲折あって2018年5月14日より招致目標を2030年開催に変更しています。この4年繰り下げは実のところ、2030年度末に予定していた北海道新幹線の札幌延伸を前倒しにするための方便だったそうです。しかし2021年夏の東京オリンピックにおいて数々の不祥事が発生。開...

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2024-02-01 (Thu)

JR北海道も都市型ワンマンを検討か?735系に車両側面カメラ設置

JR北海道も都市型ワンマンを検討か?735系に車両側面カメラ設置

まだ現車を見ていないのですが、735系A-102編成の車体側面に監視カメラが設置されたと話題になっています。2024年1月26日から目撃情報が相次いでおり、どうやらJR北海道は3両編成のワンマン化に向けて試験を行なうようです。2024年3月16日に控えるダイヤ改正では函館本線岩見沢~旭川間に737系を投入する予定です。現行の721系を置き換える事で2両編成化し、岩見沢~滝川間では朝・夜間の一部を除き普通列車のワンマン化を開始。滝...

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* by 〇〇
JR北海道も現場の現役の人の人手がおそらく足りてないんでしょうね。

乗務員関係も一般職の現役の人の退職などで少なく、一時的に働く総合職の人と60歳以上の国鉄採用の人を合わせ、なんとか行路を回しているのでしょうね。

今回のダイヤ改正でもエアポートの増発以外は減便やワンマン化も目立っており、おそらく乗務員の行路を減らすことも年々大きな課題となっていると思います。

そのため恐らく都市電車においても減便とワンマン化を行い、運転士と車掌行路の削減に努めるのではないかと思います。

Re: タイトルなし * by 叡電デナ22
〇〇さん

乗務関係について言うと「人手不足」は建前で、本音は「人件費を少しでも減らしたい」というところにあるような気がします。
同じ道内では札幌市営地下鉄が3路線をワンマン化しましたが、これも別に乗務員不足という訳ではなく、まさに合理化の一環でした。
JR北海道が1990年代に推し進めたワンマン化も人件費の削減を図った施策ですね。

むしろ人手不足が深刻なのは保線関係でしょう。
JR北海道の工務系統は転勤が多く、保線管理室によっては僻地での生活を余儀なくされます。
しかも日常業務は軌道検査、(比較的簡易な)補修作業、工事計画、請負業者との打ち合わせ、果ては深夜から翌朝にかけての外注工事立会いと目まぐるしく、こうした負担の大きさから若い保線社員の離職が相次いでいるのです。

2020年8月31日には室蘭保線所の若手社員が、早朝に外注工事の立会いを終えて社用車で自所に戻る途中、対向車と正面衝突して亡くなるという悲しい事故もありました。
この事故がきっかけで保線社員の負担を減らそうという動きも起きているそうですが、それでも人材の流出に歯止めが効かない状況です。

一方、乗務関係は事あるごとに業務の縮減を重ねてきていますので、さすがに保線ほどの人手不足が深刻という訳ではないと思います。
むしろ車掌については現状でも「人手余り」の状況なのではないでしょうか?

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2024-01-28 (Sun)

南郷18丁目駅から徒歩8分 「拉麺いそじ」が2024年2月に閉店

南郷18丁目駅から徒歩8分 「拉麺いそじ」が2024年2月に閉店

2024年1月25日に悲しい報せがありました。毎月1回は必ず通っている「拉麺いそじ」が閉店するというのです。同店は夫婦二人三脚で18年以上に渡り営業してきたラーメン屋。聞けばご主人が脱サラして「けやき」などの名店で修行を積み、2005年11月に独立開業したのだといいます。お店の住所は札幌市豊平区月寒東5条18丁目8-16。白石区との区境でもある東北通に接しており、最寄駅は札幌市営地下鉄東西線の南郷18丁目駅です。コープさ...

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2024-01-23 (Tue)

最後の苗穂工場製「デゴイチ」 北海道鉄道百年記念ミニSL

最後の苗穂工場製「デゴイチ」 北海道鉄道百年記念ミニSL

先日は国鉄時代の苗穂工場で機関車検修に携わった「機関車職場」と「製罐職場」について書きました。機関車職場は各種機関車の解体・艤装・車体修繕などを担当し、製罐職場はSLの心臓であるボイラーの修繕・製作や台枠の溶接加工などを担当しました。動力近代化計画によってDL・ELの量産が進むと、これら現業部門も業務内容を大きく変えていきました。1975年10月3日、滝川機関区所属のD51形603号機が中間検査を終えて「国鉄最後の...

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2024-01-21 (Sun)

苗穂工場製罐職場 機関車ボイラーの守り手と山男の会「ガマクラブ」

苗穂工場製罐職場 機関車ボイラーの守り手と山男の会「ガマクラブ」

石狩管内は札幌市東区北6条東13丁目にある、JR北海道の苗穂工場。ここは車両の解体を伴う全般検査・重要部検査など大掛かりな製修工事を行なう車両工場です。「製修」とは国鉄時代から使われている言葉で、「車両や同部品の解体・製作・艤装などの作業と、これらに付随する検査設備の運転操作及び器具・工具の整備」を意味します。先日は国鉄時代、各種機関車の解体・艤装・車体修繕などを担当した「機関車職場」という現業部門に...

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2024-01-17 (Wed)

苗穂工場に出現した桑園自動車学校の教習車

苗穂工場に出現した桑園自動車学校の教習車

国鉄時代の苗穂工場製罐職場について記事を書くと宣言していましたが、多忙につき筆が進まないため小ネタでお茶を濁します。2024年1月13日、資料用の写真を取るべく「ライジング苗穂」の駐車場から苗穂工場を眺めていました。苗穂工場は基本的に平日出勤(夜勤・宿直なし)で、年に10回ほどの土曜出勤を設定しているのですが、どうやらこの日は新年初の土曜出勤だったようです。構内東端には従業員のマイカーが駐車され、普段どお...

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2024-01-14 (Sun)

大導寺境内にある苗穂工場の「製罐職場殉職病没者碑」

大導寺境内にある苗穂工場の「製罐職場殉職病没者碑」

石狩管内は札幌市東区苗穂町2丁目2-3にある、浄土真宗大谷派の大導寺(だいどうじ)。苗穂駅南口から平和通、苗穂・丘珠通りを経由し、東へ徒歩14分の立地です。寺の付近にはJR北海道の苗穂運転所と苗穂工場、北海道を代表する醤油・味噌メーカーの福山醸造㈱本社があります。札幌市教育委員会文化資料室が編纂した書籍『さっぽろ文庫39 札幌の寺社』(1986)によると、大導寺のルーツは北海道寺務出張所が免囚保護事業の一環として...

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こんにちは。 * by 闘将ボーイ
私も構内で買車の入れ換え作業をしていたので
殉職者の話をよく聞かされました。
ですから今回は感慨深く読ませていただきました。
句碑等は無かったとは思いますが、工場や
検査区、機関区があったので過去にさかのぼれば
それなりの数が挙げられたかと思われます。
私も二度、後一秒遅ければ死んでいたかもしれない
と言う場面に遭遇しました。
色々とありまして、JRには残らなかったのですが
今生きていられる事に感謝したいです。
本日は私事ばかりですみません。

Re: こんにちは。 * by 叡電デナ22
闘将ボーイさん

どうも、こんばんは。

国鉄時代は入換作業での労災が多かったそうですね。
操車掛や車掌がステップから落ちてしまい、打ち所が悪く殉職するケースもあったという話はよく聞きます。
闘将ボーイさんも大変緊張されたものと拝察いたします。

札幌車掌区では恵庭駅構内で入換作業をしていた車掌が滑落し、運悪く車輪に轢かれて両足を切断する事故もありました。
一命を取り留めたのが不幸中の幸いで、その方は義足を付けて職場に復帰し、庶務掛に転じて定年まで勤め上げたそうです。

苗穂工場ですと輸送職場での入換作業はもちろん、各職場でも機械に挟まれたり、屋根回りの検修中に転落したり・・・といった事故があっただろうと思います。
工場関係で特に多かったのは、腕を切断する、或いは潰すという労災だったそうですね。
鉄道の歴史には数々の尊い命が犠牲になった一面もあるという事を心に刻みたいものです。

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2024-01-10 (Wed)

2023/9/9苗穂工場一般公開 機関車検修場の展示風景

2023/9/9苗穂工場一般公開 機関車検修場の展示風景

年末年始は3回に分けてJR北海道苗穂工場構内の「機関車検修場」に関する記事を書きました。この建物は苗穂工場の象徴と言っても過言ではない赤レンガの勇壮な建屋です。分割民営化後はJR貨物苗穂車両所が借用し、主にディーゼル機関車の解体・艤装・車体修繕・塗装・台車検修を行なっています。館内北側にはJR貨物の検修事務室も入っています。2023年9月9日、コロナ禍以降としては実に4年ぶりとなる一般公開が開催されました。例年...

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2024-01-08 (Mon)

苗穂工場機関車職場[2] 戦後輸送を支えたボイラー交換と動力近代化

苗穂工場機関車職場[2] 戦後輸送を支えたボイラー交換と動力近代化

前回記事はこちら。引き続き国鉄苗穂工場が抱えた現業部門「機関車職場」の歴史を取り上げましょう。既に解説したとおりですが国鉄時代の鉄道工場は現業機関ではなく、鉄道管理局や地方資材部などと同じ「地方機関」(地方において国鉄の業務を分掌している機関であって国鉄の従たる事務所をなすもの)に分類されていました。故に組織体制は非現業の「本場」と現業の「職場」による二層構造となっていたのです。そして機関車職場は...

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2024-01-06 (Sat)

苗穂工場機関車職場[1] デゴイチ新製、特別改造、樺太派遣・・・激動の戦中

苗穂工場機関車職場[1] デゴイチ新製、特別改造、樺太派遣・・・激動の戦中

石狩管内は札幌市東区北6条東13丁目にある、JR北海道の苗穂工場。ここは車両の解体を伴う全般検査・重要部検査など大掛かりな製修工事を行なう車両工場です。「製修」とは国鉄時代から使われている言葉で、「車両や同部品の解体・製作・艤装などの作業と、これらに付随する検査設備の運転操作及び器具・工具の整備」を意味します。大晦日の記事では苗穂工場に同居するJR貨物苗穂車両所について書きましたが、同車両所がJR北海道か...

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2023-12-31 (Sun)

苗穂工場の一部施設を借用 JR貨物「苗穂車両所」について

苗穂工場の一部施設を借用 JR貨物「苗穂車両所」について

石狩管内は札幌市東区北6条東13丁目にある、JR北海道の苗穂工場。ここは車両の解体を伴う全般検査・重要部検査など大掛かりな製修工事を行なう車両工場です。「製修」とは国鉄時代から使われている言葉で、「車両や同部品の解体・製作・艤装などの作業と、これらに付随する検査設備の運転操作及び器具・工具の整備」を意味します。苗穂工場ではJR北海道のプロパー社員約300名(事務・技術管理・検修)、パートナーである札幌交通機...

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2023-12-29 (Fri)

【苗穂工場24・25番線】キハ281-901とC62-3の顔合わせ

【苗穂工場24・25番線】キハ281-901とC62-3の顔合わせ

前回記事ではJR北海道苗穂工場の25番線に上屋が新設され、その屋根下にキハ281-901が納まった事について書きました。キハ281-901は2022年10月の引退後、苗穂工場構内に留置され続けていたのですが、ようやく静態保存車両として常設展示される運びとなりました。近いうちに解説板の類も設置されるでしょう。上屋に納まる前の2023年12月9日、私は鉄道技術館の開館に伴い入場手続きを取って苗穂工場に入りました。D51形1237号機とキハ...

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* by O
いつか苗穂工場の前の極東開発の建物にあった、鉄道学園工作一科、二科について解説してほしいです。苗穂工場の現場を現在も支え続ける天下の工作一科、二科についてたくさんの人に知って欲しいです。

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2023-12-28 (Thu)

苗穂工場25番線に上屋新設 キハ281-901の展示場と化す

苗穂工場25番線に上屋新設 キハ281-901の展示場と化す

2023年12月23日は鉄道技術館の開館日だったので、JR北海道苗穂工場の一部エリアに入る事が出来ました。例によって正門警備室で入場手続きを取り、構内へと足を踏み入れます。すると正門前の25番線にキハ281系の先頭車が停まっていました。車号は「キハ281-901」。同系列の試作車で1992年1月に製造されました。キハ281系はJR北海道初の振り子式車両として、1994年3月1日のダイヤ改正に伴いデビューしました。函館~札幌間の高速化事...

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2023-10-17 (Tue)

当務駅長の「足跡」 日高本線勇払駅に残る「タシカニ」ブロック

当務駅長の「足跡」 日高本線勇払駅に残る「タシカニ」ブロック

2023年10月15日、私は札学鉄研OB会の大先輩・OBいしかわさんと共に勇払(ゆうふつ)駅を訪れました。この日は元々、苫小牧市内の白鳥アリーナでアイスホッケーの試合(レッドイーグルス北海道  VS  H.C.栃木日光アイスバックス)を観るべく連帯したのですが、「時間もあるし勇払駅に行ってみるか」という話になったのです。私は6年ぶりの再訪で、OBいしかわさんは初訪問との事でした。勇払は苫小牧市内東部の閑静なベッ...

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